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「スモールビジネスで気をつけたいこと」

こんにちは。遠藤です。4748回目のブログです。
※過去ブログ(4740日分)はこちらにあります。

今日は「スモールビジネスで気をつけたいこと」という話をします。

私が考える「スモールビジネス」というのは、例えば100人のメンバーさんに月額1万円等の価値提供をするものです。

文字通り「少人数対象」となります。

この時、私がとても気をつけていることがあります。

それは「価値観を拡げること」です。

「ニッチだけど価値観は拡げる」のです。

「拡げて閉じる」という言い方をするときもあります。

「拡げる」というのは「普遍性がある」という意味です。

普遍性のある発信をした上で、自分を支持してくださる方々に価値をお届けするという考え方になります。

世の中には閉鎖的な価値観で連帯しているコミュニティが数多く存在します。

私はそういうコミュニティが嫌いだし気持ち悪いと感じます。

よく「信者をつくりたければ偏ったことを言えばいい」といわれます。

そうなる理由は偏った考え方が「あっちは間違っている。私たちが正しい!」という思想につながるからです。

ここに強固な連帯が生まれます。

トレーナー、インストラクターも同じです。

「〇〇はカラダに悪い」というのは医科学的な根拠が明確でない限り、すべて「偏った思想」です。

それを実践したいなら個人の考え方において勝手にやればいいことです。

が、例外なく「あっちは間違っている。私たちが正しい!」とやっています。

これは「閉鎖的な価値観で閉鎖的なコミュニティをつくっている」といえます。

例は出しませんが、いろいろなケースが想像できると思います。

私が代表理事を務めている一般社団法人スモールジム協会もこの考え方に基づいています。

「理念」「指導理念」は以下の通りです。

理念
1.私たちはトレーナーが自分のジムをもつことを全力で支援します。
2.私たちはお客さまが望む最高の成果を提供します。
3.私たちは日本の医療費の削減に貢献します。
4.私たちは「ハチドリの精神」にのっとり「全員で成功すること」を目指します。
指導理念
1.私たちは医科学の見地から世の中で正しいと認められている理論以外をお客さまにお伝えしません
2.私たちは「過ぎたるは猶及ばざるが如し」の格言に基づき、過不足のない中庸的な指導を行います。
3.私たちは極端な方法、各種制限論、禁止論を用いず、運動、栄養、休養の観点から日常生活の中で当たり前に実践できるからだづくり方法をお客さまにお伝えします。

ここには普遍性があります。

だから多くのトレーナー、インストラクターが賛同してくれているのです。

そして、そのトレーナー、インストラクターが100人規模のスモールジムを持ちます。

現在の9店舗のネットワークに加えて、2021年には新たに4名が出店を表明しています。

まさに「拡げて閉じる(大きく考えて小さくやり、それが協同する)」です。

この点を間違えるとスモールビジネスは、よろしくない信者ビジネスになっていくので注意が必要だと思います。

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