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オタトーーーク!!【不朽の名作!SLAM DUNK】

「時代を超えていくマンガを1つだけ選んで」

もしそんな質問をされたら、私の答えは「SLAM DUNKです」。

マンガは多分、2,000冊くらい持っている。でも球技を題材にしたマンガはこれだけだ。スポーツよりも格闘技やバトルものが好き。そんな私でもSLAM DUNKは別格のマンガに位置している。

SLAM DUNKは1990年~1996年に連載された。今から20年以上前だ。しかしこの作品は色褪せない。この先もそうだろう。まさに時代を超えていくマンガ作品だ。

試合はどれも名勝負だが、作品のラストマッチにして、個人的にも一番好きな山王工業戦を振り返りたい。湘北高校のメンバー5人の名シーン・名言を熱く書き連ねていく。

宮城リョータ


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スピードなら…No.1ガードはこの宮城リョータ―――だぴょん


山王工業戦において、宮城は5人の中で見せ場としては一番地味だった。だが攻撃の起点となるポイントガードとして、縁の下の力持ちとして活躍。また、花道とのアリウープによる先制得点を獲得した。

普段はお茶らけてる彼も試合になると別人。低い身長というハンデをスピードと技術で埋めていく。そのギャップがいい!アヤコさんとはどうなったんだろうか。片想いが成就してるといいな。


三井寿


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オレは もう あの6番を止められねぇ
走ることも… 抜くことも…
何もできねえ…
オレからスリーポイントを取ったら もう何も残らねえ…!!


山王が仕掛けてきたゾーンプレスにより20点もの差をつけられた湘北。それを盛り返したのが三井のスリーポイントだった。試合終了直前にはファウルをもらいながらもスリーポイントを入れるという4点プレイ。上の名言は極限状態の三井の振り絞った想いで、胸が熱くなる。

三井は天才として高校デビューした。怪我で挫折し不良に。紆余曲折を経てバスケにカムバックした。「安西先生 バスケがしたいです…」はあまりにも有名だが、山王戦ではゴリとの連携が見どころ。高校最後の試合で初めて、いがみあってた過去を清算した。


赤木剛憲


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おそらく現段階でオレは河田に負ける
でも
湘北は負けんぞ―――


画像の名シーンは泣いた。ゴリは個人として実力を持ちながらも、チームメイトに恵まれずメガネ君と2人で孤軍奮闘してきた。主将として弱みを見せることはなかった彼。そんなゴリが過去の辛さと仲間の頼もしさに涙を見せるシーンだ。

河田を意識しすぎるあまり、周りが見えなくなりチーム崩壊寸前。そんなゴリを救ったのは宿敵・魚住。「引き立て役として体を張れ」のメッセージで自分を取り戻す。そしてやはり花道とのタッグは最高だ!


流川楓


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北沢———
北沢?
沢北じゃねーか… どあほう!!


山王戦後半の見せ場の一つが流川 vs 沢北。スーパールーキーとスーパーエースのワンオンワン。負け知らずの流川だったが、沢北から圧倒的な戦力差を見せつけられる。脳裏に浮かぶ仙道のセリフ。それが上の名言に繋がるのだが、笑ってしまった。

だが仙道の言葉から反撃開始!超がつくほど負けず嫌いの流川がパスを回し、布石を打つ。攻撃手段を増やした流川は沢北と対等に渡り合えるように。試合のラストでは犬猿の仲である花道とお互いにパスを出し…。読者は「ここで、やっと…!」と誰もが思ったであろう。


桜木花道


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まさかの選手生命の危機。激痛で立ってるのもやっとの花道が覚悟を決めたシーン。「もうバスケはできないってこと?」から「オレは今なんだよ!!」のセリフに「花道ーーー!!」となったのは私だけじゃないだろう。

花道は山王戦でのキーマンだ。オフェンスリバウンド、才能の開花、ガッツあるプレー。また花道にとっても山王戦がバスケ経験の集大成となった。ゴリからも「湘北に必要な男になった」と認められている。

そして有名な次のシーン。


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山王戦のラスト1分にはセリフも音もない。画力のみで臨場感ある試合を表現している(井上先生、とんでもねーな)。その中での唯一のセリフ。多くの読者に強烈なインパクトを与えた。

ラスト1秒で花道のシュートが決まり決着!

SLAM DUNKだけに決着のシュートは豪快なダンクと思いきや、普通のジャンプシュートというのもいい。花道が2万本もの練習をしたのを読者は知っているからだ。「左手はそえるだけ…」はその練習を花道が思い出していたから出たセリフなのだ。

そして流川とのハイタッチ。感動で言葉にならなかった。


あとがき


SLAM DUNKを山王戦にフォーカスした記事、如何だったでしょうか。

最近、この作品で衝撃的な告知がありました。

2022年秋に映画化!!

というか、もうこれ、山王戦しかないでしょう。

1年後が楽しみです!

また違う記事でお会いしましょう。


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