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№4994:「あなたのその理論はレベルいくつですか?」

こんにちは。(株)個のサポーターズクラブの遠藤です。
※過去分はこちらにあります。

さて、昨日はトレーナーやインストラクターによくいる「自分こそが正しい」と思い込んでいて、自分の考えと違う人間を見下したり敵視したりする人間」を「第1種のバカ」として紹介しました。

ではこういう人が何故、存在できるのでしょうか?

私は「真っ先に否定されるべきだ」と思いますが、まったくそうなりません。

そうならないのは「それを信じる人がいるから」です。

で、「それを信じる人がいる」のは情報の発信側と受け手側に「知識格差」があるからです。

この「知識格差」というのが実に厄介です。

この観点においてFBL大学でともに学ぶ新井さんが自身のnoteでとても良いことを書いていました。

そこには以下の主旨のことが書かれています。

「情報を取得する側のリテラシーの問題があるとはいえ、それ以上に発信する側の問題が圧倒的に大きい」

「情報発信側が、受け取る側との知識格差を利用して、自分たちの都合の良い方向に誘導している場合がある」

この「誘導」とは例えば以下のようなものです。

「個人の体験などのサンプル数が僅かしかかない私的な論理を持ち出して、あたかもそれが万人に共通する論理かのように主張しているもの」

「大きな効果はなく、やってもやらないでも大して差はない細かい方法を誇大に発信しているもの」

「日常生活を大きく変えないといけないような極端なもの」

「まったくその通り」でしてね。

が、「知識格差」があるものだから「エビデンスがある」とか「スポーツ選手の誰々がこの方法で効果があった」とかいったもっともらしい説明を聞くと、そのまま信じてしまうのです。

とはいえ、発信側と受け手側に「知識格差」があるのは当然だし仕方のないことです。

だからこそ指導者というのは「世の中で普遍的に正しいと認められていること以外は絶対に口にしてはならない」のです。

そこに「指導者としての責任」があるのです。

いい加減な疑似科学を会員さん等に流布することは許されるものではありません。

以前も書きましたが「専門家の持論は底辺レベルの信頼度」なのです。

その判断は以下の資料がすべて。

照合させれば「何が疑似科学か」は明らかです。

疑似専門家に問うてみましょう。

「あなたのその理論はレベルいくつですか?」と。

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