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「ルーツ」や「伝説の〇〇」…音楽でいうディラン的カリスマは、写真では誰なんだろう?

前向きに考えれば、週休3日は自分の時間が増えるってことです。

もともと安月給、休業補償による給与額も受け入れています。

そんなことより、着々と「自分で稼ぐ」ための準備や活動を進めることの方が大事。少し前から大活躍しているiMac、やっぱり購入して正解でした。

ガッツリ貯金が減りましたが、だから何だ?という感じです。これから自分で「創作」や「編集」や「経理」など仕事の核になるのがPC。貧弱な作業環境じゃ、お客様にとっても自分にとっても頼りないですからね。


Macbook Airで、今までは「それっぽい」アプリを使っていたのが、iMacによって重たい作業も出来るようになりました。その際たるが、RAW現像と画像加工です。

結局はPhotoshop & Lightroomを使っています。

サブスクリプションなので、毎月のコストがかかりますが、それより無駄にお菓子や缶コーヒー、アイスを買ってることを考えれば、よっぽど有意義な支払いなので笑。

使い始めて思ったんですが、結局は使いやすいです。簡単という意味ではなくて、調べやすかったり、チュートリアルが豊富だったり。学んでいく上で事欠かないのが何よりの「使いやすさ」かもしれません。

でも検索でヒットしたチュートリアルが分かりにくいこともしばしば💧数年前の記事だったり、Windows版の操作だったり、同じように進めてるはずなのに出来ない!ってなると、ちょっと💢ってなりながらも地道に楽しんでいます。

私がやっているのは、主にRAW現像とレタッチです。プラスαでテキストやエフェクトを加えたポスターやジャケ写のようなものを作ってみたり。

フリーランスとして「Kazumichiワークス」の屋号でお仕事をするのは、主に写真撮影とその現像でしょうが、どのようなご相談をいただけるか分かりませんからね。写真に関連した制作物の依頼だってあるかもしれない。そんな時、「出来ますよ」ってさらっと言えるほどスキルあったら、サービスの質と金額を上げることも出来るわけですし。

写真の撮影はもちろん、PC上での技術も着々と学んでいるわけですが、違う面の知識の必要性も感じていて。

それは「写真家」に関する知識です。

音楽で言えば、好きなミュージシャンがいて、その人のルーツがあって、どんな特徴があって、どういう部分がカッコよく思えて…など、様々なスタイルやジャンルがあるわけです。私はBluesやロックンロール、フォーク、レゲエあたりが好みの音楽で、弾き語りを得意なスタイルとして、ボブ・ディランはじめ、ストーンズやブルース・スプリングスティーンがツボで、彼らのルーツを辿ったりしました。それによって、自分のオリジナル曲やギターの弾き方というのが形成されたと思っています。

さぁそれを!写真に置き換えるとなると、写真家に関する知識と、好みの写真スタイルのようなものが全然はっきりしていないわけです。「憧れの写真家」が見つかると、自分が撮影した写真も違ってくるのではないでしょうか。残念ながら、まだ「尊敬する写真家」は見つかっていません。

フリーランスとして活動する内容は写真だけじゃないんですが、なんせ私は、のめり込むタイプなので、今は写真関連の勉強に偏っています。

(Kazumichiワークスは、音楽・写真・執筆・動画など、色んなサービスがあるというのに…)

現在の副業状態で言えば、「出勤前のフォト検勉強・写真家調べ」→製造業の本業があり→「帰宅後のRAW現像やレタッチトレーニング」というスケジュールがほとんどです。

朝の時間、写真家を調べています。私は、音楽もそうなんですが海外の質感が好きでして。写真に関してもその傾向がモロにあって、海外の写真家ばかり調べています。

アンリ・カルティエ=ブレッソン、ビル・カニンガム、ソール・ライター他、アーティスト的カメラマンも商業カメラマンも、あまり分け隔てなく調べています。木村伊兵衛、森山大道、アラーキー、国内の写真家の方も当然調べますが、あまり「勉強」って感じになると面白くないので、興味を失わないように注意しながらやっています。

「興味を持つ」というのがとても大事ですね。

例えば、アンリ・カルティエ=ブレッソンだって、ついこの間まで全く知らなかったわけですが、その存在を知って写真を見て、なんとなぁーくからですが、スナップ写真の芸術性みたいな部分を感じたりするわけです。

カメラをぶら下げて、てくてく歩きながら、ブレッソンにまつわる「瞬間」「構図」などキーワードから連想する自分の中のイメージを探す。見渡す限りに様々な物体があり、意図せずにその場の構成が出来上がっている。

