№5191:「情報」ではなく「情報の出所」を視よ!
こんにちは。遠藤です。
※過去分(4740回分)はこちらにあります。
さて、世の中にはいい加減なことを「正しい」と思い込んでいる人が実にたくさんいます。
トレーナーとかインストラクターでいえば疑似科学を「正しい」と信じているような人たちです。
牛乳は毒だとか。
白米は身体に悪いとか。
肉は食べるなとか。
聞いただけで「バカげている」とわかります。
もちろん本人が何を信じようが自由です。
それをあたかも「正しいことか」のように強要したり、「自分と意見が違う人が騙されているか」のような言い方をしないでもらいたいと思います。
ちなみに私は毎日、牛乳を飲んでいますし、白米も食べていますし、定期的に肉も食べています。
ついでに加工品も食べますし、添加物だって食べます。
スナック菓子には最高のリラックス効果があると思います。
人生なのでこの先どうなるかはわかりませんが、その結果、57歳の現在、上記のようなことを言っている疑似専門家より、よほどエネルギッシュに生きていると自負しています。
問題はこのようなインチキ情報に翻弄されている人が「どこから情報を仕入れているのか」ということです。
私は以下の3つに限定できると思います。
・〇〇先生が言っていた。
・本や雑誌に書いてあった。
・ネットに書いてあった。
が、残念ながら、これらは「本人が正しいと思っていること」に過ぎません。
「正しいこと」は学問として定着していますので。
インチキ専門家は以下の3タイプですので、きっちり認識しておきましょう。
特に真ん中の「自然派タイプ」は悪質だと思います。
こういった情報が厄介なのは「一面的には正しい」という側面があるからです。
が、俯瞰してみれば大半のことは全然正しくありません。
明らかな健康体なのに指先の切り傷を見て「血が出ている!」と騒いでいるようなものです。
「正しい」ということは10年経っても、100年経っても正しいことです。
「正しい」ということは世界中で「正しい」と認められていることです。
「正しい」が変わるとすれば、それは何らかの学問的な根拠によって「新たな正しさ」が証明された場合のみです。
「情報」ではなく「情報の出所」をしっかり視ましょう。
その情報が「正しいかどうか」はすぐにわかります。
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