@kazumicoach

コーチング x サステイナビリティ x 応用文化分析。日本/北欧/地球の視点で、自分軸と持続可能な未来のための戦略を考える / ICF認定 / Insight Coaching for old souls & sustainability / English | Japanese

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コーチング x サステイナビリティ x 応用文化分析。日本/北欧/地球の視点で、自分軸と持続可能な未来のための戦略を考える / ICF認定 / Insight Coaching for old souls & sustainability / English | Japanese

最近の記事

コーチングは、「未来型のツール」

昨年・今年出逢った日本でのクライアントは、ほとんどがコーチングが未経験だった。 コーチとしては、コーチングという「未来型のツール」をどのように伝えられるか、とても責任を感じると同時に、クライアントの第一歩に関われたことをとても光栄に思った。 だからこそ、変なメンタリングを入れ込んだ中途半端なコーチングではなくて、純粋なコーチングの良さを体験してもらえるよう、私も基本に帰るよう心を尽くした。 それでも、伝わった人々、伝わらなかった人々、私は同じようにやっていても、結果は様

    • ワークとライフ、そもそも秤にかけるものなのか?

      様々な企業に勤めるコーチィ(クライアント)の方々と接して、わかったこと。コーチングで出てくる回数の多いトピックは、たぶん「ワーク・ライフ・バランスをどうやって保てるか?」だろう。 そもそも「ワーク・ライフ・バランス」って何だろう? Work Life Balanceって、実は不可思議な言葉だ。ワーク(仕事)とライフ(人生)は、そもそも天秤にかけるものなのか? 仕事は、我々の人生から独立しているものなのか?人生無くして、仕事は成り立つの?仕事を取ったら、それが我々の「ライ

      • 「もやもや」を追求する

        コーチングでは、何でも言語化する努力をしてもらう。 中でも、よく言語化してもらうのが「もやもやしている」という感覚。「もやもや」感覚が起こるとき、実は一番、足を止めて言語化してもらいたいとき。 「もやもや」を「もやもや」のまま放っておいたり、なかったかのようにするのは、お勧めしない。だって、「もやもや」の中には沢山の私たちの気持ちや思考ぐせが入り乱れているから、知恵の輪のようにほぐすと自分のことを知る手助けになる。 私たちの頭の中には、実に色々な情報が入っている。それプ

        • 「サステイナビリティ / Sustainability」ってなんだ?

          私は、15年くらい企業の「サステイナビリティ / Sustainability」課題と向き合ってきた。今、日本で 「サステイナビリティ」というと、「SDGsのことだね!」と言われる。 「サステイナビリティ」と国連の提唱するSDGs (Sustainable Development Goals)は、別にイコールではない。企業や国が「サステイナビリティ」を具体的に理解して、なんらかのアクションを起こすために、分野分けし、分かりやすくした指標なだけ。 英語のsustainabi

          「あなたは何になりたいですか?」

          コーチングのテーマは何でも構わない。 コーチィとコーチは、毎回、さまざまなトピックや、トピックは同じでも異なる側面について話す。だから、同じコーチング・セッションは2度とない。 しかし、全セッションにおいて、似たこともある。それは、 結局のところ、私たちは、今の自分から少しでも進化した「何か」や「誰か」になりたい。そして、それを実現することをコーチングは目指している。 この「何か」や「誰か」は、自分以外の何かや誰かを羨んで、別の人になるという意味ではない。生まれたままの自

          ジェーン・エアと自分軸

          私のヒーロー/ヒロイン、理想像を考えるとき、必ず出てくるイメージがある。それは、シャーロット・ブロンテの名作「ジェーン・エア」の主人公、ジェーン・エアだ。彼女は実在の人物ではないけれど、私は彼女とその生き方を尊敬している。 このイギリス文学が170年以上経っても、色褪せず、世の中の多くの人々、特に女性たちを虜にするのは、文学として、もちろん多くの優れた点があるのだと思う。ただ、私として「長年にわたり、どうしてジェーン・エアが私のヒーローなのか?」なんて考えたことはなかった。

          本当の「変容」ってなんだろう?

          半世紀以上生きてみて、私の人生は「変容」の連続だと思ってきたけれど、過去6〜8年前から起こっている「変容」は、本当のtransformationなのではないか?と最近思う。 それまで思い描いてきたtransformationは、蝶々がサナギの殻を脱ぎ捨て、軽やかに飛び立つスピーディな感じ。でも私の過去8年の経験はそんなきれいなイメージからほど遠い。 かなりダラダラして、ぐちゃぐちゃしている。物事思うように進むことと、全く進まないことが現れる。何も脱ぎたくないけど、脱ぎ捨て

          「自分軸」のバランスと調和を照らす月

          私のクライアントには、ワークライフ・"アンバランス"(不均衡)で、生活に不調和を感じている方々が多い。だからこそ、コーチングを受けて解決したい!と思うのだと思う。大抵の場合、不均衡な原因は、会社や周囲の人々のニーズが優先され、自分が欲していること・必要なことが曖昧、なおざりになっているから。 今日の満月は、天秤座という、自分以外の他者との「バランス」を考える星座で月が満ち、その星座が表すトピックを明るく照らしている。 満月とは、即ち太陽は真反対に位置するということ。そのた

