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№5098:「奥行きのない学び」は意味がない

こんにちは。(株)個のサポーターズクラブの遠藤です。
※過去分はこちらにあります。

さて、今日は「深さと狭さは違う」という話をします。

よく「物事を掘り下げる」とか「物事を追求する」と言います。

専門知識なんかがわかりやすいです。

そのことだけを懸命に研究したりすることです。

で、掘り下げたり、追求したりした結果、「その先の世界」はどうなっているのでしょうか。

ここで2つの対比をします。

1つは「穴」です。

あくまでもイメージで捉えていただきたいのですが、穴というのは掘り下げれば掘り下げるほど狭くなっていきます。

これは入口よりも奥が狭い状態です。

当たり前のこととして、こうなると周りが見えなくなっていきます。

私は多くの専門家がこの状態だと思います。

2つは「洞窟」です。

洞窟というのは掘った先に秘境のようなものがあったりします。

これは入口よりも奥が広い状態です。

私が考える「掘り下げる」とはこの状態です。

要は「奥行き」とか「拡がり」がある状態です。

何故、物事を突き詰めるかといえば「物事の選択肢を増やすため」ではないのでしょうか。

「学ぶ」というのはそういうことだと思います。

それが掘り下げた結果、「これが正しい」とか「これは正しくない」と言ったように白黒をはっきりつけるような思想になってはまったく意味がないと思います。

それでいいなら「これは白」「これは黒」といった正解を教わればいいだけだからです。

「暗記」をすればいいだけなので「学習」は不要です。

何故このようなことを言っているかというと、世間一般で「掘り下げること」があたかも良いことのように言われているからです。

ポイントは「掘り下げた後の結果」です。

そこで「狭い穴に閉じ込められるのか」「広い空間に解き放たれるのか」。

これは大きな違いです。

「奥行き」のない学びに意味はありません。

狭い洞窟に入ったと思ったら、その向こうに絶景が広がっていた。

こうなるのが「正しい学び」だと思います。

狭い世界でわかったような顔をした瞬間に成長は止まるのです。

制限や禁止を推奨する学びは人生をつまらなくするだけですから「やめておけ」と思います。

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