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いろいろある。

自分のイチオシとは何を意味するのだろう?

何処がどう好きか、あるいはどういう理由で好きなのかと訊かれても、答えに窮してしまう。理屈でないところがたまらなく好きだから。そうとしか答えられない。

以下に列挙する、自分の推しているものどもは、基本的にそんな感じの理由によって推しているものばかりだ。

ガイナーレ鳥取

サッカーではこれなのだろう。最も推しているチームだ。彼らの他にもいろんなチームに肩入れしているが、最も推しているのはやはりここだ。
ただ、ここが強いのか弱いのかは自分では判断できかねる。だが、とりあえず彼らのことは常に気にかけている。サポートしている、というより、昔から何だか一緒にいる気の置けない友達みたいなものだと認識している。

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在籍してくれた選手たちは概ね、度合に程度はあるものの、好きな選手になっている。中には移籍後も動向を気にしている選手もいる。

ただ、言っておくけれど、別にだからと言ってガイナーレ鳥取のやることなすこと何でもかんでも肯定しているわけでもないし、時には賛同しかねることだってある。
例えば、ガイナーレ鳥取は、SC鳥取を名乗っていた頃から、いわゆるサポーターズカンファレンスに類することを伝統的にやらないクラブなのだが、この辺りは毎年不満に思っていたりする。
この部分に代表されることの他にも、細々と「ここはちょっと・・・」と思ってしまう点が無いわけでもない。
まあ、それはいちファンとしての自分自身の勝手な思い込みなども多分にあるので、クラブだけが悪いわけではない。だから、とりあえずの疑問点は時々発露するようにはしているが、別にそれらに拘って根に持ちたいわけでもない。

結局、ガイナーレ鳥取が好きなのだ。noteをはじめとする様々な媒体や機会で再三申し上げてきているが、明確に「こうだから好き」と説明できるような理由はない。好きなものは好き、としか言えない。
きっかけは、これも事あるごとに申し上げているが、2001年にたまたまテレビのニュースでSC鳥取を見かけたのがきっかけで、翌年試合を観に行ったことにある。その程度のきっかけでしかない。

気がつけば、足かけ何年も追っかけてきて、年数だけはいわゆる「古参」になってしまったが、「自分は『古参』でござい」などと威張れるほどの人間ではないし、そんな資格もない。ただのへんてこりんなおっさんなのだ。

今年もその先も、自分がガイナーレ鳥取を追っかけ続けるだろう。それだけは言える。何と言っても、このチームは、すっかり自分のライフスタイルに溶け込んでしまったのだから。

ローリング・ストーンズ

音楽でも、いろいろなミュージシャンが好きだ。

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特にこのおっさんたちは好きだ。どれほど好きかは、この辺りで書いているので、今更くどくど説明しない。

これも、その文中でも書いているように「好きだから好き」なのだ。特段の理由なんてない。
そして、盲目的に好きってわけでもない。ミック・ジャガーがシー・シェパードに賛同しているなどと言うのを、大変に苦々しく思っているし、むしろ止めてほしいとすら思っている。

それに、彼らももういい歳だ。若い頃、「マザーズ・リトル・ヘルパー」という曲で、「歳をとるのも楽じゃない」とまで言ったことがある。
かつて、ザ・フーが「マイ・ジェネレーション」の中で「歳をとる前に死にたい」と歌ったほど過激ではなかったが、歳をとるというのは、彼らにとっては容易に想像のできないことなのかもしれなかった。

そして現在、ローリング・ストーンズもザ・フーも生きてるメンバーはそっれなりに歳をとり、いい歳をしたジジイになった。ビートルズだって、生き残っているポール・マッカートニーやリンゴ・スターが、ビックリするほどおっさんになってしまっている。

考えてもみてほしい。あの、ジョニー・ロットンだって、もはや60を越しているのだ。かつてのパンクスも今や立派なジジイである。

ミック・ジャガーも然りで、「40歳になっても『サティスファクション』を歌っている自分にはゾッとする」という趣旨のことを口にした、とされている(昔、雑誌か何かで読んだ記憶があるのだが・・・)。この話の真偽のほどは不明だが、強ちあり得ない話でもないだろうと思っている。
ただ、ミックは40代になろうとも、それ以降の現在に至るまで、ストーンズのライヴでこれを必ずと言って良いぐらいセットリストに加えており、毎度毎度歌っている。

発言を(実際にしたものと仮定した場合、それを)嘘っぱちと責めるのは簡単だが、たぶんそんなことをしても、ミック・ジャガーは「そんなくだらないこと言うなよ」と一蹴してしまうだろう。あれは彼らのエヴァーグリーンなのだ。

これからも、ローリング・ストーンズが自発的に活動休止や解散を宣言しない限りは、インターバルはともかく活動を続けるだろう。まあ、この先、彼らが新作スタジオアルバムを出す可能性は低いかもしれないが、それならそれで、彼らの好んだスタイルで活動を続ければ良い。

最後に

自分にとってのイチオシと呼べるものについて書いてみた。まあ、たぶん、これだけでは「何がどうイチオシなのか」理解されないだろう。そんなつかみ所の無いことしか書いていない。
でも結局、ガイナーレ鳥取にしてもローリング・ストーンズにしても、「好きだから好き」だということだけは曲げられない。それだけは言える。
そういう「好きなもの」があることは、人生の中で決して損にはならない、ということはここに声を大にして言いたい。
細かい理由なんて、説明するのはまどろっこしいし、他人もそれを理解してくれるわけではない。自分で納得できていれば良いのだ。それだけのこと。

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