トレーニングカルテは、更新していますか?
最近、また意識してつけているのがトレーニングカルテ。
カルテ、という言い方が適切かはわかりませんがお客様に描いてもらうシートです。最初の評価のこと、目標や既往歴などを記入していただく大事なものです。
長くなればなるほど、いろんな変化があるのに記さないのはもったいなくないですか?そして、更新していく理由はいくつかあります。
お客様の怪我が増える
いきなりネガティブな感じですが、これはどうしても出てきます。長い付き合いになればなるほど、些細な事が出てきます。
肩が痛いのはよくなったけど腰が・・・
最近手術することになった。
様々な事が起こります
それら全てがトレーニングに関係するとは断言できませんが、関係することも出てきます。そのときにパッとその事が思い出せたり、考慮して運動指導する事ができることで解決する事が増えると思います。
本人に自覚がない既往歴がある
このパターンは本当に多い。
セッションをしていてしばらく経ってから、思い出した様に言ってくるとんでもない情報がある。
どうしても体を動かす事がメインになるので、内科的なことは本人から聞けなかったりする。また、その人にとって普通だと思っている事がこちらとしては大事な情報だったりもする。
こういうのが、トラブルにつながったりするので出来るだけ雑談などで情報は拾っていきたい。
今までにあったのが、
・手術歴がある
・先天性の疾患がある
・後遺症(軽度の麻痺など)
があった。
お客さんとの会話でずっと聞くわけにもいかないので、もし知ったら忘れない様にカルテに追記しよう。
過去のことはどんどん忘れるのが人なので、こちらでしっかりと記録する
痛い時は騒ぐけど、終わったら本人があんまり覚えていない。
こういうことはザラだし、成長も本人はあまり感じられないというケースもある。そんな時のために、できたことやこれまでの改善した記録などもプラスしてカルテに記載していくと、その人の運動の成果表になる。
こういうマメなことって、大変だし時間を取られる。
でも、それがお客様のためにつながると思ったら少しぐらい頑張れるのではないでしょうか??
なんか成果の出ない人がいる。困った。
そんな時は、こういう作業が大切なヒントをくれますよ。
サポートは自分の知識向上に使っていきたいと思います。 サポートもうれしいですが、記事のシェアやリアクションはもっと嬉しいです!