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第154話「協力要請」

スマホが振動し、目を覚ますと降車駅に着いていた。

「スンマセン!」と叫んで、慌ててホームに降りる。
ふぅー、あぶなーと息が漏れた。

ジーパンのポケットに手をつっこみ、マナーモードのスマホを抜き出すと、画面には『原田エミリ』の表示。
同じ大学のテニスサークルに所属する後輩の名前だ。

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2023年以降に投稿した意味怖を載せるマガジンです。 何話まで書けるか分からないので、基本的には購入しないでください。 応援としてのご購入なら助かります。

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