本屋さんでチューリップを販売しました（高崎市・REBEL BOOKS）

2023年3月14日 16:59

3月11日(土)、花屋 melliy storeとして初めて出店させていただきました。会場は、群馬県高崎市の新刊書店・REBEL BOOKS（@rebelbooksjp）さん。

http://rebelbooks.jp/event/20230311tulip/

高崎に限らず、群馬県内に知り合いもいない中での出店だったため、イベント当日までどんな人に来ていただけるか全く読めていませんでした。自分のSNSでは届く範囲はごくわずかなので、ほとんどREBEL BOOKSさんの告知頼み（本当に頭が上がりません…）。

本を買いに来店されるお客さんをメインに考え「この量だったらなんとか売り切れそう」「もし余っても無駄にせずに済む」という計画のもと、当日は250本のチューリップを用意しました。

イベント当日の状況

イベント当日、蓋を開けてみるとオープンと同時にお客さんが来店。きっかけは、REBEL BOOKSさんの告知を見ていただいたり、偶然通りがかったりなど様々。お世話になっている先輩や、自分の告知を見て来てくださった方もいてすごく嬉しかったです。

開始から2時間ほどはお客さんが途絶えることがなくバタバタでした。当初の予定では、注文を受けてお話しながら花束を作り、お会計するという想定でしたが、オペレーションが上手く回らず。設営を手伝ってもらった母に、営業中も終始ラッピング対応をしてもらいました。

バケツの中のチューリップがみるみるうちに減っていき、このペースだと足りなくなりそうだったため、追加のチューリップを用意することに。急いで新潟の農園からチューリップを運んでいただきました。

終了1時間前ほどからペースダウンしたため、結果的に少し余ってしまいましたが、合計で約400本。当初の予定よりも多く販売することができました。

イベントを通して嬉しかったこと

自分たちが作った花を通してコミュニケーションが生まれた

出店を通して、実家の農園やチューリップのことについてお話しできてすごく楽しかったです。市場に出荷したり、オンラインで販売したりするだけでは実現できない機会でした。

お客さんと話していると、普段から花が好きでよく飾っていたり、初めてチューリップを飾るという方もいたりと様々。いろんな方に自分たちの作った花の魅力を伝えられて良かったなあと思いました。

市場に出荷することのできない花の可能性を示せた

今回のイベントでは、規格外であったり花が咲き始めて出荷ができないチューリップを「ワケあり品」として取り扱いました。当初は花瓶やハンドメイドをご購入いただいた方にプレゼントしていたのですが、思った以上に「いま咲いている花が欲しい」という声が多いことに気づきました。その理由としては、プレゼント用や、明日のイベントで使いたかったから、など。

生産者側※ からすると「既に咲いている花は（長く楽しめないので）売り物にならない」という考えなので、基本的には自宅用あるいは近所の方にお裾分けして消費していました。本来であれば商品にならない花の活用法を探り、喜んでもらえたのはありがたい体験でした。ずっと生産者側にいると見えにくい価値観だったと感じました。