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読書感想2024年6月

#名画で学ぶ主婦業 宝島社 中世の名画にタイトルがつけてあり 現代主婦の悲しき日常に見えてしまうのが不思議で笑えるところだ 子どもが言うこと聞かない経験や日常生活での辛い経験は親ならあるのではないか 名画の本当の背景は歴史的な戦争や文化からきているのが対象的であるので 絵とタイトルの意味に共通点はないのが逆に 興味深かった

    • 読書感想2024年5月

      マッチング・アプリ症候群 朝日新聞出版 感想を書けばSNSが荒れそうだ 年齢や立場により意見は多様だろう 今や出会いの定番となりつつある マッチングアプリ お互いの情報開示により自分と合う人を探すわけだがどの情報をあげてどの情報をあげないかそれは個人の自由だ 作者女性から見る変わった人、おもに男性が何人か紹介されている。プロフィールの写真すら昔の写真を載せてしまう無頓着な男性心理は私男性として理解出来てしまう マッチングアプリのデメリットとして 会う前段階の情報だけで判断す

      • 読書記録2024年4月

        師弟百景 辰巳出版 職人の世界は特殊で時間給ではなく依頼内容を精度良く完遂する事が重要である。 その為技術力がもの言う世界だ。 新人が入ってすぐ技術を習得するのは難しい しかし昨今のパワハラの世の中において 指導において少し様相が変わっている もちろん雑用による下積みはあるが 見て覚えろより言葉で説明する指導者も増えてきた 高い志を持って入った人材を辞めさせない 技術を伝承する事は文化の意味でも大きいと思った

        • 2023年下半期読書ベスト3

          下半期に読んだ本は24冊 残念ながら内容を覚えてないのも多いのだがベスト3を紹介します 1位 知らないと損する年金の真実 - 2022年「新年金制度」対応 - 年金の概要を解説してくれる。若くても年いってても漠然と不安がある中少し落ち着かせてくれる内容だ 2位 患者が知らない開業医の本音 勤務医より開業医が儲かるという下世話な話な周知であるしそれを認めながらも開業する事の大変さ、目の前の患者に向き合うのは好感がもてる 3位 翻訳できない世界のことば 日本語のこもれび ボケっと

        読書感想2024年6月

          読書感想

          「日本の伝統」の正体 新潮社 日本古来の伝統といえば初詣やお中元などたくさんあるがどれくらい前からやっている事か行事により様々だ。総じて古くからというより比較的新しい感じで有り難さが半減してしまう 戦後だと80年、明治からだと130年くらい前である。 伝統行事が定着する背景は何か又一定の地域だけで広がる行事など歴史を知れるのは楽しい

          読書感想

          読書感想2023年9月

          患者が知らない開業医の本音 新潮社 松永さん 話が面白い。文章が読みやすい。 著者の経歴は40歳頃まで大きな病院の勤務医、その後自身の病気で長時間の働きは危険な為20年に渡り開業医としての実績、本を数冊、確かブログもやっている。こちらが得たい情報を理解してくれている感じがおもしろい。  医療的技術に関する話に以下がある ぼくが傷を縫うのは出血が止まらないときだけである。そういう傷はめったにない。ほとんどの場合、外科用テープで傷を寄せれば縫わずとも傷は治る。 給料の事も書いて

          読書感想2023年9月

          読書感想2023年8月

          人は2000連休を与えられるとどうなるのか? 上田 啓太 とにかくタイトルに惹かれて読んでみた 2000連休は5年から6年間ほど 働かない期間があるということだ。 最初の頃こそ好きな時間に起きて自由がきく 生活を送っているがある程度すると飽きてくるというのは想像通りだ。 住居はルームシェアで収入は大喜利への投稿で得ているが外に働きには一切出ない。何をすべきかに悩み本をたくさん読んだり自分史を作成したりして時間を過ごしていたが考えは内なる自分に向いていく。人間関係の中での自分

          読書感想2023年8月

          読書感想 働かないアリに意義がある

          山と溪谷社 アリの行動から組織がうまくいく法則を考えると言う本 アリは知的行動や指示によって動くわけではないのに組織的な動きをする。働かないアリは余力を残す事で他のメンバーが疲れた時に働けるようにしている。平時は一部のアリは待機状態である理由がこれだった。人間社会に勇気が湧くではないか、ニートだろうが働けない状態であろうがいざという時の為に力を蓄えているわけだ。 群れる理由も捕食者から体を守る意味がある まさに人間も同じなんだと思った。1人だと不安になる心理皆分かると思う。

