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スピード感を落とすことの重要性

こんにちは
りょうすけです。写真や動画で仕事を創ることをサポートしたり、マーケティング系のサラリーマンをしたり、壊滅的に下手な絵の練習をしたりしております。

今日はですね、スピードが重要とされる、現代のビジネス社会の中で、「スピード感を落とすことの重要性」について考えてみたいと思います。
「スピード感」は、自分が1番重要視している要素で、間違うことなく、遂行することよりも重要に捉えている要素でもあったりします。

実は最近「スピード感を落とすこと」を言われています。
こんな年齢にもなって、ビジネス能力の話ではなく、スタンスに関することとかいろいろ言われている状況でなんかイマイチだなーと思ったりしているところです。
ただ正直なところどこか腑に落ちないところがあったので、少し真剣に向き合って考えてみたので、その内容をシェアしたいなと思っております。

スピード感を落とすことを考えるに至ったきっかけ

まず、この「スピード感を落とすことの重要性」について疑問に思う方がいらっしゃるかもしれません。
そして僕がそのことを求められている時に、言われてきた理由についても、ここは申し訳ないなと思いながらも、正直疑問の塊だったなと思ったりしています。

そもそも、ビジネスは早さが求められているし、この変化スピードがえげつない状況で、ビジネスをうまく運ぶことが難しい状況の中で、このスピード感を落とすということはどう考えても良いことではないと思うのは普通ことかなと思ったりしています。

そして僕が言われたスピード感を落とさないといけない理由はなんなのかというと、
「自分と同じように周りが動けると思わないように」
とか
「周りは思っている以上に弱い」
とか、こんなところが挙げられたりしました。

ここ皆さんどう思いますか?

スピード感を落とすことを肯定するには

どう考えれば、この理由を肯定的に考えられるのか…ということをすごく考えました。
組織に属している環境であれば、周りに合わせることが重要だから、スピードを落とさないといけないのか
自分がトップにいる時でないと、トップスピードで働いてはいけないのか

働く環境によって、身に振り方はきっちり考えるべきだということは理解しているのですが、スピード感を落とすということは、わかるようなでもやるべきではないという意思が強かったように思います。

そしてこのことについて、考えても考えてもわからなかったので、いろいろと調べてみました。
本当はリアルな経営者の方々に聞いてみたいと思ったのですが、すぐに実現できなかったこと、そしてその会う時間を待っているのももったいないと思ってしまって、あれこれ先手を打って考えるようにしてみました。

スピード感を落とすことで得られること

そこで出てきた内容をまずはシェアしたいと思います。
4つほどあるので、まずはそのままお伝えしますね。

一つ目は、品質
品質とスピードはトレードオフの関係にあるという理屈。

スピードを上げるとエラーや欠陥の可能性が高まる。
この結果、修正に時間とコストがかかるという内容ですね。

二つ目は、戦略的な思考が得られるという理屈
スピードを上げて対応していると、四六時中自転車操業で、ずーと火消しに走るみたいなことになる。スピードを落とすことで、ビジョンや戦略を見つめ直す時間を確保できますという理屈。

三つ目は、チームの健康とウェルビーイングが得られるという理屈
過度のスピードはストレスと疲労を引き起こし、結果としてパフォーマンスが低下する。スピード感を落とすことは、リフレッシュと再びエネルギーを与え、全体の生産性を向上させる。

四つ目は、新たなアイデアを生み出すための、深く考える時間と空間が得られるという理屈。スピードが全てだと、深い思考の時間が削られ、長期的な革新性が失われる可能性がある。

ここまで聞いていただき、どのような感想を持たれますでしょうか?

