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№5615:生活もビジネスも「見通し」に基づいた判断を!

こんにちは。遠藤です。
※過去分(4740回分)はこちらにあります。

さて、昨日の話の続きを少々。

上記のとおり「家を買うなら、自分で一定額以上を稼げるようになってからにしたほうがいい」という話をしました。

その理由の主は「若くして35年ローンを組んだら人生が固定化するから」です。

今日は別の観点からもう1つ「やめたほうがいい理由」を。

それは多くの人が「購入時年齢の価値観とか生活収支で家を買ってしまうこと」です。

価値観とは例えば、それまで1DKのアパートでひとり暮らしをしていたとします。

そうなると3LDKのマンションは魅力的に見えます。

が、本当にそうでしょうか。

もちろん間取り等にもよりますが、50歳になって「3LDKのマンションが魅力的」と考える人はあまりいないように感じます。

本音を言えば庭があった方がいいし、戸建て住宅の方がいいと考えると思います。

マンションにしてもプレミアム感があるとか、立地が超いいのなら別ですが、そういった物件に住んでいる人は既に成功していて、自らの意志でそのような住宅に住んでいると考えられます。

続いて、生活収支。

仮にその時点でお子さんが二人いたとします。

今の日本の制度だと二人のお子さんを育てるのには相当にお金がかかります。

私のような還暦世代は年功序列で給料が上がっていったのでまだいいですが、今の若い人はそうはいきません。

政府の愚策で税金もどんどん上がっていくでしょう。

こうなると収入増を支出増が大きく上回ってしまいます。

また、将来的にお子さんが増えることもあり得ます。

が、思うように収入は上がらない。

で、どうなるかといえば「節約」です。

「節約」は立派な価値観ですが「買いたいものも買えない」「ひたすら安いものを探す」ということになると精神衛生上もよくありません。

優秀なフィナンシャルプランナー等に相談すれば、このような未来を予想してくれますが、住宅販売会社は教えてくれません。

「大丈夫ですよ」といいます。

こうなったらもう何のために生きているかわかりません。

昨日も書いたとおり、大切なのは「見通し」です。

今後、自分たちの価値観がどう変容していくのか。

今後、自分たちの生活収支はどうなっていくのか。

生活もビジネスも「見通し」に基づいた判断をすることが重要です。

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