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転職活動を何となくでスタートさせてはダメな話を聞いて欲しい

転職活動を何となくで始めないでください。確実に、良い会社との出会いを取りこぼします。せめて半月でも良いので下準備に時間を使って欲しいです。こんな事を言うのはなぜか?

それは私が多くの失敗を重ねたから。自分が経験した失敗が誰かの役に立ったら、無駄にならないじゃないですか。現在、採用関係も職務のひとつとなりまして、あの頃と異なる視点で面接の場にいます。だからこそ、自分の失敗談を聞いてもらい、誰かに役立てて欲しいと感じました。


良い企業との出会いは突然やってくる

ざっくりと作成した職務経歴書や履歴書を登録しても、転職活動は行えます。エージェントにも登録できます。転職するぞ!と意気込んだ時って慌てがちになったりしませんか?

そして、残念なことに完璧な書類で無くとも、受け入れて面接につながるケースもあり、甘んじてそのまま活動を続けてしまいました。でも、冷静に考えてそんな力不足の非力な書類でライバルに勝てると思いますか?

不採用者のプロフィールを再度見る事はほぼ無い

一度お断りされてしまったら、再応募しても縁がない事の方が多いです。突貫工事的に書いた書類は一目で分かります。内容が薄っぺらくその人となりが見えません。沢山の応募の中から、そんな書類を提出してしまう人を採用したいとも思いません。経歴は良くても人間性を疑ってしまいますし、学のない人と捉えられてしまう事でしょう。初めてその書類と出会った時に、何か心へ残るものが職務経歴書や履歴書に盛り込まれていると一度会ってみたいと感じます。次々と送られてくる書類に目を通すだけでも大変なのに、その間止まっている通常業務もあり、書類選考はサクサクと進めたいのが本音です。そのため過去にチェックした書類が再度出てきても、多少のアップデート程度はスキップしてしまいますね。

自分と採用担当者の視点は違う

自分で思っているマイナスポイントは、採用担当者の目から見て必ずしもそうとは限らないものです。たとえば、専門知識を広く浅く持ち合わせている人より、深い知見のある方の方が強くて前者は負けてしまいそうですよね。しかし、自分で思っているマイナスポイントが採用担当者の目から見て必ずしもそうとは限りません。

1多様な視点

採用担当者は多くの応募者を見ているため、異なる視点を持っています。自分が短所だと感じている点が、実は他の応募者と比較して特に目立つものではないかもしれません。

2役職による違い

特定の短所がすべてのポジションにおいて短所と見なされるわけではありません。例えば、慎重すぎる性格はクリエイティブな職種では短所かもしれませんが、細かい作業が求められる職種ではむしろ長所とされることもあります。

3成長のポテンシャル

多くの採用担当者は、応募者が自己認識を持ち、自分の短所を克服しようと努力していることを評価します。自己改善の意欲を持っている人は、長期的に見て有望とされることがあります。

いかがでしょう、まずは丁寧に書類を整えてご自身の強みをしっかりと伝える事が出来ると良いと思いませんか?

採用担当者は、応募者全体を見て判断します。短所があっても、それを上回る長所があれば、総合的にプラス評価となることがあります。

自分が思っている短所が必ずしも採用担当者にとってマイナスになるわけではありません。自己評価に加えて、他者からのフィードバックを取り入れることで、より客観的な視点を持つことができます。

慌てず自分の経歴や得意とする事を棚卸して、貴方を本当に必要としてくれる企業と出会い、チャンスをモノにして下さい。

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