調べてみて自分でおもったこと

個人的には実はどれも腹落ちするほどの賛同はなかったりしています。
どれも一つの可能性であり、絶対条件ではないからですね。
この辺りは、「人は他人の考えなんてわからない」っていう前提があるにも関わらず、一般論に人を当てはめる傾向にあるので、僕みたいな変なやつは理解できないということに行き着くんだと思います。

ちょっと例え話で考えてみたいと思います。

これが戦の中での話だったとした場合、そんなことをいってられますか?
そして「スパイが国家を崩壊させる時のマニュアル」というものの中に、「慎重に時間を使わせろ」というものがあるのをご存知ですか?

「戦」みたいな極論出してくるなよって意見もありそうですが、ビジネスは戦と同様だと思います。
シェアの奪い合いは人地の奪い合いと同等でしょうし、勝ち負けがある以上戦同等に考える必要はあると思います。
殺す殺さないみたいな話は当然ながら違うと思いますけどね。

組織で所属する以上…っていう理由についても、戦でどこかの軍に属していて、戦に勝っていかないといけない時に、周りのペースに合わせてスピード感を落とすなんていう選択肢って本津にあるのかなとすごく疑問に思います。

行き着いた結論

そんなこんなであれこれ考えて考えて、行き着いた結果なのですが、重要なのは
「結論このスピード感の正体をちゃんと理解する」
ということなんですよね。

どういうことかというと、「スピード感」という言葉に認識のずれがあるのかなといういうふうに思うとスッと腑に落ちました。
要は「どのスピード感のこと言ってんの?」ってことですね。

ただ話している最中では、物事の考えることについても同意で進んでいたので、みている点は違っていないんだと思うんですけど、この「スピード感」ということを丁寧にみていくことで、正しい姿になっていくのかなと感じました。
正しい姿ということも難しいのですが、変にどんどんストレスに感じることなく、前向きに考えていけるということですね。

でこの結論はなんなのかというと、「結論の要求するスピード」を遅らせるということだと思います。

不完全でもいいから、どんどん新しいことを仕掛けて、検証して、っていうことはスピード感高く進めていかないといけないけど、
「結果を出せ」というようなスピード感の求め方は、求めたいけど、我慢しないといけないんだろうという結論に行きつきました。
当然ながら結果を出せればいうことないんですけどね。

僕の仕事の仕方は、結果を求めていることは特にないんですけど、自分自身にむけているものが結果にこだわっていることだったりするので、それが結果を求めるスピード感ということに繋がってしまっているのかなと感じました。

中途半端に進めていたり、嘘の報告をされたりした時には
思いっきり突いてしまうこともあったりするので、こう言ったところが特に誤解に繋がっているのかなと思ったりしております。

すごく長々考えてみて、調べてみてってことをしたけど、行き着いた答えはこんな感じでした。
スピード感ということに関して皆さんはどのようにお考えですか?

山本五十六の言葉

さて話も締めていこうかと思いますが、こんな言葉ご存知ですか?

やってみせ、言って聞かせて、させてみせ、ほめてやらねば、人は動かじ。
話し合い、耳を傾け、承認し、任せてやらねば、人は育たず。
やっている、姿を感謝で見守って、信頼せねば、人は実らず。

山本五十六という方の言葉です。

この方は軍の指揮官で、よく知る「真珠湾攻撃」を提案された方ですね。これだけ聞くといろいろ評価がわからなくなってくるのですが、リーダーとしてのあり方はこの言葉に全て凝縮されていると思います。

「自分でやったら早い」ということは全てそうなのですが、とにかく
人にさせてみて、褒める、そして成長してもらう
こういう過程を踏むことで、自分以外に稼働できる人材が増え、結果的に全体の成果発揮のスピードが向上すると思われます。

ストレスとか健康とかそう言ったことが目的ではなく、
「君の成長を先に行って待っている」
こんな感じのメッセージが必要なのかなと思ってますという話でした。

話は以上です!
僕がいるKB picmo STUDIOでは、写真撮影・動画制作をしつつ、写真動画を使った仕事のサポートをさせていただいております。もし何かご検討の際ご相談いただけましたら、嬉しい限りです!

ではまた次回お会いいたしましょう!
ばいばい!


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