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Webライターって「なに」ライター?

数年前に書いた記事を久しぶりに読み返し、現状にアップデートしてみました。Webライターをやってみたいなというかたのお役に立てたら嬉しいです。

ここからは、以前に書いたもの。


今日明日の〆切の合間、「息抜きがてらnoteの更新をしようかな」なんて思って書いてみています。私は2017年に、「あ、ライターやろ」っと突然思い立ち、手始めにクラウドワークスでお仕事を受注し始めました。

初心者のクラウドワークスの単価は激安!

1文字0.5円なんていうのもザラです。8,000文字書いて1,400円なんていう切ない経験もしました。しかも自然療法の論文のようなわりと専門的な記事で。こんなニッチな分野で書ける人も少ないのにこの文字単価。よくやっていました、私。
いわゆる記事ライターの時代です。

その後、「文字単価をあげるには?」と考えてSEOの勉強をします。
それが2019年ですね。ライティングを本格的に習い始め、そのご縁で知り合ったSEOにとても詳しい方から指導を受けていました。

SEOで文字単価が上がったか?と聞かれると、「上がった!」と言い切れるようなものではなく、1文字1円台にはなったかな、というところ。

1文字1円……。
「ライターってリサーチという作業をしているのは知ってる?」と問いたくなります。

それでもSEOを意識して書いた記事が検索上位1位を獲得!
しかし、Googleのアルゴリズムで10位まで突如下落……。「あー!もうSEOいやだー!」と発狂し、SEOの案件は受注しないこと決意。

精一杯書いたものが、アルゴリズムの変更で一気に落転する、それがSEOの世界。

「そこまで気にしなくてもいっか!」と思えればSEOも続けられたかもしれません。SEOライター時代です。

その後、ライティングの先生のご紹介で記名記事を担当。これは、クライアントが「こんな感じのテーマで記事をかいてください」とテーマだけ投げられ、あとは読者層とニーズを調べ、構成から作成し書いていくもの。

このあたりから文字単価ではなく、1記事◯◯円と単価が変わってきます。いわゆるコラムライター時代です。

ここで突如、「メルマガの記事を書いてみない?」という紹介話がやってきます。初めてのメルマガ。50件で数万円だったかな。1件500文字くらいで。
あまり覚えていないですが。

その書いたメルマガを気に入っていただき業務委託として請け負うことにな。無期限の継続案件ですね。メルマガライター時代です。これは3年くらい続け、メルマガからの売り上げが前任者の4倍に上がりました。

そしてその後、ライティングの先生に、「電子書籍出してみて!」と言われ、電子書籍を出版することに。
「出してみて」と言われても、書けるほどの内容も持ち合わせていないですから、構成と執筆、出版の練習という程度に考えて出してみたのがこちら。

今となっては読み返したくないくらい、下手くそな構成と文章で、黒歴史化していますが……。

しかし、この本を出版したことがきっかけで、電子書籍出版コンサルタントをご紹介いただき、電子書籍のゴーストライターをすることになりました。
単価は1冊数万円。やっとまとまった金額まできました!コワーキングスペースを契約し、いよいよライティングの仕事に本腰をいれます。ブックライター時代です。

その頃、私はライティングの先生が書いたロードマップを参考にスキルアップを目指していたので、「次はLPとか広告だな!」とLPを書かせてもらえるチャンスを狙っていました。

このロードマップですね。なかなかこのロードマップのように、記事ライター時代は高単価にはなれませんでしたが……。

既存のすべてのクライアントに、ことあるごとに「LP書きたいんです〜」と言いふらしていると、チャンス到来!LPを受注することができました。

ただ、広告やマーケティングの勉強は忙しくてあまりできていなかったので、ライティングの先生に泣きついてアドバイスをもらい、なんとか初LPを納品。

面白いことに、1件でも書いた経験があると、次から次へと案件の話が入ってくるんですよね。自分から応募しても採用されやすくなります。単価は私の場合、ブックライター時代と同じ1件数万円

セールスライター、もしくは、コピーライター時代です。

勉強不足解消のため、セールスライティングをしっかり学ぼうと思っていたので、2020年の6月くらいかな、オンラインサロンに入会。

こちらですね。
下記の書籍も出版している、セールスコピー界のレジェンドが運営しています。

ここのサロンでは、素晴らしい実績をあげた会員を永久無料会員にしてくれる制度があるんです。必死で勉強して、LP案件や広告案件を受注していた私は永久無料会員の座をゲット。このサロンは本当に勉強になります。おすすめ。

2019年から本格的にライティングの勉強始め、ここまで1年ちょっと。

「次は、プロモーションライターか」とロードマップを見ながら思っていたんですが……。広告の仕事は「私に合わないかも〜!」と思っちゃたんです。というのも、かなりの多忙さもあり、心身ともに壊れてきてしまっていたんです。というのも、LPは申し込みや購入者数がはっきり数字として表れるので、胃をキリキリさせながら書いていたのが響いたのでしょうそこで一旦、広告系お仕事を減らし、電子書籍関連の仕事だけにしました。

そして落ち着いて考え「プロモーションライターは、やっぱり私のやりたいことではないな」と思い、かねてから興味のあった取材・インタビューライターの道に進みました。

メルマガと電子書籍はゴーストライターだったので「これを書きました!」とポートフォリオとして公開することはできませんが、インタビュー記事は「私が書きました」と言えるのがいいですね。例えばこんな記事。

ここまで、記事ライター、SEOライター、コラムライター、メルマガライター、ブックライター、セールスライター、取材・インタビューライターと書く仕事をしてきました。すべてWeb関連です。

Webライターって一体「なに」ライターなんでしょうね。未だに謎です。

きっと、これを読んでくださっているかたが、思っている以上にいろんな種類のライティングがあるので、あなた好みのライティングを見つけてみてくださいね♪

いつかこの過程を細かく書いて電子書籍にしたいわ!
さ、〆切に追われに戻ります……。


ここまでが以前に書いたもの。
これだけの種類のライティングをしていると、いろんなことができるようになります。

SEOライティングでは、キーワード選定と構成は必須です。だから記事を書く際の構成は問題なくできるようになります。
また、ライティングの勉強しながら書いていると文章も上達してきます。私の場合は日本語教師の勉強をしていたことがあるので、多くの人が苦手とする「て・に・を・は」や日本語の文法に苦労することはなかったので、校正のお仕事で業務委託契約をしていたこともあります。

そして現在はどんな仕事をしているかというと、メディア・プロデューサーのアシスタント業務、各種SNSの運用、電子書籍の出版サポートなど。だいぶ書くことは減ってきました。逆に増えたのは、スケジュールや進行管理、マーケティング関連業務、記事の編集などです。

「Webライター」でしっかり文章が書けるようになれば、その後の道は自然と作られていきます。駆け出しの頃は本当に大変で泣きながら仕事をしていましたが、今となっては「あの頃に頑張っておいて良かった!」と心から思います。

Webライターが、「なに」ライターかに変化していくのは、書き続けていった結果に見えてくるものなのかもしれません。私もこの先、どんな風に仕事をしていくのか、自分でも楽しみです。

Webライターに関して、質問や聞きたいことなどありましたら、コメントお願いします。

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