ずぴ丸

精神科医として勤務しております。副業としてドローン事業、写真事業を運営しております。 …

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精神科医として勤務しております。副業としてドローン事業、写真事業を運営しております。 副業、事業、精神科、医学にまつわる情報を中心に発信していきます。 Twitterでも定期的に発信しております。 https://twitter.com/kazu11310

最近の記事

チームでビジネスをする時代

こんにちわ。ずぴです。今回は医療のことを離れて一般的なビジネスの話をしていこうと思います。皆さんはこの本を知っていますか。 「世界一ふざけた夢の叶え方」という本です 10年以上前の本ですが面白い本でした。ネタバレにならない程度に解説すると共通の経営者のファンである3人が定期的に集まり、それぞれの夢を応援しあうことで全員夢を叶え成功していく実話を基にしたお話でした。興味のある人はぜひ読んでみてください。この中でチームで仕事をする意味、意義について語られていました。今回はこのこ

    • クリニックの開業規制時代これからどうする??

      こんにちわ。ずぴです。今回はクリニック開業規制時代と生き方について考えていこうかなと思います。先日こんなニュースが入ってきました。 「医師偏在是正へ開業抑制、都道府県の権限強化 厚労省案」https://www.nikkei.com/article/DGXZQOUA293A30Z20C24A8000000/ 厚生労働省が都道府県に権限を移譲し、開業制限を行うことを検討しているとのことでした。この案が厚生労働省から出されているので、おそらく近い将来必ず実行してくると思います

      • 医師が医療以外のビジネスをやるメリットはあるか?

        こんにちわ。ずぴです。この前奢りに行った医師に「先生がビジネスを勧めている理由が分かりにくい」と指摘されまして今回のブログを書きました。確かにやみくもにビジネスをやった方がいいいと言っていると怪しいマルチビジネスの勧誘みたいになってしまってますね。ちゃんとおすすめする理由があります。それぞれ見ていきましょう! ◾️ビジネスという基本を教わることができる 〜保険診療はビジネスではない〜 ほとんどの医師はビジネスとの関わりはありません。保険診療はその性質上ビジネスというよりか

        • なぜ医師は騙されやすいのか?

          こんにちわ。ずぴです。今回は医師の騙されやすさがテーマです。先日また友人がワンルーム詐欺に引っかかってました。典型的な手法で、あれだけ言われているのにもかかわらず後を立ちません。このnoteを読んでいる方は情報感度が高く、リテラシーも高いため例外かもしれませんが、多くの医師は騙されやすいです。病院の外の世界はビジネスの海が広がっていて私たちはネギを背負った鴨です。騙されている自覚があればまだマシかもしれませんが、私の友人のように投資だと本気で思っているようだと、もはや手がつけ

        チームでビジネスをする時代

          保険診療勤務医と開業医の二刀流のススメ

          こんにちわ。ずぴです。 大谷翔平のニュースが連日流れてきますね。我々も二刀流になろうというのが今回てテーマです。本日は開業の話です。開業というとひと昔前までは、医局に10年、20年近くいてから医局の許可を得て開業をする人が多かったかなと思いますが、近年開業スタイルにも大きな変化があります。若い先生の開業が近年増えてきています。もちろんこの点は議論が分かれるところで、しっかりと経験を学んで全て一人でできるようになってから開業した方がいいとかいろんな意見があると思います。 じゃあ

          保険診療勤務医と開業医の二刀流のススメ

          なぜ20代でリスクをとるのがいいのか?

          こんにちわ。ずぴです。以前ツイートで20代になぜリスクを取れないことがいけないかについてお伝えしましたが、Xだと文字制限があるのでnoteの方で今回はこのことについて詳しく解説していこうと思います。 Xの方でリスクというのは決して悪い意味ではないことはお伝えしましたが、もう一度説明してきます。リスクはあくまで「変化量」のことです。つまり一般的な「リスクが高い」=変化量が大きいという意味となります。つまりプラスにも変動幅が大きいですがマイナスにも変動幅が大きいものとなります。

          なぜ20代でリスクをとるのがいいのか?

          医師がX (旧Twitter)をやるメリット

          こんにちわ。ずぴです。今回は医師がXをやるメリットに関してお伝えしていきます。まずは日本のSNSにおけるXの立ち位置を見ていきましょう。下の図を見ていきましょう。 SNSの日本における利用者数です。ラインは少し毛色が違うので(個人やグループ間でのメッセージのやりとりに特化)、それ以外では日本の利用者数が1番多いSNSです。若い人から年配の人まで幅広く利用者がいるのが特徴です。インスタは写真、Tiktokは動画とそれぞれ特色があり、Xは文字で発信できるのが特徴です。 文字で発

          医師がX (旧Twitter)をやるメリット

          地域×訪問診療のススメ

          こんにちわ。ずぴです。 以前のブログにて外来診療は全国的に需要が減少していることをお話ししました。 上記の図のように外来診療(下の図)ではほぼ赤(2015年以前が需要の最大)です。一部の都市部を除けば外来はすでにピークアウトしています。 一方入院需要は多くの県で薄い青色から濃い青色(2035年から2040年以降に需要が最大)です。入院需要は後20年近くは需要が増え続けます。 外来需要と入院需要はラグが20年くらいあるのです。訪問診療はどちらかというと入院需要に近いです。なの

