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社会人の英語学習?なら一度、iKnow!を『この方法』で試してほしい。

この記事は、筆者が10代から10年以上に渡って愛用している英語学習アプリ iKnow! の自己流の使い方を、真心込めて紹介する内容になってます。自分はシャドーイング大好き人間で、iKnow!でのシャドーイング体験が好きです。

iKnow! の簡単な紹介

仕組みとして、言語学習者にはお馴染みのDuolingoに近いです。日本語話者向けの英単語アプリとしてはmikanが有名だけど、iKnow!はタイピングもあるし何より文章単位で出題されるので関連付けて覚えやすい。実際、自分も留学初期の頃は、iKnow!で覚えた文章ごと単語の使い方を思い出していた。

選択肢問題のほかにタイピング問題もある
回答後、文章と音声が流れるのでシャドーイングが出来る

学習コースの内容としては基本の英会話コースの他にも、英検やTOEICなど試験対策や中国語まである。値段に関しては、今は買い切り無しのサブスクオンリーで1ヶ月1500円近くと若干高め。とはいえ学習習慣が付くと本当に英語力が伸びるので、まず1ヶ月やってみる価値はあると思う。

値段的にも1日10分の学習では元は取れない。実のところ、1日1時間くらいはガンガンやらないと進んでいる実感はあまり得られない。でも逆に1日1時間近く、一文一文を最終的にシャドーイング出来るように工夫しながら1年間やったらめちゃくちゃ伸びる。これは実体験。

TOEICや英検、SATなどもカバーされている

自分的に馴染んだ使用法

  1. 新規単語と復習単語は分けて学習する。
    iKnow!はDuolingoと同じく、1セッション毎に20個(変更可)の英単語が順不同で複数回出てくる。新規単語にはフラッシュカードが出てくるので、復習単語と混ざってるとリズムが崩れてしまう。新規単語と復習単語を分けてやってやれば、それぞれのリズムで出来て気持ちよく進行できる。

  2. 例文をシャドーイング出来るように目指して学習する。
    ここが一番重要なポイントで、最終的に例題文をシャドーイング(文章を見ずに、意味を追いながら音声を復唱)出来るように目指して学習すること。最初からスムーズにやるのは無理なので、深追いはしない
    最初は文章を音読するだけにしたり、シャドーイングにしても始めは意味は無視して音だけ追うようにしたり、オーバーラッピング(文章に被せて読む)を試してみても良いと思う。
    とにかく分からない単語は調べながらやる。たどたどしくても真似ていく。単語一つの習熟度が100%になるまで結構時間がかかるので、それまで工夫を重ねてシャドーイングの完成度を高めていくイメージ。

  3. 学習を続けると出てくるSentenceTrainerはスキップして大丈夫。
    暫く学習すると、単語を当てはめて文章を完成させるSentenceTrainerが出てくるけど自分はスキップしている。単語を一つ一つクリックしていくのはダレるし、文章ごと覚えることはシャドーイングでどうにかなると思うから。

  4. 『まとめて学習』とコース別学習を使い分ける。
    iKnow!にはコースを横断して単語をする「まとめて学習」機能がある。個人的には復習アイテムは「まとめて学習」を使用して、新規単語はコース別でそれぞれ学習している。1日の学習の流れとしては、最初に「まとめて学習」で復習アイテムを消化して、もし時間が余ってたら新規単語を進める、といった感じ。調子に乗って新規単語を進めすぎると復習単語が溢れるので注意。溢れても1日30分とか1時間とかしっかり使ってちゃんと消化していくのが大事。

シャドーイングとiKnow!

英語圏に10年以上滞在した今、改めて思うのは「英単語や熟語を文章ごと覚える」ことの重要性とそれに対するシャドーイングの効果の高さ。とりわけ日常会話に出てくるような英単語は例文ごと覚えてるくらいの習熟度でないと、会話の中で自ら使いこなしていくのは難しい。フラッシュカードだけだと「英会話で言われたら分かるけど、自分で話す時には思いつかない」みたいな状況になる。

英文をシャドーイング出来るようになるのには時間がかかるし努力もいる。でも振り返ると自分の英語の血肉になっているのは決まってシャドーイングか英会話で身についた表現方法だ。逆に単語だけで覚えたものは文中で読めるくらいで、喋りで使えた(自然に出てきた)試しがない。英会話で喋れるようになりたいのであれば、iKnow!でシャドーイング、これ本当におすすめ!


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