『ミルコのひかり』 人生の意味
2005年制作 クリスティアーノ・ボルトーネ監督
1970年代初頭、イタリアのトスカーナ地方。10歳のミルコ(ルカ・カプリオッティ)は両親の深い愛情を受けて育つ映画好きの少年。ある日、ミルコは祖父の古い銃を暴発させてしまい両目の視力を失ってしまう。当時のイタリアの法律では、視覚障害者は普通学校には通えない規則になっており、ミルコはやむなく遠く離れたジェノヴァの全寮制の盲学校に転校することになる。映画を見られないだけでなく、この境遇をなかなか受け入れられないミルコは心を閉ざ