          地域×訪問診療のススメ

          「行動力」が資産になる時代

          こんにちわ。ずぴです。先日堀江貴文さんの「多動力」を読みました。7年前の本ですが、まだまだ本に書いてある内容は今でも通用する内容なのでご紹介させていただこうと思います。 本をnoteで紹介するのは初めてですが本来はこちらが正しい使い方ですよね。笑  医師や医学生の方も含めて全ての方に参考になる内容だと思うので気になる方はぜひ原著も読んでみてください。 特にADHD傾向で少し多動な方はぜひ読んでみてください。今回は本の内容に加えて自分なりの解釈を入れて紹介していきます。

          「行動力」が資産になる時代

          保険診療は社会主義的な世界だ

          こんにちわ。ずぴ丸です。本日は我々が属している保険診療についてお話しします。以前医者の経営者とお話ししていたら、「保険診療は完全に社会主義だ。」という話があってこの題名をつけました。 日本の保険診療、「国民皆保険」は世界的にみてもかなり特殊です。 海外では家庭医という医師がいて、具合が悪ければ基本的にかかりつけの家庭医を受診します。その後家庭医が判断して必要があれば専門医に受診することができます。イギリスではこのかかりつけ医に受診しようとしても2−3ヶ月かかります。 風邪

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          医師の自殺率はなぜ高いのか?

          医師の自殺率は高いとされています。 日本では毎年90人から100人の医師が自殺をしています。 医師の生涯のうち自殺念慮を持つ割合は17.4%、自殺企図率は8.4%とされています。(suicide life threat behavior.2020 Oct6) 最近近くのクリニックの先生が自殺されたと聞きました。大変いい先生であったのに大変残念な気持ちとなりました。医師の自殺は思ったより身近なことだなとおもました。それで今回はこの記事を書こうと思いました。 少し前のコロ

          医師の自殺率はなぜ高いのか?

          医学生のうちにすべきこと、するべきだったこと

          こんにちわ。ずぴ丸です。今回は医学生のうちにやっておいてほしいことと、個人的にやっておくべきだったなと思ったことをご紹介します。 今日は比較的カジュアルな内容も入ってます。ぜひ参考にしてみてください。 私は地方の国公立大学出身です。田舎の大学でした。大学になって初めてその地方に行きました。 私自身は典型的な医学生でした。普通に部活に所属して、進級して卒業しました。それはそれで良かったのですが、医師になってから色々な医師の学生時代の話を聞く機会があって、今学生をもう一度するな

          医学生のうちにすべきこと、するべきだったこと

          高校生/受験生向けいま医学部に行くべきか?

          今回はこれから医学部を考えていく人たちに向けた記事となります。 今までは医学部に行って医者になれば安泰という時代でした。私が受験生の時にも医者になればもう心配いらないから頑張って受験で医学部にさえ入ってしまえば後はなんとかなると言われていました。確かに他の会社員と比べればある程度十分な給料をもらえているのは事実です。 では今後もそのような待遇が続いていくのでしょうか? 少子高齢化の社会で医師の数は医学部定員増もあり増え続けています。 現役の医師としてこれから医師を目指す方に知

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          高校生/受験生向けいま医学部に行くべきか?

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          医学部という偏差値エリート主義の弊害

          こんばんわ。ずぴ丸です。 前回は学校は会社員を育成するための養成所であることを伝えました。 まだ読んでいない方は続きになってきますので、ぜひ読んでみてください。 下記にリンクを貼っておきますね。 https://note.com/kazupi_doctor/n/nec4bebbc8e6b 我々医師は中学、高校時代のエリートです。そうでないと医学部受験で合格するのは難しいと思います。自分も含めて、学校教育を真面目にやってきた人が多いと思います。小学校や中学校から受験して進学

          医学部という偏差値エリート主義の弊害

          令和時代の初期研修先の選び方

          令和時代になって、正確にいうとコロナウイルス感染症が終わってから大きく時代の流れが変化してきました。これからもAIの急激な普及などで大きな変化が世界的に起こり、ますます変化の時代となります。世界では今の時代をVUCAと呼びます。Volatility(変動性)、Uncertainty(不確実性)、Complexity(複雑性)、Ambiguity(曖昧性)の略です。医師の世界ももちろん例外ではありません。なかなか学生の方だと学校にいるとそんお時代の流れを感じられないかもしれない

          令和時代の初期研修先の選び方

          勤務医のための事業の始め方

          前回、「勤務医も経費に使えるようになろう!」で一部ご紹介させていただきましたが今回はもう少し事業の作り方について解説していきます。 まだ前回の記事を読んでおられない方は下記にリンクを貼っておきますのでぜひ読んでみてください。 https://note.com/kazupi_doctor/n/n911bd54de326 我々医師,医学生は正直に言えばビジネスという世界に関して無知です。医学部で学んでこなかったので当然と言えば当然です。興味はあるけど、どうやってそもそも事業を始

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          勤務医のための事業の始め方

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