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№5078:論理で判断していて「良いアイデア」は出るのか?

こんにちは。(株)個のサポーターズクラブの遠藤です。
※過去分はこちらにあります。

さて、昨日は「サイエンス型上司の時代は終わった」と記しました。

その理由は昨日に記したとおりですが・・

そもそも私は「サイエンス型」、つまり「論理と理性」で物事を判断していて「良いアイデアが出るのか」ということ自体に疑問があります。

「論理と理性」で結論を出すということはその帰結先が「1通り」になることを示しています。

優秀なAIに判断を依頼すると考えればわかりやすいと思います。

行き着く先は「皆同じ」です。

人間で考えても「1+1=2」ですから。

ではアイデアや独創性を生むものは何か?

それはその人の「感性」であり「直感」です。

私は「実は物事というのは直感で判断しているのではないか」と考えています。

例えばですが、私は新規物件などを決める際にデータに頼ったことは一度もありません。

現地に行って、その周辺を回って「これならいけるよね」で終わりです。

商圏に何人の人がいて、所得はこうで、後背地人口はこうで・・なんてなことを事前にインプットしたことはありません。

もちろん相手の方がいることなので調べるくらいはしますがロクに覚えていません。

で、直感で判断したことを、追って理論で裏付けています。

なので「直感だけ」ということはしません。

「直感が先で論理は後」です。

ここで大切なのは「論理で裏付けるには相応のビジネス力が必要である」ということです。

「直感が大切!」とかいうと「論理苦手派」の気勢が上がるかもしれませんが、直感だけでどうにもならないと思います。

このビジネス力に該当するのが「原理原則」ということになります。

実際は「直感で決めているとき」も「論理」の影響は受けています。

「脳」が判断しているのですから、これは当然です。

「脳」は「直感」と「論理」が半々になっていて、片方が動いているときに片方が止まっているということはないからです。

つまり「常に思考が脳内で直感と論理の間を行き来している」ということだと思います。

特に「答えがない時代」といわれている現在は(未来も)「直感と論理」で独創的なアイデアを生み出していく能力が求められます。

故に両方を鍛えることが必要。

「自己投資」、すなわち「お金と時間をどこに使うか」はその獲得を目的に行なっていく必要があると思います。

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