№5153:「コミュニティを制す者がすべてを制す」
本記事は毎週月曜日に配信している有料メルマガ「思考変容のスイッチ」の一部を加筆修正したものです(原形をとどめていない場合あり)。
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こんにちは。遠藤です。
※過去分(4740回分)はこちらにあります。
さて、昨今「プロセスエコノミー」という考え方が注目されています。
これは「モノやサービスではなくプロセスを売るビジネス」を意味します。
このようなことを言うと「プロセスの開示など邪道である」、または「プロセスの開示など恥である」といった意見を耳にします。
こういう意見は特に高齢世代に多く見られます。
その理由は大きく2つで1つは「自分がやってこなかったから抵抗がある」。
2つは「そんなことをしなくても生活が良くなっていったから」です。
が、この考え方は現代社会のビジネスでは完全に否定されます。
コトラーのマーケティング理論で説明をすれば、現在のマーケティングは機能的価値が重視された「マーケティング1.0」から「2.0」「3.0」「4.0」を経て、自己実現や共創価値が求められる「マーケティング5.0」へ移行しています。
プロセスの開示など邪道とする考え方は「1.0」です。
したがって、古い考え方のままでは「自分と同じような古い考え方の人」以外は顧客になってくれません。
手前味噌ですが、私は2013年から「プロセスエコノミー」を実践してきました(当時そういう概念はありませんでしたが)。
表現こそ違いますが、「関係性ビジネスの時代」「世界観を発信せよ」「最大の独自化は自分自身を商品にすること」といったことは幾度もお伝えしてきました。
が、多くの人がピンとこないのか、なかなか実践しません。
米国を代表するベンチャーキャピタルであるアンドリーセン・ホロウィッツ社が「Community takes All(コミュニティを制するものがすべてを制す」という考え方を打ち出しましたが「まったくその通り」と思います。
ビジネスがうまくいかない人、稼げない人というのはこの考えを理解できていません。
昔ながらにビジネススクールに行っても、小難しいことを言っている教授たちと仲良くしても、一生懸命読書をしても「プロセスエコノミ-」という考え方を理解していない限り、ビジネスでうまくやっていくことは難しいと思います(これらの努力を否定しているのではありません)。
一方で「プロセスエコノミー」には「弊害」も潜んでいます。
この続きは明日に記します。
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