№5210:会社信仰を捨てて、フリーランス的な働き方をしよう!
こんにちは。遠藤です。
※過去分(4740回分)はこちらにあります。
さて、今週は12日(日)に開催した「FBL大学大納会2021」からの気づき(のごく一部)を記します。
初回は「フリーランス的な働き方をせよ!」です。
基調講演をお願いした谷本有香さん(Forbes JAPAN Web編集部 編集長)は講義の中で「これからの時代はフリーランス的な働き方をする人が価値を有すようになる」という主旨のことをいわれていました。
これまでは「フリーランス」といえば「定職を持たない人」「何をやっているかわからない人」「フラフラしている人」といった感じで肯定的なイメージはありませんでした。
が、今後はこれが変わります。
もちろん「フラフラしている人」が価値を有すのではありません。
「多様な経験をしている人」が価値を有すようになるのです。
何故か?
「多様な経験をしている人」というのは「新しいことをやっている人」だからです。
言い換えるなら「今までと違うことをやっている人」だからです。
逆からいえば「多様な経験をしていない人」というのは「過去にやってきたことをやっている人」ということになります。
これは皆さんも経験的に理解できると思います。
「未知」を学んでいない人ほど「昔とか過去の正解」に固執しています。
今は「VUCA(ブーカ)」という概念に代表されるように「予測不可能な時代」になっています。
そんな時に過去の固執していてどうするのかという話です。
「多様性」の反対は「閉鎖性」とか「同質性」になります。
この代表格が「1社で働き続ける会社員」です。
当たり前ですが、1社で働き続けていれば「その会社のことしか知らない状態」になります。
自動的に思考は硬直的になり、価値観は狭く限定されます。
何よりも重要なポイントは経営者や社員が「1社思考」を肯定している会社には未来がないということです。
未来がない理由は2つあります。
1つは経営判断を間違うことです。
硬直的で限定的な思考から生み出された判断が「予測不可能な時代」に対応できる可能性は限りなく低くなります。
2つはこちらの方が重要だと思うのですが「優秀な人材が集まらなくなること」です。
「多様性」に欠け、その逆の「思い込み」や「固執」が強い人は自動的に嫌悪されます。
その人について行くのは同じような「思い込み」や「固執」が強い人間だけです。
よって、まともな人材、優秀な人材からさっさと辞めていきます。
残るは同じような考え方をした仲良し社員のみ。
これではビジネスは発展も成長もしません。
これからの時代はかつてのフリーランスが「フラフラしている」と思われたように、会社員が「1社しか知らないの?」とか「いつまで同じ会社にいるの?」と軽視されるようになるでしょう。
これまでの主従関係は会社が「主」で個人が「従」。
これからの主従関係は個人が「主」で会社が「従」。
私は2007年の独立時から「脱会社(脱従属)を果たせ!」と言い続けてきました。
「個が主体」などそもそもが当たり前。
そんな時代がやってきたことを嬉しく思います。
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