子どもに許可を求める
保育園の子どもたちと接するときによく言う言葉。
「~していい?」
「隣すわってもいい?」、「部屋入ってもいい?」みたいな。
もしも、あなたの隣にいきなり誰かが座ってきたら?
もしも、あなたの部屋に突然誰かが入ってきたら?
そりゃ、びっくりしますよね。
だからみな、大人に対しては「〜していいですか?」と許可や同意を求めます。
でも、相手が子どもだと、なぜだか何も言わずにズケズケと踏み込んでしまいがち。
子どもはよく鼻水が出ているので、保育士はよくティッシュで鼻を拭きますが、こういうときも「お鼻拭いていい?」と尋ねるわけです。
些細なことかもしれませんが、とても大事なことなんです。
だってね、あなたがもしも、いきなり誰かに鼻水を拭かれたら「えっ、何するのっ!?」って言いますよね。
だから、相手が子どもだとしても、一人の人として尊重し、許可や同意を求めるわけです。
するとです。
子どもは「うん」と頷いたり、「いいよ」と言ってくれます。
そうやってオトナが行動したら、子どもは私たちオトナを受け入れます。
主体としての自分につながっていくと思うのです。
そして「~していい?」と聞いて、もしも「ダメ」と言われたら、ちゃんと引き下がり、「なんでだろう」とオトナの側が考える出番到来です^^
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