カズミん

北欧+日本流ウェルビーイング・コーチ。自分を幸せにできるのは、自分だけ。自分軸のバラン…

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北欧+日本流ウェルビーイング・コーチ。自分を幸せにできるのは、自分だけ。自分軸のバランスを整えて、自分のハッピーに責任をもつ。⎜Wellbeing Coach | Explore & nurture what you truly want & need⎜@kazumicoach

最近の記事

続「自分がコントロールできることは何?」〜文化分析編

この質問は、コーチィ(クライアント)の環境や状況がままならなくて問題に直面したり、困惑した時、私がよくする質問。コーチィの多くは、状況や他人を自分の思い通りにすることは不可能で、コントロールできるのは「自分自身」だけだと直ぐに気づく。 私はこれまで、コーチィをempowering(力を与える)するために、この質問を投げかけていたが、ある日本人のコーチィは、この質問を受けた後、「わかっていたよ」という感じで、ため息をついた。その時、私は、日本のコーチィにとっては、「自分がコン

    • 自分がコントロールできることは何?

      環境や人間関係で、クライアントが問題に直面してどうしたら良いかわからない時、私がよくする質問がある。「それはあなたがコントロールできることですか?この状況であなたがコントロールできることは何かしら?」 例えば、外は大雨。でも買い物に行かなければ、夕飯となる食べ物がない。そんな時、我々は、雨合羽、長靴、傘などで濡れない工夫をして、買い物に出かけます。夕飯の食べ物がないことを、雨のせいだ!と文句を言って嘆く人はあまりいないでしょう。 これは、あなたの「Locus of con

      • 自分を愛する難しさ

        「あぁ、また夢みる夢子だ。現実逃避しようとしている。」 今朝、自分のいつもの無意識のつぶやきが聞こえて、ハッとした。 表面的には、「私はクリエイティブだ」と愛しているつもりでも、心の深いところで、自分の夢みがちな性格を全否定している自分がスパッと暴かれた。ということは、私は大半の人生、「ありのままの自分」を全く受け入れずに過ごしてきたのか? 私は、本当に想像・創造するのが好きな子供だった。 父母は忙しい人たちで、決して犬を飼ってくれなかった。自分では犬が欲しくて欲しくてし

        • 真の「変容」とは? 続き

          牡牛座新月の早朝、近所を歩き回った。曇っていて、湿気があったからか、新緑の匂いがもわ〜んと空気中に保たれていて、まるで高原にいるような感じがした。この自然からのギフトに感謝した。 歩き回っている最中、友人が先日ルーン占いをしてくれたことを思い出した。北欧発祥のルーン文字を木の破片に刻んだものをランダムに引く。その時、出たのはDagaz(英語ではDay)という、1日のサイクルを表すルーンだった。 その友人によれば、「これは最も強力な変容を表すルーンで、太陽が暗く長い夜から昇

        続「自分がコントロールできることは何?」〜文化分析編

          バーンアウトってなに?

          スマートフォンのバッテリーが5%以下になっていることに気づき、慌てて充電する。でも、赤色に変わった電池容量は、なかなかいつもの速いペースで充電できなくなる。この充電しにくくなった状態のバッテリーは、バーンアウトの症状に似ている。 これといった原因がないのに、ここのところ、とても心身が疲れていて、生産性が上がらない。一晩寝ただけでは疲れが取れない。1週間以上の休暇を取ってみても、活動的に何かをしたいわけではなく、ただ休みたい。または、少しだけ元気になった気がするけど、また直ぐ

          バーンアウトってなに?

          自分軸の現実を

          昨日、スウェーデンの近所会から突如「ゴミ収集業者がストに入ります。いつまで続くか、どんな影響が出るのかはわかりませんので、各自ゴミを取り置きするように」と連絡がきた。スウェーデン人にとっても、こんなことは生まれて初めてだそうだ。 欧州では、戦争・インフレが社会を不安にして、少しづつ影響が出始めている。日本にいると戦争は身近に感じないけれど、自然災害の脅威は、私たちを常に不安にしている。 世界は今、「不安」に包まれている。そんな最中この週末、天空では木星と天王星が牡牛座で一

          自分軸の現実を

          「季節のごあいさつ」第一号

          12週ごとの「季節のごあいさつ」、第一号です。 皆さま、こんにちは。 2024年も既に12週が過ぎようとしていますが、いかがお過ごしですか? 12週間を1年と考える利点を説く本「The 12 Week Year*」によれば、早いもので、12週の最終週は年末と同等です。この12週間年は、どのような12週間だったでしょう? 今週は、太陽が黄道上で0地点に来る春分の日、即ち「新しい太陽周期の始まり」でもあります。このまま春・夏へと突入する前に、しばし足を止め、振り返り、これま

          「季節のごあいさつ」第一号

          写真撮影はビジュアル・コーチング?

          先週末、プロのフォトグラファーに頼んで、仕事用の写真を撮影していただいた。その日が来るまでの1週間、なんだか気分が落ち着かなかった。後で思えば、スタジオでの写真撮影は七五三以来だったので、未知なる世界に対する期待と不安が私を覆っていたのだろう。 当日は、他のコーチ仲間二人と一緒に撮影してもらうことになっていたので、緊張はかなり和らいでいたが、普段、化粧をせず、洋服を気遣わない私が化粧をし、衣装を選ぶのは内心とても気恥ずかしく、居心地が悪かった。 また、スタジオで撮影をする

          写真撮影はビジュアル・コーチング?

