№5084:「安定」を求めるから「不安定」になる!
こんにちは。(株)個のサポーターズクラブの遠藤です。
※過去分はこちらにあります。
さて、昨日は「1社の中に自分の可能性のすべてがあるわけがない!」と書きました。
この「1社」は「会社」と言い換えても同じことです。
「会社にいる」ということは「その会社1社にいる」ということなので「転職して2社、3社の経験があります」と言ったところで、実際は「1社にいること」になります。
常に「1社依存」です。
私には理解できない感覚ですが、日本人の推定95%はそれを望みます。
何故、推定95%というかといえば、日本の起業率が微増傾向にあるとはいえ長年に渡って4~5%で推移しているからです。
こうなるのは多くの人が「安定志向」だからです。
正社員(雇用保証)、固定給、社会保険制度・・すべて「安定志向」の人が欲しがるものです。
が、この考え方は完全に過去のものです。
理由は(FBL大学内では100回くらい言っていますが)「安定を求めることで不安定になるから」です。
「不安定」だから「会社依存」になるわけですが、「答えのない時代」といわれる現代で「自分の足で立つことができない」というのは大きなリスクです。
関連したことを先日配信したFBL大学の講座で再発信しました。
以下の資料を見てください。
左が「不安定な台」。
右が「歩く歩道」です。
さて、この両者。
どちらが「安定」しているでしょうか?
答えは簡単。
「歩く歩道」に決まっています。
では第2問。
同じく「不安定な台」と「歩く歩道」。
どちらが「安定力」がつくでしょうか?
これまた答えは簡単。
「不安定な台」です。
これこそが「安定を求めるから不安定になる」ということです。
文章にするなら「動く歩道に乗った瞬間に安定は得られるが安定力は向上しない。一方で、不安定なところに立つと安定はしないが安定力は向上する」ということになります。
私からすれば会社員(飼い社員)は「歩く歩道」に乗っているようなものです。
で、その「超安全地帯」から「会社にもやりがいがある」とか「会社を辞める理由がない」とか言って、「歩く歩道」から降りようとしている人を「やめておけ」とか「裏切るのか」とか言って攻撃する。
この偏狭な集団メンタリティこそが日本の起業率が低い主たる原因でしょう。
もちろん「歩く歩道」が悪いわけではありません。
推定95%の人たちにとっては「歩く歩道」に乗っているのが「自分が望む人生」です。
私が言いたいのは「5%の人たちの邪魔をするな!」ということです。
「5%の人たち」は積極果敢に行動しよう!
「歩く歩道」が好きな人は「歩く歩道連盟」でもつくって一致団結すればいいと思います。
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