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CONTAX T2

dropboxにカメラごとのフォルダを作ってフィルムデータを保管しているのですが、一番多いのがこのカメラ。ツイッターとかnoteのアイコンにしているポストさんはこのカメラで撮ったものです。友人を尋ねに行った京都がT2で初めて旅に行った場所でした。何度行っても良いところですね。駅近のこってりラーメン屋さんに行ってみたい!

このコンパクトカメラシリーズにはTがついていて、自分の名前にもその文字が入っているから親近感持ってるけど、そもそもなんのTなのだろう。うーんと、とくべつ、、?

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(調べたらTinyでした!特別だったらspecialですね)

T2はピント抜けがたまにある。撮りたいものを真ん中にして、シャッター半押しして、フォーカスロック(ピント合わせ)をしてから撮るのだけど、おおっと君にピントが合ってしまったのか!みたいなことが多い。人に合わせて半押ししたのに、その間の電信柱を世界の中心にしてしまって、人物が脇役になってしまったりもする。

そこが個人的に愛着ストロングポイント。ちょっと不機嫌な時もあるけど、きっちり写してくれる。

でもたまにそうも言ってられない時もある。特に記念撮影の時はすっとばしませんようにと念じる。記念写真の時とか、率先して撮ります!と言うけれど、内心ものすごく緊張している。だからハイ、チーズ!で声が裏返って全然聞こえずに撮ってたりとかあるけど、フィルムで撮った写真をすぐに確認出来ないこのカメラのおかげでなんとか済んでいる。ありがたや。

ピントを合わせる必要が無くて、満遍なく写したいって時は何にも気にせず撮ることができる。

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生まれて初めて行った甲子園は野球!ではなく、友人に誘われた甲子園ボウルでした。しかも球場に行くのも初めてだったので、テンションあがりつつ観戦してきました。寒空の下で飲むビールがこんなにも美味しいなんて! まだまだ知らないことばかり。空が綺麗だった。

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大学を卒業して、専門的な資格を取るために新しい学校に入り直した後から使っていたので、その頃の同期の写真とか、入学式の写真とかがいっぱいある。自分の覚悟が足りなかったし、ちょっと落ち込んでいる時期だったので、結局その学校では長い間お休みをいただいて、辞めてしまった。

あのまま進んでいたら、立派な専門職になれていたのかなとたまに空想してしまう。同期は元気にやっているのだろうか。この大変な最中でも練磨して一人前になっているのだろうか。清く理想的な道も、滞り濁ってしまった道もたどり着ける所はどちらもそう変わらないんじゃないか、後ろ向きになる度にそう思って深く考えないようにしている。

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辛い時期を撮ることで乗り越えようとしていたんだろうと今になって思う。誰に言われたわけでもなく、週に1回はインスタを更新することを自分に科していたし、そのためにも月1本は現像に出さなきゃと意気込んでいた。

自分とお約束をすることでかろうじて残ってる自信を保っていたのかもしれない。今なら筋トレも一緒にやるかも。筋肉は裏切らない!

もっともっとT2で撮っていきたいなー!そのためにも、修理に出します。 どうか無事に直りますように。

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(ヘッダーの写真は初めましてのnoteと対に、!)



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