          「頑張る」と自分軸

          朝のニュース番組でキャスターが「頑張ってください。」と言って、スポーツ選手へのインタビューを終えた。とても一般的な終わり方だと思うし、違和感はない。日本人の日常には「頑張る」という表現や考え方が、はびこっている。仕事を頑張る、勉強を頑張る、スポーツを頑張る、何でも自分がやっていることを頑張る。日本人の価値観の一部に「頑張る」は位置する。 その一方で、最近の書籍等で「頑張らない〇〇」など、「頑張る」を否定する考えが多くみられるように思う。また、私がやっているコーチングなどでも

          「頑張る」と自分軸

          日本人と「自分軸」

          母がイライラしながら言った、「お父さんはマイペースだから」。私は直ぐ「マイペースのどこが悪いの?マイペースは悪なの?」と聞いた。私から見ると、父には父の、母には母のペースがあるだけで、同じでないだけ。なのに、母は「マイペースは自分勝手よ!」と言った。母の苛立ちには「少しは私のペースも考えて、合わせてよ!」という意味が含まれているよう。 そんな父似の私はノンアルコール、ノンカフェイン、ベジタリアン、グルテンフリー食を好む。アレルギーが元になっているわけではないので、別にそれ以

          日本人と「自分軸」

          結局、「自分軸」って何だ?

          日本語でコーチングを始めて以来、日々、私のコーチィ(クライアント)に連呼している言葉がある。それは「自分軸」。この言葉を自己啓発系の日本人の誰かが使っていて、「ある感覚」を総括するのに便利だな、と思った。 誰かにコピーライトがある言葉なのか、どうして今人気があるのかは知らない。でも、自己啓発系に興味のあるクライアントは知っているようで、その「ある感覚」を一瞬で表すのにとても便利だし、クライアントにも、私にもしっくりくる。 その前まで、私のコーチングは英語のみで、この「ある

          結局、「自分軸」って何だ?

          パラダイム・シフトに「パワーの源」

          地球温暖化、森林減少、地殻変動、太陽フレア増加、等々、地球・宇宙の変化はますますスピードを増しているように感じる。大きな変化は外面だけでなく、私たちの内面からも起こり始めたのが2020年のパンデミック以降。当たり前だったことが特別なことになったり、無理だと思っていたことが普通になったり、世界中の人々の認識がほぼ同時に影響を受け、常識や社会の仕組みが大きく変わり始めた。「変化」は、「大変」だ。国の景気が移ろいやすく、戦争を誘発し、各国間の緊張を高める。個人レベルではお金や社会へ

          パラダイム・シフトに「パワーの源」

          冬至にすると良いこと

          1日遅れだけれど、冬至の気分はどうだった?昨日、たまたまコーチング・セッションが入っていたので救われた。なかったら、結構モンモンとした気分だっただろう。 いつもの私は、物事のポジティブな面を見るのが得意だけれど、昨日は急にすとんとネガティブに入ってしまって、今更ながら過去の振る舞いを憂い、自分を責めていた。 コーチングセッションが始まった途端、ネガティブ・モードに入っている私に、コーチは、ネガティブな思考や感情の配線を変えるエクササイズを提案してくれた。 ステップ1:自

          冬至にすると良いこと

          2023年も最後の月になりました。

          こんにちは。皆様、いかがお過ごしでしょうか?2023年はどんな年でしたか?社会や気候は物凄い勢いで変化し続けていますが、皆様ご自身の2023年はいかがだったでしょう? 私の2023年は、ここ数年抱えてきた「HomeとWork」の課題を行動・実践した年でした。久々にスウェーデンと距離を取り日本に住むことで、日本や日本の社会をより深く知る機会になりました。またアジアが近いことを感じたり、肉体の故郷と魂の故郷の隔たりを少しでもバランスをとり始めたのかな?と感じます。2024年もそ

          2023年も最後の月になりました。

          私がコーチングと出会った時

          コーチングのスキルを学び始めたのは2018年だけれど、コーチングをクライアント(コーチィ)として経験し始めたのは、2011年頃だろうか。それを考えると、コーチングとの付き合いは、結構長い。 初めてコーチングを受けたのは、スウェーデンに渡って4年くらい経った頃だったかと思う。この4年間、北欧の冬の暗さが気にならないほど、仕事に没頭していた。やっと仕事や生活環境に慣れ始めた頃、社内では運営体制の大変革が起こっていた。直属の上司もころころ変わり始め、上司がすべき仕事を渡せずに自分

          私がコーチングと出会った時

          コーチングは、「未来型のツール」

          昨年・今年出逢った日本でのクライアントは、ほとんどがコーチングが未経験だった。 コーチとしては、コーチングという「未来型のツール」をどのように伝えられるか、とても責任を感じると同時に、クライアントの第一歩に関われたことをとても光栄に思った。 だからこそ、変なメンタリングを入れ込んだ中途半端なコーチングではなくて、純粋なコーチングの良さを体験してもらえるよう、私も基本に帰るよう心を尽くした。 それでも、伝わった人々、伝わらなかった人々、私は同じようにやっていても、結果は様

          コーチングは、「未来型のツール」