スロウ・スターター【Wuah日報】
「カメラを止めるな!」については、ゾンビ映画っぽいという時点で観に行こうと思っていたところ、あれよあれよと話題になり、映画館が一気に拡大していった。ますます観に行かねば!と思っていたのだけど、生憎と都合がつかない。でも、そうこうしている内に公開終わりそう。なんか、ここnoteも「カメラを止めるな!」ってハッシュタグでつぶやいちゃいなよYou!とか言ってたのにいつの間にか終わっちゃった……ヤバい……このままだと完全に見逃してしまう……という状況極まって、本日無理くり観てきましたとも!ようやく!スロウ・スターター!
結論から言うと最高だった!最高最高って、あんた何本の映画にそれ言ったの?映画見るたびにそんなこと言ってるんでショ?──とか思われるかもしれないが、残念ながら実写版「デビルマン」は最低だったし、さすがに観る度観る度最高ともさすがに思っていない。
これまで「こいつぁ最高だぜ!」と思った映画は、「ハングオーバー!」「ホットファズ」「実写版銀魂」「パシフィックリム」「ウォッチメン」「ソウ」「オールドボーイ」「チェイサー」「ユージュアルサスペクツ」「12モンキーズ」「ファイトクラブ」「スナッチ」「クレヨンしんちゃん モーレツ大人帝国の逆襲」「シン・ゴジラ」「ナイト・オブ・ザ・リビングデッド」「クリーピー」だ。なお、ここに含まれない特別枠でタランティーノ作品とデヴィッド・リンチ作品、「スターウォーズ」全シリーズと「バック・トゥ・ザ・フューチャー」全シリーズがある。探すと他にもあるかもしれない。結構多い。ごめん。
そして今日、ここに加わる作品として「カメラを止めるな!」が加わった。スロウ・スターターであるオレが言うことでもないが、こいつは映画が嫌いじゃないなら見た方がいい。超国民的映画であると思った。それぐらいおもしろい。
今回オレは自分のスロウ・スターターゆえではあるもののネタバレを見ないようにするのに苦労したため、ここにネタバレ的なものは一切書かない。なのでネタバレ記事を見て映画を観たことにしようとしているポンコツは帰れ。
「カメラを止めるな!」はゾンビ映画だが、心から笑えるシーンも非常に多い。そういう意味では「ハングオーバー!」「ホットファズ」「実写版銀魂」といった映画のテイストに近いように感じた。
「ハングオーバー!」「ホットファズ」「実写版銀魂」が最高だとオレが思う理由のひとつとして、声を出して笑ってしまった……というのがある。
映画館に行ったことがある人ならご存知かと思うが、日本の映画館はまー静かだ。ぺちゃくちゃとくだらないお喋りをして映画を台無しにしない分モラリストと言えるが、「ここ、どう考えても笑えるシーンだろ!」というところでも笑い声すら聞こえない。だから「笑っちゃダメなのかな……」と思って、せっかく湧き上がってきた笑いをこらえてしまう…。そんなことないだろうか?
だが、「ハングオーバー!」「ホットファズ」「実写版銀魂」は違った!会場全体が笑っていたのだ!「声出してもいいんだ!」「皆が笑っちゃいけない空気に抗えないぐらいおもしろいんだ!!」そう実感できるほどの笑いの渦だ!正しい意味での「爆笑」だ!(=「爆笑」とは「集団で笑う」という意味)
で、「カメラは止めるな」なんですが、公開から日にちが経つにつれ、当然コアなファンじゃない人が来るわけですよ。なので、映画への感情移入も減る。
でも!「カメラは止めるな」は違ったね!爆笑だったよ。オレも大笑いできた!何この会場が一体になったかのようなグルーヴ感!すげくね?
……てなわけで、まだ観に行っていないオレよりスロースターターは、絶対観に行った方がいい。観に行ってパンフ買って、帰りにコンビニでブリトーとビールとドリトス買って帰ってパンフ見ながら食え!お腹いっぱいでもパンフは見ろ!絶対に見ろ!友達に見せてもらえばいいかーとか言ってんんじゃねえ!買って見ろ!そしたら、「オレって今、世の中で一番幸せだな…」と思えるぞ!
いただいたサポートは、ゲームの制作資金やプロモーション資金として使わせていただきます。 資金を応援いただくことで製作時間をかけられるようになり、より練り込んだおもしろいゲームを提供できるようになります!