          読書感想 働かないアリに意義がある

          野球記録

          阪神の3月4月が終わった。13勝 貯金3つは良いペース。 良かった点は守備力の安定、特に送球ミスが少ない。ポジションの固定が良い影響をしてる 打球への反応がよくなるし落ち着いてアウトをとれる。打線は1.2番の出塁や打点が多いこと。走力のある2人だから歩かせられない、下位打線からの得点シーンを何回見てきたか。 悪かった点は先発ピッチャーのコントロールが悪く早い回に降板があったこと、年間10勝出来るピッチャーが最低3人いるが今のところ計算が立たない。先発ピッチャーの頭数を整備して

          野球記録

          最近見た本

          ジェンダーと脳ーー性別を超える脳の多様性 ダフナ・ジョエル/ルバ・ヴィハンスキ 紀伊國屋書店 本書は女脳、男脳を分けることを否定する。 性別で分けるんじゃなくて個人毎で嗜好、考えが違うことはデータでも出ている。話は変わるが 男性は女性のどこを好きになるのか、正直外見もあると思う。髪が長い、化粧しているなどで違う 性別を好きになる。男性の外見をしていれば好きになる可能性は低い。男性だから好きになる、女性だから好きになるじゃなくて個人と向き合うことが大事と分かった。

          最近見た本

          読書記録 2022年9月

          「人に迷惑をかけるな」と言ってはいけない SBクリエイティブ 子育て本は興味があって時々読んでいる 本書は子育てで重要なところが何点か挙げられる。 子どもは自分の存在に価値があると思えたら、「私はこう思う」と意見を言えるようになります。世界のスタンダードは「困っている人を助けなさい」という積極的道徳です。 子育てでつい言ってしまう人に迷惑をかけるなは使っていけない言葉だった。 人に迷惑をかけずに生きるなんて無理なんだから人に助けてもらった事を、お返ししていこうと言う発想が大事

          読書記録 2022年9月

          読書記録5月分

          NHK出版 学びのきほん くらしのための料理学 土井善晴 NHK出版 レシピが載っているわけではなく、 日本人、和食の考え方について書いてある。少し引用すると 日常の家庭料理と特別な日の料理は違っていて当然、一汁一菜、ご飯、味噌汁、おかずがベースにある。濃い味付けを好まない。 忙しいと特に忘れがちだが、食事に感謝する、旬を感じるなど当たり前の事が廃れないように気をつけないといけない。

          読書記録5月分

          読書記録令和4年4月

          「色のふしぎ」と不思議な社会 川端 裕人 筑摩書房  自分の認識の無さを痛感した。読書をするということは追体験出来ることが良い所だ。 よく自分が見てる世界は自分が見たいものだけが見えていて全部が見えているわけではないと言われるが色についても正にそうだった。 4割近い人間に何かの色覚以上が見られるようで、もちろん自分には認識がない事が大半だろう。人間の遺伝の経緯でなんらかの色覚の変化が起きたわけだ。昔は社会の反応も酷いもので職業差別というか過剰なほど、したい仕事につけないことも

          読書記録令和4年4月

          記憶力を強化する

          講談社 脳の回路は何通りかあるものを使い回ししている。変な記憶違いをするのはそのせいだ。又、脳の回路は一方通行であり、電気回路は対照的に逆流することもある。大事な記憶方法についてだが、記憶には適齢期がある、3、4歳までが絶対音感の限界、言語も出来るだけ若いうちに習得が必要。逆に中学生以降はエピソード記憶が強化されていく。論理的理屈で記憶するので応用がききやすい。若いうちは単純記憶メインだ。年齢を重ねて記憶が落ちるんではない、言い訳にしてはいけないと反省。年齢を重ねても初めて

          記憶力を強化する

          1月読んだ本

          タイトル 食べることと出すこと 医学書院 食事、排泄は人間にとって不可欠。 生まれた瞬間から必要で、どちらか出来なくなったら死ぬ。 著者は20歳で潰瘍性大腸炎を発症、難病指定されていてパーキンソン病についで患者数多いらしい 一生完治は難しい、 服薬で症状抑えるが再発のリスクがある。 食べ物は豆腐などが良いとされるが食事制限などどこまで行うか人それぞれなようだ 前半しか読めていないがあらすじは上記の通り。普段当たり前にしている事が当たり前じゃないと気づかされる本だった。病気

          1月読んだ本

          読書おすすめ

          邦人奪還 新潮社 フィクションだが緊迫感があり楽しい作品。 防衛省外務省と各省の立場で管轄が違うし何より法の遵守の絶対、利権により急に味方になったり切り捨てられる事が読み応えになっている。自衛隊の特殊部隊もアクの強いキャラクターで面白い。やはり法の下の訓練はきっちりしているが法のグレーな部分になると急に動けなくなる。 スリリングな気持ちを味わいたい方

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