見出し画像

今日。子どもを大泣きさせました。

みなさんこんにちは!
国際協力NGOのCBBでインターンをしている大分大学の神野です!

今日。生徒を泣かせました。

泣かせたどころか、大泣きさせました。

その話は、後ほどします。


そんな今日は、朝6時にCBBスクールを出発してソリの家に行ってきました。

家に着くと、彼は私服。

まさか。。。

そんなことを少し疑ってしまいましたが、ちゃんと着替えて一緒に学校に行ってきました。

画像1

学校は7時から始まる。

そう聞いていたのですが、7時になっても先生は来ません。

教室の中では掃除をする生徒などもいました。

掃除をするのは日本人くらい。

そんなことを聞いた事があるような気がしますが、カンボジアの子どもは、自ら掃除をするという形で、掃除をしていました。

画像2


私は、先生が来るまで、学校に来ている生徒と戯れていました。

やはり、カンボジアの子どもはなんとも人懐っこいです。

最初は人見知りをする生徒もたくさんいましたが、5分もすればもうみんな友達。

最終的には、有名人みたいに子どもを引き連れて遊んでいました。

画像3

あまりにも、人が集まりすぎていて、途中から住み込みスタッフのマカラーからストップがかかり、教室に閉じ込められました。笑

画像4


そんなこともあり、結局先生が学校にやって来たのは7時40分頃。

そこから授業が始まりました。

教室内は、電気や扇風機などがありませんでした。

今は、暑くないため、扇風機は必要ないですが、4月頃は地獄の暑さになりそうです。

さらに、教室の床は、所々陥没していて中々危険な状態でした。

画像5

そんな中でも、子ども達は元気に学んでいました。

今日は、私が居たからということもあり、住み込みスタッフにたくさん問題を投げかけてくれていました。

それでも、ソリに関しては現地語の読み書きができないため、すごく大変そうでした。

ただ、幸いなことに人間関係はそこまで問題が無さそうな気がしたので、本当にクメール語をがんばってもらいたいと思います。


午後から。

今日は、最後の授業の日。となりました。

なので、今日は今まで私が勉強を教えていた生徒にメッセージ付きの写真を送りました。

まずは、私がプノンペンに行っている間に来なくなった生徒に会いに行って渡してきました。

画像6

このとき、初めて。

あ、もう帰るんだ。

そんなことを実感しました。

そして、7月くらいからずっと授業をしていた4時からの生徒達。

この生徒達は、カフェで声を掛けた子達と、歩いている所をたまたま声を掛けた生徒達です。

この子達は、私の初めてちゃんと請け負った生徒で、本当に大切な存在です。

たくさん勉強して。

たくさん笑って。

たくさんイベントを経験して。

たくさん遊びました。

そんな生徒とのお別れは、もう辛すぎて言葉になりませんでした。

いつもは、最後に

ありがとうございました。

さようなら。

また明日。

そう言って帰ります。

しかし、明日から私はもう居ません。

最後に、「またあおうね。」という言葉を教えました。

画像7


教えながら、私自身も泣いていました。

こんな日が来ることは分かっていた。

それでも、それでも、本当に悲しい。


帰り際に、生徒から大泣きされました。

いつもは、冷静でクールな女の子。

そんな子が、大きく声を上げて泣きました。

私も泣きました。

これまでの日常が終わります。

当たり前に

また明日。

そんな言葉を言っていた日が、いかに貴重でいかに幸せなことかだったのか。

今。肌身を持って感じています。


明日は、住み込みスタッフとのお別れです。

恐らく、号泣どころでは済まないでしょう。

私が泣く分には全然かまいません。

それよりも、住み込みの子達が寂しいときに、そばにいてあげられる存在になれないことが、一番寂しいです。

彼らとの日々は、私の人生においてもかなり大切な時間であったことは間違いありません。

そんな子ども達との別れ。

なんとか、笑顔で別れたい。

でも、きっと、泣きながらの笑顔になることでしょう。

私は、泣き虫です。

こんな自分を見て、みんなが笑ってくれたらいいな。。。

そんなことを思っています。

サポートしてくれたら喜びます。