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KAWASAKI W650ツーリングリポート 筑波山

房総半島千葉の次のW650バイクツーリングは、茨城県の筑波山に行ってきました。筑波山には以前にも走りに行ったことがあるのを、6年前にブログで報告していますが。

この時は筑波神社がある筑波山入口までバイクで行き、ロープウェーで山頂まで往復。下山後日帰り温泉に入り、バイクで帰路というメニューでした。

今回は、筑波山へ徒歩での登山にバイクで行くのは可能だろうか? そんなことの下調べ的な、ツーリングにしたいと思っていました。事前に筑波山周辺の地図を眺めていると、ファミリー向け登山コースとある出発点を見つけた。つくし湖を出発点とする、薬王院コースとある。「ヘェー筑波山周辺に湖なんてあるのか」と、思ったこと。「ファミリー向けということはきつい登山道ではないのだろう」と、考へたこと。で、まずはバイクでこの湖に向かい到着しました。家を出たのは9時ぐらいで、到着したのは昼前の11時過ぎ頃かな。

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湖に着いて登山者達と思われる駐車中の車を眺めていると、山の方に続く道路に気づいた。「バイクでこのまま山頂に向かえるのかしら?」と、どんんどん道をバイクで走って登ってみます。着いたのは、林道鬼ケ作線とある案内がある場所。

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見下ろすと風景は、ほとんど筑波山頂に近い位置の感覚でした。「何だロープウェーはもちろんバイクでもほとんど山頂まで登れるんだな」、との感覚を抱きつつ下ります。どうせだから、筑波神社の入口までまた行こうと。

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筑波神社入口=ロープウェー宮脇駅近くでは、懐かしい青木屋の前にバイクを留めて写真を撮りました。青木屋が、どう懐かしいかを説明させていただきますと。

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ぼくは学校を出て就職した広告会社で営業として、茨城県に本部のあるカスミを担当しました。当時は社名をカスミストアーといったのですが、社長がとてもユニークな方針で経営されていました。仏教的な思想も取り入れつつ、売れ残り廃棄=ロス率を、殺生率と表現したり。ぼくら業者を決して業者とは呼ばず、お取引先様と表現していた。そんなお取引先様を年1度集めて1泊の懇親会を開いていたのが、この青木屋でした。新卒の若いぼくにも他のお取引先様と分け隔てなく、カスミの方たちが懇親を深めてくれた。そんな強い記憶があるのが、この青木屋でした。

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青木屋玄関から向かいの方向に、筑波山山頂が小さく見えます。そんなことで、徒歩登山の下見の主旨はすっかり薄れ帰って参りました。筑波山神社入口付近を出たのは、13時過ぎ。途中休憩をしつつ、家に着いたのは16時近くでした。

若い頃強い気記憶のある土地に行くと、その懐かしい記憶が勝って他の目的はどうでもよくなっちゃいますね。


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