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読んだら忘れない読書術 / 樺沢紫苑



最近ハマっている樺沢紫苑さんの少し前の本ですが、読んだことが無かったので、読んでみました。


私が捉えた結論としては

本は、他人の経験を買うことで自分自身を成長させ、自分の時間を作ることができるもの

ということです。


早速、本の中で気になったことをまとめていくと

まず、本を読むということについて

・他人の経験を活かして、時間の無駄を減らし、最短距離で成功の道を歩む
・文章力をつけるためには文章を読む
・ネットの時代はメールやSNSなどで文章力が求められる
・問題がコントロール可能であるとわかれば、問題が解決していなくてもストレスは軽減される
1冊の本で3つの気付きがあれば元はとれている

と本の中で言っています。

読書の目的は、自分自身の成長のためといえばそれまでですが、具体的にわかりやすいものでいえば、時間を作るということも目的です。

例えば、1週間かかっていた作業について、本でノウハウを学ぶことによって1日でできるようになれば、それは本を通して時間を作ったということになります。

浮いた時間でさらに本を読めば、成長の無限ループが出来上がります笑


文章を書く力を上げるという観点でも本を読むことに意味があります。

文章力について、職種によっては必要ではないと思われるかもしれませんが、昔に比べ、仕事の連絡をメールやSNSで送ることが多くなっているので、そういう場面では文章力が求められます。

そこで、文章力が無いと、内容が伝わらなくてトラブルの原因になったり、確認のために何度もやりとりすることになり、時間がかかってしまいます。

こうならないためにも本を読むことに意味があると思います。


本を読む際には、本の最初から最後まで読む必要はなく、必要だと思った部分を読むだけでも十分意味があり、1冊の本で3つの気付きがあれば元が取れていると言っています。

これは人によって考え方はあり、ようは少しでも気付きがあれば本を読んだ意味があり、逆に全く気付きがなければ、本を読んだことに関する価値は限りなく少ないということになります。



本を読むことは大事だと思いますが、ただ読んで終わりという形だと内容をすぐに忘れてしまうため、アウトプットをすることが重要になります。

アウトプットはインプットしたものを自分の中で消化して、それを自分の言葉にして出さなければならず、その過程でより深い理解をすることができます。

そこでアウトプットおよびインプットについて、本書の中で気になったものを下にまとめてみました。

・アウトプット法の例
 ①メモを取る、マーカーを引く
 ②内容を人に説明する
 ③本の感想をシェアする
 ④書評を書く
・Twitterは今の感情を伝え、ブログなどは客観的・論理的に内容を伝える
・内容を説明できない=インプットされていない


アウトプットといっても手段はいくらでもあり、それらを併用したほうがより高い効果を得られます。

本を読んだ直後は、Twitterに投稿し、何日か空けてブログなどに投稿するのが望ましいです。

なぜ、ブログを書く前に日を空けるかというと、ブログは基本的に人にじっくり読んでもらうこと前提で書くため、客観性や論理性が必要になりますが、読んだ直後では「おもしろかった」などの感情的な評価が多くなってしまうからです。


本を読んだ後に内容を説明できないということがあった場合、それはちゃんとインプットできていないということになります。

こうならないために、ある程度アウトプットを見越してインプットを行うことが重要です。

そうすると自然に気付きを見つけながら本を読むことができると思います。

私も今までは読んだ本について、ほとんど内容を話せないような感じでしたが、こうやってアウトプットをすることで定着率が格段に上がったと実感しています。

ブログ自分自身の復習用にも使えますし、文章を書く練習にもなるので、レビューを書くのはおすすめですー



拙い文章にも関わらず、ここまで読んでいただきありがとうございました!


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