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№4950:今後は「フィットネス中高年就職難民」が続出する

こんにちは。(株)個のサポーターズクラブの遠藤です。
※過去分はこちらにあります。

今日は「今後は『フィットネス中高年就職難民』が続出する」という話をします。

コナミスポーツが16店舗を閉鎖するというニュースが報じられました。

ここ数ヶ月だけで(たぶん)25店舗を閉鎖しており、業界最大手のこの動きは業界全体にとってはネガティブです。

本件についてここで触れるのは避けますが、同社云々に関係なく店舗が閉鎖するということは、それにともない「人員削減」が行なわれるのが一般的です。

この時、こういった事態にあらかじめ対応している社員はどれだけいるのでしょうか。

会社は社員を解雇できません。

なので「希望退職」という選択を迫ってきます。

が、これは「行くも地獄、残るも地獄」です。

「新たな道」を模索しても、これまで自己投資をすることもなく「安定」の上であぐらをかいてきたわけですから、再就職の道は厳しいものになります。

起業をする勇気も能力もありません。

いくら「フィットネス業界で頑張っていきたい」と思っても、人材需要がある会社は数えるほどしかありません。

はたまた他社を実質的にお払い箱になったような社員を欲しがるような会社などあるわけがありません。

会社に残ったとしても「窓際族」のようなポストを与えられ、自分から「辞めます」と言わざるを得ないような環境に追い込まれることでしょう。

そんなわけで今後は「フィットネス中高年就職難民」が続出することになります。

が、「事態が勃発してから焦っても遅い」のです。

私はこのことを幾度も幾度も繰り返してきました。
※2013年にFBL大学を設立した際の最初の講座で言っている。

が、ほぼすべての中高年はこういった提言を無視してきたわけだし「また遠藤が扇動的なことを言っている」的な捉え方をしてきました。

そういった私の言葉に主に反応してくれたのは20代、30代の次世代の人たちです。

「あんな中高年にはなりたくない」と危機意識を持った人たちです。

もちろん40歳を超えても「変化しなければ」と考えている人たちはFBL大学に参画してくれました。

そこから3年が過ぎ、5年が過ぎ。

そういった方々が現在のスモールジム協会の理事に名を連ねています。

ここ数日も「業界最大手閉鎖」とは真逆のニュースがスモールジム協会でシェアされています。

才木さんのスタジオの25周年、辰田さん、大岩さんのコラボ新店、泉川さんのジムの3月の記録的入会などなど。

同じ業界とは思えません。

そこにさらなる次世代層が続いています。

新コロ禍にもかかわらず起業の道を歩んだスモールジムフレアー(青森県青森市)の小野寺さんや、スモールジムSweet Fitness(埼玉県所沢市)の佐藤さんです。

皆さん「自分の人生」をスタートさせたのです。

当業界で働く各自はまっとうな危機感を持って必要な努力をもっと真剣にすべきです。

それをしない限り、せっかくの1回しかない人生は「会社の人生」で終わってしまうことでしょう。

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