№5257:「歩く、良さげなものを食べる、良い友人を持つ」
こんにちは。遠藤です。
※過去分(4740回分)はこちらにあります。
さて、日曜はできるだけリラックスしたネタを・・のつもりが、まったくそうなっていないかも。
各種情報を見ていると、相変わらず「これは身体にいい」とか「あれは身体に悪い」という主張が目に入ってきます。
こういった主張を〇〇教授が展開し、それを人気YouTuberの〇〇さんがプッシュしたりすれば、その説は「正しいもの」として「情報弱者」を中心に浸透します。
ちなみに「情報弱者」とは「自分の頭で物事の正邪を判断できずに、他人の意見等を鵜呑みにする人」のことです。
私が言うまでもなく世の中には「エビデンスレベル(エビデンスピラミッド)」というものがあります。
世の中に溢れる「もっともらしい健康情報」の大半は以下の表でいう「底辺の信頼度」ですから注意が必要です。
そもそも人間の身体などわからないことだらけなのです。
代謝だけでも何千種類もあるといわれています。
それが約37兆2000億個といわれる細胞に入っていく。
こんなものはもう無限です。
このことがわかっていれば「世の中の定説(医科学的に正しいこと)をできるだけ満遍なく実行する」というのが、当たり前の基本戦略になることがわかります。
というか「それしかやりようがない」のです。
事細かな理論(屁理屈・疑似科学含む)を神経質に実行することではありません。
私はかつて当社媒体で「百寿者の健康の秘密がわかった人生100年の習慣」という本を紹介したことがあります。
インチキ専門家たちの身勝手な主張があまりにもバカげているので「健康長寿の人は絶対にそんなことはやっていない」と信じて読みました。
結果は明らか。
健康長寿の方々は「特別なこと」など何一つ行なっていませんでした。
健康長寿の方々に共通しているのは以下の4つです。
・衛生的な環境
・簡素だが新鮮な食べ物(何でも食べる)
・活発な身体活動
・友人等との絆の強さ
「肉は食べるな」というインチキ専門家が多い中、魚、肉、卵を中心とした動物性タンパク質をたっぷり摂取していました。
(本に出てくる)日野原重明先生は一部のインチキ専門家が「毒」と呼んでいる牛乳を毎日飲んでいました。
まさに「論より証拠」です。
いずれにせよ、日本という衛生的な国で暮らしている限りにおいて「確実にこれはやった方がいい」と言えるのは「歩く、良さげなものを食べる、良い友人を持つ」くらいのものです。
※あとは+自重スクワットくらい。
小難しい理論を信仰したり、高額なサプリメントに無駄なお金を払う必要などまったくないのですよ。
同書には以下のようなことも記されていました。
「これを食べなきゃいけない、これは食べてはダメと厳格すぎるルールを自分に課すのはかえってストレスを溜め込むことになる。ひとりでストイックな食事をするよりも、家族や友人と会話を楽しみながら食べる方が食事の効果が出やすいことは大規模研究からも明らかになっている」
当たり前です。
身体管理(健康管理)に「特別な方法」など一切ないのです。
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