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献血と私~献血を始めた理由/続ける理由~

【献血と私】
僕は献血×アスリートとして
健康と献血についての情報発信と
アスリートとして活躍できるよう
日々積み重ねをしている鉄人です。

2019年2月 25歳2ヶ月
献血回数が累計100回に到達
日本赤十字社金色有功章を受章

2019年5月 25歳5ヶ月
ITU主催トライアスロン世界選手権
in スペイン/ポンテベドラ大会 出場

献血回数100回を越えた日本代表選手が
この世の中に生まれた。

※ 2019年5月ITU主催のトライアスロン世界選手権(LONG-DISTANCE部門)スペイン/ポンテベドラ大会に日本代表選手として出場を果たす


【献血を始めた きっかけ】
僕の場合は、母親による影響でした。
小学生の頃から献血バスを見る度に
献血をしたお話しを聞かせてくれて
16歳を越えれば献血をすることは、
" 当たり前 "のことだと思ってました。

ですが実際のところは…

高校時代は部活動が忙しく
土日は両親と過ごしていた為、
一人で街に出歩くことはなく、
16歳になってすぐのタイミングでは
献血ルームに近付いてもいませんでした。

【初めての献血】
僕が初めて献血をしたのは
17歳と約1週間経った時でした。
それは高校2年生のクリスマス。

彼女とデートしろよ!!

と今の自分なら言いますが
当時付き合っていた彼女とは
お互いに勉強が最優先事項で
デートとか頻繁に会うとか、
ほとんどしていませんでした…

なのでクリスマスの夕方。
三ノ宮の街を歩いていた時。
「献血にご協力をお願いします!」
という呼び掛けに引き寄せられて
僕はミント神戸15階 献血ルームに
はじめて足を運んだのが最初です。


【衝撃だった最初の献血】
血液型を聞かれ、疑いもなく
O型 です!と受付スタッフさんに伝え
問診、検査献血に挑んでいきました。

これまで17年間。
A型の母親と、B型の父親、
B型の姉に囲まれ生きてきて
僕はO型と言われてきました。

当時は血液型占いであったり、
血液型毎の行動心理学だったり、
血液型毎の取扱説明書の本が流行り
O型の取扱説明書を読んでいました。

ですが… !?(○_○)!!

検査献血で言われたのは
「ほんとうにO型ですか?」
「血液がB型の反応をしてますよ!」
「関係機関で再度確認しますね。」
「お手紙で結果が届きますので。」

僕はその瞬間、頭が真っ白になり
現実を受け入れられませんでした。

えっ??どういうことっ!?(*_*)

… 自宅に届いた検査結果は …
B型と明記されておりました… orz


【B型の自分を受け入れる】
調べてみると、赤ちゃんの時に
生まれた直後に血液検査をする際
日本では血液型を確認するそうで
O型と、B型の反応が似ているらしく
医療機関でもたまに間違えるんだとか。

そんなことあるのか??

と、しばらくB型である自分を
受け入れることができず、疑い、
何度か献血ルームに足を運びながら
本当にB型なんだろうか?と思いつつ、
検査結果はいつもB型の反応を示した。

しばらく経ってから、
血液型の取扱説明書を読んだ時、
あれだけO型の取扱説明書に納得し
共感をしていたのに、時が経てば、
すっかりB型の取扱説明書に納得し
共感をするようになっておりました。

自分の性格について
意識した訳ではありませんが
おもしろいな~とは思いました。


【献血100回を目指す】
何度か献血ルームに足を運ぶと
気が付いたことがありました。
それは… 同世代おらんやん!!
っていう若者世代が圧倒的に、
献血ルームで出逢う数が少なくて
学校内でも献血の話題が無い事実。

これは献血できる身体がある自分は
なるべく献血を継続してみようかな。

累計10回で粗品を貰えた頃合いに
なるべく若いうちに目指せ100回!!
と思う瞬間と出逢うことになりました。

それまでは全血献血(400ml)で提供。
成分献血であれば何度も通えるし、
数を増やせる。身体の負担も軽い。
アスリートを継続しながらでも、
献血ルームに通い続けられる!と思い
20歳あたりからは成分献血を継続中。


【献血を始めた理由】
献血を始める きっかけ は
なんだって良いと思います。
偽善者ぶるためでも良いですし
自分の健康維持のためでもOK。
結果的に良質な血液が患者さんに届き
大切な命として繋がるのであれば、
僕はなんであれ問題ないと思ってます。

僕の場合はたまたま健康な身体があり
両親から献血に関するお話を聞いており
献血ができる身体があるんだったら、
献血をするのが"当たり前"だと思い、
時間が作れた高校2年のクリスマスに
足を運んでみたのが最初となりました。

みなさんの きっかけ は何ですか?


【献血を続ける理由】
献血は1回、2回と経験をしても、
3回以上続ける人は少ないらしい。

献血をしない理由って
なんでしょうか?

・献血 = なんか怖そう
・針を刺されるのが痛そう
・他に興味あることがある
・忙しい毎日を過ごしてる
・家族が居て時間が作れない
・献血ルームの待ち時間が退屈
・献血自体に魅力を感じない
・献血の必要性がわからない

さまざまな理由があると思います。

献血をするためには数々の問診と
健康状態であることを証明する検査を
難なく突破する必要がありますから、
万人が献血できる訳ではありません。

さらに年齢制限もありますから
献血できる人の数は限られます。
でも少子高齢化社会の進行において
血液を必要とする数は変わりません。
むしろ増えていく現実があります。

これだけ医療発展、技術革新があっても
人間の血液は、人間しか作れないという
現実問題があります。人工血液について
研究開発が進んでも、実用化されるより
少子高齢化社会の進行の方が早いかも。

海外に足を運べば、日本へ帰国後から
一定期間の時間を開けないといけない。

100%の安全保障があるのかと言えば
献血をしたことで、アザが出てきたり、
体調不良になる人もチラホラ居るらしく
リスクを考慮することも大切になります。

それでも、あなたは献血をしますか?

【献血100回到達】
献血では累計提供回数を記録し
節目で表彰する制度があります。

大きいものでは100回到達時点で
「 日本赤十字社金色有功章 」
という賞状を貰うことができます。

※ 2019年2月。25歳で献血累計100回に到達し、同年11月に表彰式がありました。


【骨髄バンクランナーズ】
献血をする際に"ついで"に
登録が可能なのが骨髄バンク。

詳しくは骨髄バンク説明員に
聞いてみてくださいね!

全国各地の献血ルームに
ボランティアで足を運び
説明してくださる方々がいます。

僕は全国各地のマラソン大会で
協力を呼び掛けるアスリートとして
これからも活動を続けていきます。

※ 全国各地にいる骨髄バンクランナーズ。
見かけた時には声を掛けてくださいね!


【献血へのご協力を】
献血は不要不急の外出になりません。
健康状態で提供できる身体があれば
ぜひ一度は足を運んでみてください!

一人でも多く献血ルームに足を運び
一人でも多くの命が救われることを
願いながら、今後も活動を続けます。


一人でも多くの人の役に立ちたい。
社会に貢献していきたいと思います。

一人でも多くの人に献血について
興味を持って貰えたら嬉しいです。

最後まで読んでくださり、
ありがとうございました。


鉄人☆松井一矢

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