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新年の挨拶 2016.1.1

 新年あけましておめでとうございます。本年も皆様方のご指導、ご協力を賜りたく、何卒よろ しくお願い申し上げます。 2014年11月に医薬品医療機器法が施行され、早くも2年目を迎えましたが、この1年、業界と して運用の適正化について行政と共に取り組んでまいりました。特筆すべき点として、医療機器 分野でのイノベーションを推進するためのリーダー人材育成の大学講座を、昨年10月に日本で 初めて東北大、東大、阪大と連携して立ち上げたことが挙げられます。  新年を迎え、業界としての課題と

    • 新年の挨拶 2017.1.1

      新年あけましておめでとうございます。本年も当連合会の活動にご支援、ご協力頂きますよ う、よろしくお願い申し上げます。  最近、海外から帰国すると日本の元気の無さを感じます。先進国に限らず中国やインド、シン ガポールなど主要都市の活気と比べても、かつて世界有数の大都市と謳われた東京も今やその勢 いは感じられず、明らかに日本の地盤沈下が始まっていることを実感させられます。日本には少 子高齢化と言う経験したことのないサイレントクライシスが忍び寄っています。この危機を乗り 越える鍵は

      • 新年の挨拶 2018.1.1

        1.はじめに  先ずは「医機連ジャーナル」第100号・発刊にあたり心からお祝い申し上げます。 1992年に、広報誌「日医機協ニュース」として第1号が発刊されて以来、25年の間に100回、 即ち年平均4回、発刊されてきたことになり、その間の編集・発刊に代々携わってこられた 人々の隠れた努力は大変なものであったと推察します。  勿論その間にあって、1987年、現・医機連の前身にあたる日医機協創立以来の歴代の正副 会長以下、役員、会員団体・企業の方々、又、それを支えた事務局の人々の

        • 新年の挨拶 2019.1.1

          新年あけましておめでとうございます。本年も当連合会の活動にご支援、ご協力いただきます よう、よろしくお願い申し上げます。  2019年の干支は己亥(つちのとい)です。中国の陰陽五行では、己はコツコツと耕された田畑 に植物が成長することを、亥は種子の中に閉ざされた状態を意味します。このことは、今まで 培ってきたことを大切にし、地固めをするのに良い年ということになると思います。今年は昨年 策定した医機連産業ビジョンを、しっかりと地に足をつけて実行に移していきたいと思います。  日

        新年の挨拶 2016.1.1

          新年の挨拶 2020.1.1

          1.はじめに  明けましておめでとうございます。昨年に引き続き、本年も当連合会の活動に対して宜しく ご支援・ご協力の程お願い申し上げます。  昨年も変化の大きい年でした。世界的には、相変わらず米中貿易摩擦、英国のEU離脱騒動 や冷え込む日韓関係を始め、世界各地での紛争など、政治・経済を問わずめまぐるしい1年で あったといえましょう。一方、日本に目を転ずれば、年号も「平成」から「令和」に変わると共に 「即位礼正殿の儀」も無事に執り行われ、文字どおり新しい時代を象徴する1年でした

          新年の挨拶 2020.1.1

          新年の挨拶 2021.1.1

          <「Society 4.5」の社会>  一昨年、医機連会長就任時のパーティーの席上、私がこれからは世の中が素晴しいスピード で進歩していく中で、AIの倫理問題とか開発・運用ルールなど1つをとっても、所詮最後は人 間が責任をとらなければなりません。そうした意味で「IoT、ロボット、5G」等と言われますが、 何れも人間とのバランスを含め「イノベーションとリバース・イノベーション」にせよ、今後は 「バランス」の時代と思います。「Society 5.0」にしても、1.0(狩猟)、2.

          新年の挨拶 2021.1.1

          新年の挨拶 2022.1.1

          みなさま、新年あけましておめでとうございます。  新型コロナウイルスのパンデミックから 2 回目の新年を迎えることになりました。この原稿 を書き下している 12 月初頭は、新たな変異種の出現により、感染再拡大への警戒感ならびに世 界経済への影響を懸念する声が高まっています。年が明けた今、世界は、日本は、どのように変 化しているでしょうか。  一昨年はコロナ対応一色の一年でしたが、昨年はさらにそこへ追い打ちをかけ、海運の混乱継 続による物流停滞と運賃の高止まり、半導体をはじめと

          新年の挨拶 2022.1.1

          新年のご挨拶 2023.1.1

           みなさん、新年あけましておめでとうございます。  早いもので新型コロナウイルスの感染拡大から3回目の新年を迎えることになりました。感染 者数はいまだ高止まりしていますが、新たなワクチンや治療薬の開発が進み、国民のコロナに対 する意識の変化も感じ取れます。昨年の今頃と比較すると、徐々に日常を取り戻しつつあるので はないでしょうか。  しかし、ようやく世界が落ち着きを見せ始めた矢先に起こったロシアによるウクライナへの軍 事侵攻は、これまでの法の支配による国際秩序を大きく揺さぶり

          新年のご挨拶 2023.1.1