本当にストレスを抱く価値があるか

私の周りには優しすぎる方がたくさんいて、なぜこの人がこんなに苦しまないといけないのか…と思うことがたくさんあります。
そんな方々が社会にはたくさんいると思うので、私自身が意識していることを少し紹介したいと思います。

これだけストレス社会と言われている現代で、ストレスの原因を消すことは不可能でしょう。
しかし、自分でコントロールすることはできるのです。

みなさんは「なぜ私の言うことをわかってくれないのか」といった感情を抱いたことはありませんか?

今回はこういった、自分のことを尊重してくれない人間に対する思考について紹介します。

もしもあなたの主張を全く聞かず、その人の価値観を押し付けられるような場面があったとします。
ここであなたが、「どうにかして私の主張を聞いてもらいたい」と考えたとします。
この思考を持つあなたは、とても優しい方なのです。
自分のエネルギーを消費して、他人を変えようと努力しているからです。
他人に期待をしているのです。

私も以前はそのような思考を持っていました。
しかし、もしも今の私が同じような場面に遭遇した場合、私はその人に対して自分の主張をプレゼンしようとは思いません。
プレゼンするだけのエネルギーを費やすことがもったいないと考えるためです。
そして、「この人には何を言っても変わらない」と判断し、その人に対して、全く期待をしないのです。
可能であれば、その人と一緒に何かをするという機会を減らすでしょう。

こうした思考を持つようになったのは、自分の精神状態が良くない時期を経験してからです。

こうした思考は、非常に冷たく感じると思います。
しかし、精神衛生上は必要な思考だと私は考えます。
気を遣える方、優しい方ばかりが精神をすり減らし、横暴な人間、傲慢な人間の思うままに社会が動いてしまう。
こうした現状が続いてはいけないのです。

私がフリーランスを選択した理由にもつながる部分がありますが、自分にとって期待するまでもない人間と、期待を込めてエネルギーを注ぎたい人間を区別することは必要だと考えます。
もちろん、期待するまでもない人間のことは尊重しないとか、見下す、というわけではありません。
自分との相性が良くないだけなのです。

全ての人間と相性の良い人間なんて存在しないと思います。
あなたはあなたにとって大切な人と、自分自身のためにエネルギーを注げば良いのです。

偏った思考かもしれません。
しかし、この記事を読んで少しでも気持ちが救われる方がいることを願っています。

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