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苦悩を乗り越えてつかむ幸せ

みなさんこんにちは!
国際協力NGOのCBBでインターンをしている大分大学の神野です!

今日は、カンボジアに来て4ヶ月が過ぎ、かなり悩んだことを赤裸々に綴ってみようと思います。

私が、カンボジアに来て悩んだこと。苦しくなったこと。

それは、、、

生徒に日本語を教える。ということです。


え!?それをしたくてカンボジアに来たんじゃないの?

なんて声が飛んできそうですが、正確にいうと日本語を教えたい。というのは付属のようなモノです。

私が1番したいことは、カンボジアの子ども達と一緒に笑顔になること。

私が日本語を教えている理由は、子ども達に、私の母国語である日本語を楽しんで知ってもらいたい。

将来、日本語を勉強するかどうかは、子ども達の自由で、将来の選択肢を増やす。ということを目標に日本語を教えています。


しかし、そんな想いで日本語を教えていても問題は起こります。

以前、noteに書いたように、勉強を教えることで生徒との関係が悪化することが何度かありました。

noteを書いた後も、あまり授業中に関われずに、

違う先生に教えてもらう。という生徒。

何で私だけ無視するの?という生徒。

カズは、私を愛していない。という生徒。


みんな平等に接しているつもりでも、生徒からすれば、私にはあまり気を配ってくれない。

そう思うことも多いのかと思います。

そんなことがあり、日本語を教える。という事に関して悩むことが増えました。


特にインフルエンザになって入院した後、村に帰ってからの授業はモチベーションが上がりませんでした。

というよりも、日本語を教えるのがすごく怖いと感じていました。

病院から村に帰ると子ども達は、なんとも言えないほど可愛い笑顔で温かく迎えてくれました。

もの凄く。もの凄く嬉しかった。

しかし、それ以上にその出来事が私を苦しめました。


この笑顔を、私が授業することで失ってしまうかもしれない。

授業をすることで、生徒から嫌われてしまうかもしれない。

そんな恐怖で、一時期は授業をすることが怖くて怖くて仕方がない時期がありました。

正直な話をすると、今も完全にその恐怖が無い。というわけではありません。

それでも、子ども達はいつも笑顔で勉強を教えて。と言ってきます。

その声に応えたくて。応えたくて。


私は日本語をカンボジアに来て初めて教え始めました。

そのため、私の教え方では本当の先生から見れば到らないところがいっぱいあると思います。

それでも必死に自分のやり方で楽しみながら教えていると、最近はみんな不満を言うこと無く勉強をしてくれるようになりました。

それだけで無く、休日も一緒に遊ぼう。

なんて誘ってくれたりしています。

こんな最近の日常が幸せで幸せで仕方ありません。


恐らく、苦悩を乗り越えた分、幸せ度が増しているのだと思います。

どんな逆境や苦悩に立たされても、自分を信じ。必死にもがく。

すると今まで見えなかった景色が見えるようになることを、ここカンボジアの地にて肌で学ぶことができました。


正直な話、今という時間がカンボジアに来て恐らく1番楽しいです。

それでも、満足しすぎず今以上の幸せを手にすることができるように、これからも生活を楽しんでいこうと思います。


サポートしてくれたら喜びます。