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本当の「変容」ってなんだろう?

半世紀以上生きてみて、私の人生は「変容」の連続だと思ってきたけれど、過去6〜8年前から起こっている「変容」は、本当のtransformationなのではないか?と最近思う。

それまで思い描いてきたtransformationは、蝶々がサナギの殻を脱ぎ捨て、軽やかに飛び立つスピーディな感じ。でも私の過去8年の経験はそんなきれいなイメージからほど遠い。

かなりダラダラして、ぐちゃぐちゃしている。物事思うように進むことと、全く進まないことが現れる。何も脱ぎたくないけど、脱ぎ捨てなければいけないし、人との出会いも多いけど、別れも多い。恐れ、痛み、怒り、自責、後悔、カッコ悪さ、恥ずかしさ等々、ネガティブな感情ばかりが多く湧き、人や社会と接するのが面倒になった。必然的に、自分と向き合わなければいけない状況になった。

去年くらいから、やっと少しづつ客観的に見れるようになってきた。コーチをする前、私はサステイナビリティ社会面の専門家として、15年近く大手企業で働いていた。国際社会・企業のサステイナビリティへの取り組みは、私のパッションの一つでもあり、知識が豊富な分野だけれど、この8年くらい殆ど使えていなかった。また、企業を離れて、一人の日本人に戻った時、自分の哲学や考えは沢山あるけど、どうやってそれを使えるのか、社会に役立てられるのかもわからない。

こんな私を大いに鼓舞してくれるのは、唯一、サステイナビリティを鑑み起業をしている、または試みているスタートアップ。サステイナビリティを離れた8年前、自分の思いをLinkedinに書いていたことを思い出した。

「21世紀のビジネスは、全てサステイナビリティの精神を企業精神の土台に据えないと、人間と地球を滅ぼして、本当の持続可能にはならない!」

誰にも届いていない思いかもしれないけど、今、私は「コーチング」というツールで、社長やトップがそのさきの時代を目指すスタートアップにこの思いを一つ一つ伝えている。そして、もっともっと広めたい。

私の「変容」は、オタマジャクシからカエルに変わる感じ?
エッチング by Kazumi


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