          今日は、本当に時代が変わるとき

          今日はとても特別な日。それは遠い小惑星の冥王星が、一時的に水瓶座に移動する。あまりに遠くて我々に関係のないように感じるかもしれない。でも最後に冥王星が水瓶座だった時、225年前に何が起こっていたか?歴史で知ると、この冥王星の周期が地球に住む我々に示している現象がわかる。 遠い星は、地球の小さな私たちに影響がないと言う人も多い。それは自分自身に聞いて確認してほしい。この星が山羊座に移った2008年頃、何をしていた?それはこの15年間どのように発展した?水瓶座に移る今、何か終わ

          牡羊座は「自分軸」を思い出すとき

          春分の日(牡羊座の太陽)と牡羊座の新月、おめでとう! 気づくと、先月はあまり投稿していなかった。 自分の価値観に照らし合わせて、自分自身を再調整する必要を突然感じていたからだ。 16年ぶりに日本に1年近く住んでみて、なんだか自分がちゃんと自分を表現できていないようなストレスを感じた。 私はまだ自分に正直かしら? 日本にいるだけで自分が変わったんじゃない? スウェーデンにいるとき、私はありのままだけど、 日本で私は別の何かになることを期待されている? 昔からの習慣やパター

          「変化」と「自分軸」

          3月は通常の概念では説明できないようなスケールの大きいシフトの時だと空は暗示している。私は全ての人類はこれを知って注意深く3月を過ごすべきだ!と思うけど、知らなくても人生は流れていく。 2008年ごろに始まって、15年かけて経験してきたことが、この3月下旬一つの終わりを迎え、それと同時におぼつかない始まりを迎える。この終焉は、過去数年かけて備えてきたことで、ここ数ヶ月は、この変化をはっきり感じて、理由もなく不安だったり、心地悪かったり、悲しかったり、苛立ったりしていた人も多

          真の「自立」をしているか?

          この獅子座の満月に、真の「自立」について考えている。偶然なのは、自立は獅子座の重要な要素であり、自分軸において最も重要な要素の一つ。しかしながら、自立の意味を深く理解すること、またどうしたら真に自立できるのかをあまり考えたことがなかった。 金銭的、肉体的自立は、仕事で親元を離れた際にできうることで、目に見える自立。でも自立にはその他の要素がある。感情的自立と精神的自立。これらの目には見えない要素は実は深く入り組んでいて見えにくい。 これを探し始めるカギをこの満月は教えてい

          マスクは日本人のブルカになるか?should OR want?

          日本に戻って以来、イロイロと違和感がある。変化した言葉遣いだったり、文化的なことだったり、細かいことは数えきれないけど、最も驚いたのがマスクだ。政府がマスクを外しても良いと言っても、誰もマスクを取らない。 スーパーマーケットや乗り物、公共の大勢人が集まる場所では、マスクをつけることは良いことだと思う。でも、外を歩いているとき、ほとんど他者と接触がないとき、外気が常に循環している環境で、コロナ対策としてマスクしているのは科学的ではない。 先日、日本人の友人が「〜すべき」「〜

          命をちゃんと生きる。

          私の命をちゃんと生きたい、せっかくもらったものだから。 人生は短い。ごちゃごちゃ考えすぎてる間に通り過ぎてく。 でも、やみくもに何かしなくてはいけないわけじゃない。 私は命を使っているか?この命を使って何をできるだろうか? 学び、考える時間をもって、心の奥底深くにしっかり聞きたい。 命を使い始めると、その追求は他の人々を巻き込み始める。それは、一つの生命が尽きても、次の生命に受け継がれて行き、命を生きていく。

          「生きる」って?

          先週末の新月から、頭と身体が言う事を聞かない。空回りしている感じ。強靭な"先延ばし病"にかかった感じ。 そんな時、私は、人間以外の、目に見える生命体を探す。神社の木々や部屋の観葉植物を観察する。彼らがどうやって生きているのか。 人間がやる気がでない、気が落ち着かない、と気分を上下させてる間も、彼らは着実に日々を生きている。 私が「寒い!」と文句を言っている間も、彼らは黙って耐え忍んで、生きて、成長している。とっても小さな黄緑色の葉っぱを、いつの間にかぴょこんと出していた

          今どうして「自分軸」なのか?

          日本でコーチングを始めて以来、日々、私のコーチィ(クライアント)に連呼している言葉がある。それは、「自分軸」。この言葉を最初に誰が発したのか、どうして今人気があるのか実は知らない。でも、日本のクライアントの方々は知っているようで、とても便利であるし、私にもしっくりくる。 実際発しているだけでなく、ちょっと深く考えた。どうして今この言葉が大事なのか?そして、特にコーチングを理解してもらう上でどうして重要なのか? コーチングは「自分軸」を育てるツールだからだ。コーチングは元々