№4878:「個の時代」とは具体的に何のことか?
本記事は2020年12月2日に配信した無料メルマガを大幅に加筆修正したものです。
こんにちは。(株)個のサポーターズクラブの遠藤です。
※過去分はこちらにあります。
今日は「当社はSNSの発信に力を入れていません。その状態で新しいことをやろうとしています。私には情報発信のほうが大切だと思うし『新しいこと』というより『目新しいこと』に翻弄されているように感じます」というお悩みにお答えします。
私には「情報発信しない」という考え方や行動が理解できません。
何故ならそれは「個の時代」に反しているからです。
「個の時代とは何か」と言えば、それは「個が自分が立つ時代」であり、言い換えると「個が情報発信できる時代」ということです。
「個の時代」の前は「会社の時代」、もっと言えば「大会社の時代」だったわけです。
「情報発信」はTV等のマスコミや電通といった大企業だけに許された特許でした。
21世紀になってその特許であり武器を個人が手に入れたのです。
それを使わないということは「20世紀に生きている」「会社の時代に生きている」ということだと思います。
そもそも情報発信をしないということは「伝えたいこと」が何もないということです。
「伝えたいことが何もない」のに「入会を増やせ」「売上を増やせ」というのはおかしなことだと思いませんか。
当業界の悪しき体質です。
「自分たちがお客さんにどうなってほしいのか」を伝える手段は情報発信しかありません。
ビジネスの基本は「顧客の問題をどう解決するか」であり、それを達成するために情報を発信し、必要な発信媒体を使うことになります。
この時、チラシよりもSNSのほうが「より伝わること」に議論は要らない
でしょう。
「顧客に伝えたいことを伝えること」をマーケティングといいます。
「情報発信をしない」ということは「マーケティングをしていない」ということです。
新コロ後に撮影用のスタジオを作ったりしている会社がありますが、その大半が機能していないはずです。
その理由は「顧客をどうしたいか」がなく「オンラインありき」で発想しているからです。
要は「マーケティング視点」がないのです。
私の予想ではそれらの大半は先々倉庫になります。
情報発信音痴の中高年幹部が仕切っている企業はこの先どんどん低迷していきます。
そういう企業は見切るべきです。
そして「武器」を活用しながら「個」として行動を起こしていく方が個人の未来ははるかに良くなっていくと思います。
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