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土曜日の昼に行く町中華が最高だった

土曜日朝、暑さで目が覚める。

身体が重い。節々が痛い。

今週はずっと首やら肩がこって、しんどかった。

このままでは休日の行動に影響が出る。

そうだ、銭湯に行こうと思った。幸い家からほど近いところに銭湯があるので、10時のオープンとほぼ同時に駆け込んだ。

湯船で身体を温めて、サウナ→水風呂→外気浴を3セット。

身体がほぐれ、血流が全身を巡っていくのを感じる。

水風呂に入ると、目が一気に覚めた。

来てよかった。心の底から思った。

その後も、身体を洗ったり、湯船につかりつつ結局2時間近くいた。(実はもう1セットサウナをした)

時間は12時過ぎ。そういえば朝から何も食べていなかったのでお腹がすいた。

何を食べようか。

今日は徹底的に身体をメンテナンスしようと思って、13時半から家の近くの整体に予約を入れていた。

何か買って帰るか、それとも食べて帰るか...

そういえば、ふと先日家の近くを散歩した時に見つけた町中華のことを思い出した。

今の街に4年近く住んでいるのに、住宅街の一角にあったその店を見つけたのはつい最近。

町中華だ。それしかない。

そう思い立つと、町中華のことしか考えられなくなり、足早く向かった。

ザ・町中華という感じの町中華。

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そうそう、こういうのでいいんだよ。

壁一面のメニューが泣ける。

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注文はラーメン+半チャーハン+餃子。

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完璧すぎる。

王道とも、何も考えていない選択にも思えるが、これしかない。

あと、我慢できなくなってビールも頼んだ。当然のように瓶ビール。素晴らしい。乾杯。

まずは餃子。誰は酢+黒胡椒とベーシックな醤油+酢の2種類作った。

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黒胡椒の方につけ、餃子を口に頬張る。

大勝利。肉汁が口の中に広がった。

すかさずビールも飲む。

「幸せってこういうことを言うんですね」

続いてはチャーハン。味が薄めで、具材の味がしっかりとわかるチャーハンが優しい。

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醤油ベースのラーメンもシンプルかつベーシックで、はずさない。子供の頃、いつかどこかで食べたような懐かしい味がした。

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土曜日の昼、銭湯に行って町中華で昼飯を食う。

なんだかとても夏って感じがした。

どの料理もすごく美味しかったけど、本当にただの街の中華屋ででる料理だった。

町中華ブームなんかも言われているが、そういったガイドブックなどに載るタイプの店ではない。

でもとても素朴で、実家で昼ごはんを食べに来ているような感覚が、なんだかとても優しい感じがした。

横のテーブルでは、近所のおじさま、おばさま、ファミリーが昼食を食べていた。

素敵なマダムが、肉野菜定食を食べていたし、近所に工事現場でもあるのかガテン系ぽいお兄様方がスタミナ定食+ラーメンを食べていた。

途中5人組くらいのおばさま方が来店され、それぞれ「もやしそば」「うま煮そば」なんかを注文するなか、最後のおばさまが「餃子とビール 中瓶で」と注文していたのが最高にロックだった。

今年の夏はあまり大々的に旅行もお出かけもしづらいかもしれないが、銭湯に行って町中華に行く。

それだけで最高の夏でした。

町中華おすすめです。


冷やし中華、はじめるまでもなくある。チャーシューがあることで280円もプラスされるのでみんなもっとチャーシューに敬意をはらった方がいい。

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肉野菜定食があるのは基本。

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オムライスがあるのが素晴らしい

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ソフトドリンクなどというものはこの店にない。飲み物は水か、ビールか、お酒、紹興酒のみなのだ。

お酒ってなんだ。

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向かいがコインランドリーなのも最高すぎる

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本日のベスト路地。2020年のベスト路地はここです。

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もし良いと思ってお気持ちをいただけるとやる気がでます。コーヒー代にします。