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「勉強しなさい」は子どものやる気をそぐ悪魔の言葉!

突然ですが、「勉強しなさい」と言わずに成績を上げる方法を知りたくはありませんか。勉強が苦手な子どもや、一度勉強嫌いになってしまった子どもにやる気を取り戻し、勉強がしたくなる方法とはなにか?

「勉強しなさい」は言ってはいけない
以前、子ども向けEQに関する事業を展開している際、子どもが何をきっかけに勉強を好きになるか調べたことがあります。結果は、知的好奇心が刺激される勉強は好きになるというものでした。運動神経の良い子どもに体育嫌いは少ないし、昆虫採集が理科好きに結びついたり、読書が国語好きに結びつくといえばわかりやすいと思います。

ダラけている子どもを見ると、ついお母さんは言ってしまいます。「勉強しなさい」。この言葉を言ってしまうお母さんの気持ち、とてもよくわかります。しかし残念ながら、この言葉はなんのメリットも生み出しません。逆に、子どもの勉強嫌いを加速させてしまいます。

「勉強しなさい」と言われて、「よーし!勉強する気になってきたー」なんて思う子どもはまずいないからです。人間は周りからの指示、強制を嫌う生き物です。これは大人も子どもも共通です。自介で主体的にやると決めたことにはやる気が高まりますが、人から強制されることには、なかなかやる気が起こりせん。

「勉強しなさい」は、頭ごなしに子どもの言い分を聞かず、決め付けた態度をとることから嫌気を感じてしまうのです。知的好奇心が刺激されることもないから、このまま勉強嫌いになってしまう可能性が高くなります。「勉強しなさい」と言い続けられることにより、条件反射を起こすようになってしまいます。指示、強制は好ましくありません。

勉強のために遊びを制限してはいけない
勉強嫌いの子どものお母さんたちに共通すること。それは、子どもの遊びを制限し過ぎていることです。とくに、中学受験や高校受験を控えた受験学年のお母さんたちによく見られる傾向です。それは好ましくありません。

小学生ならば趣味やゲーム、習い事、中学生であれば部活など、何かひとつでも自分が好きなことに打ち込んでいる子どもは、心のエンジンがちゃんと育っていきます。事実、「モンスト」などのゲームをさせている親の子どものほうが、成績が上がることが少なくありません。そのような子どもは、心のエンジンが育っていると考えられます。

知的好奇心を刺激すること以外にも必要な要素があります。ひとつは「ほめる」こと、もうひとつが「一緒に勉強をする」ことです。一緒に勉強することで、苦手分野に気がついたり、何より「子どもに関心を示している」というメッセージになります。

先行きが見えない今だからこそ考えてみましょう。子どもの成績で悩む多くの親に向け、親が知っておくべき子どもの成績を上げる方法とは。

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