メディアとしての書店はどのように変わりつつあるか?
こちらのニュースが気になりましたので「メディア」としての書店を考えたい思います。
テレビドラマで取り上げられたのは書店員とはこちらだけのようです。
メディアの流れ
口承で物語伝わり、モノを書く道具が生まれ、紙の発展、そしてそれを流通させるために記者は生まれ、管理者としての書店が生まれてきた。というのがおおざっぱな流れかと思います。
考えてみるとこの流れWindows95が普及する前まで続いてたのですよね。その後ブロガー文化が生まれブロガーによる実地取材&公開、またその流れから地方に商品が流れていくというのもありました。
ソーシャルメディア、特にTwitterの登場により上記の流れが「書き込まれたと同時に拡散していく」この流れが大きな変革点だったと感じています。
ドラマに置いてはGOTが世界的規模のトレンドとなり、少し変わったダイエット方法などがあるとPVが稼げるため日々Youtuberが試しています。
またInstagramにおいてはコメント縦断爆撃としての「このサプリ効きますよね!」などと旬な芸能人の人たちへコメントが載るような状態です。これはどこかしらで関係した芸能人にも問題はあるのですが。
本屋はどうあるべきか
前項の状態の中本屋はどうあるべきか?万引き、いや窃盗対策は?地域のメディアとして何を売るのか?ここが問題になってきており顔認証による実態調査が行われるのだと思います。
本屋といえば主に次のような商品群から構成されていると思います。
雑誌
新刊本
文庫
新書
専門
ムック本
この中においてもパソコン関連本となるとどうでしょうか?新製品が出るとその取扱説明書やお得な使い方、裏技、フォロワーの増やし方。。などなど検索すればわかるようなものに感じますがなぜこのような本が売り場にあるのか?
それはWEBが混とんとしているから
この一言に限ると思います。逆に考えますと「検索を握る」というのは大きなアドバンテージであり、インターネットで儲けるにはそこしかない。という事でもあります。
html5で描かれたこじんまりとしたサイトよりも専門性の高い、古参のウェブメディアが作ったアプリ・まとめサイト、新規参入サイトといえど発行元を見てみれば大手メディアの一部であったりする。このようなことがほとんどだと思います。
だから本屋は専門性へ立ち返ろう
専門性といえばお堅い本ばかりのように感じますがそれはもうBLを語らしたらこの人しかいないとかアイドルについて語らしたらこの人が出てくるとか各店舗において拠点大型店ともなるとスペシャリストがいると思います。
そうです、彼らたちの横のつながり、ネットワークが本屋が生き残るすべです。
本屋・書店員、、レジで会計をしていたり荷造りをしていたり、発注業務をしていたり、飛び込み営業の発行元に対処していたりなかなか大変な面ばかりが見えますが彼らは専門家です。専門家の見た、考えた、知見の上に成り立つ、そのような書店に立ち返ることこそがこれからの本屋のあるべき姿だと思います。
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