№4970：「高いな・・」と感じる自己投資を！

こんにちは。（株）個のサポーターズクラブの遠藤です。
※過去分はこちらにあります。

さて、昨日は「自分が顧客から１万円をいただくなら、自分が同業または類似サービスに対して（最低でも）３万円くらい払っていない限り『１万円の価値」はわからない」と記しました。

が、ほとんどのトレーナー、インストラクターはこのような考え方をしていないし行動もしていません。

ではどのように値付けをしているかと言えば以下の２つに集約されます。

１つは業界の相場。

２つは自分が欲しい給料からの逆算です。

パーソナルトレーナーなら以下のようになります。

・だいたい業界の相場は１時間６０００～８０００円くらいだ。

・なので８０００円くらいにしよう。

・月に何レッスンくらいできるかな。

・８０レッスンくらいかな。

・８０レッスン×８０００円は６４万円か。

・経費とかを考えるともう少し欲しいな。

・９０００円にしたら７２万円か。

・これならいけるな。

・よし９０００円でいこう！

てな感じ。

数字は各自によって違うとしても、思考プロセスはこうです。

百歩譲ってここまではよいとしましょう。

そうしたら（前述のように）自分が３万円とか５万円のパーソナルサービスを受けることが求められます。
※パーソナルトレーニングでなくてもよい。

念のため言っておくと「毎月、継続的に」です。

「１回受けたからいいや」ではありません。

自分が毎月、継続的にサービスを提供するのですから、自分も毎月、継続的にサービスを受けることが必要です。

自分が継続できない人は顧客を継続させることもできません。

こういう努力をしていくことで９０００円の価値が上がっていきます。

顧客が「２万円の価値があるな」と感じていることを９０００円で提供できるようになるのです。

こうやっていくことで「値上げ」が可能になります。

と同時に価格を上げることに対する心理障壁が下がっていきます。

むしろ（仮に２万円だとしても）「この価格が正当である。なぜならば・・」」「それだけの価値がある。なぜならば・・」と考えることができるようになっていきます。

そのための必須行動は「自分が『高いな・・』と感じるくらいのお金を関連サービスに支払うこと」です。

自己投資に関して各種ブロックがかかっている男性も少なくないようですが、そのマインドだからいつまで経ってもお金が入ってくるようにならないのです。

論外なのは「経済的な負担により自己投資ができません」と言う人。

この台詞が出たら「人生詰んだ」と心得ましょう。

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