例えば、電柱とフェンスとゴミ袋と雑草と、通り過ぎてゆく自転車のおばさんと、晴天による影と…数歩のうちに目にするそのほとんどに、カメラを構えることはない。目にした「何でもない光景」が、もしかしたら面白いものだったのかもしれない。

ちょっと脱線

そんな、「写真家気取り」と「研究者気取り」と「私の素直な感性」で、今日も午前中に撮影しながら図書館を目指しました。

途中、トンネル構図でしゃがみこんで撮った時、首からかけてた汗拭きタオルを落としたことに気づかず、しばらくして探しに戻ると、公園管理のおじさんがちょうど回収していて…

なんか声かけれなくて。

汗だくで、写真どころじゃないほど、汗だくで💧

タオルを買いたくて 笑。

コンビニは図書館を通り過ぎるので、もう面倒臭い!から、開き直ってそのまま図書館へ。

海外写真家の写真集が置いてあるかなぁ?って期待していたんですが、あまりお目当ての物はなかったです。アラーキーが撮った、男限定のポートレート写真集を見ました。若い北野たけしさんをはじめ、名の知れた有名人の顔のアップのみの写真集でした。結構ね、ピントあっていないのもあるんですよ。それ見てね、「なんだ、これでも良いの?」って正直思ったんですが、多分、そんなことじゃないんだと思います。絵画と同じで「楽しみ方がわからない」のは、自分の知識や感性の至らなさ。それを感じたことだけでも勉強になりました。

露出に関する書籍もあったので読んできました。カメラの露出と言えば、シャッタスピード・絞り・ISO感度、あとフラッシュの有無。その辺のテクニックが解説されていて。

「物語を撮りたかったら35mmを使うといい」

こんな一文があったんです。あ、なるほど!と思いました。基本、私は望遠の画角が好みなんだと思います。ですから広角・標準のうまい使い方や適した場面がピンと来ていなかったんです。

35mmで自分の感覚で撮ると、広すぎるんです。それは一点にフォーカスしてる感覚だから。もちろん自分が寄れば切り取る撮影は出来ますが、狙い方がきっと違うんでしょうね。

そこで上記の一文。ハッとしました。

あと、読めてラッキーだったのが「心霊写真の撮り方」笑。

最近はめっきりこの手の番組が減りましたね。それはもしかしたら、ネットや各ソフトウエア分野の発達で「普通に加工出来ちゃう」ことが知られちゃってるからかも知れませんね。ゾッとするような心霊写真…なるほど、作れるわ笑。

ポイントはシャッタースピードなんですね!さっそく帰ってからやってみましたが、私の生き霊が語り合っています笑。

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昔からこの原理を知ってる方がたくさんいるって事ですね。

これと多重露光とで…心霊写真もある意味アートか。クリエイターの腕がなる!w

ご存知の方は「そんなもん知ってるわ!」と笑って許してください。私には発見というか、知れて嬉しかったので。その秘密はシャッタースピード。

図書館で一度読んだだけですので、細かいことは忘れましたが、多分ネット上でも調べたらわかるはずなんで、私がやったことを。

ISO感度は100で、絞りは…忘れましたw。そんなにボケてないのでF4~8あたりだった気が。そして、シャッタースピード。8~10秒の長時間露光で撮影します。ブレるので三脚は必要。シャッター切って数秒だけジッとして、スッと動く(もしくはフレームアウトする)。ジッとしてる時間が長いほどハッキリ写るんでしょうね。

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こういった画像と別場面の写真を合成すると…って感じですか。

でもクリエイターの腕があれば、きっとすごい恐怖写真を作るんでしょうね。

写真家を知るということ

話が転落事故なみに逸れてしまいましたが、写真家を知るということは、必ずや自分の撮る写真に影響が出るのだと思います。

私は、オリジナル曲を作るようになった頃、夢中で真似していた長渕剛さんの影響がどうにも抜けずに「長渕っぽいよね」って言われていました。それが「モノマネ」みたいで恥ずかしくて、悩んだこともありました。でも今思うと、それも大事な時期でした。その模倣があったから、ギターのコード進行や歌詞の組み立てなど「歌を作る」ことの土台が出来たんですから。そこから海外の様々な音楽を聴いて、自分なりの歌作りや演奏スタイルのようなものを身に付けました。

その感覚は写真でも同じのような気がします。

マーク・ボスウィックの写真を見ると、ブレやボケが個性となっている(らしい。にわかで申し訳ない…)。そういう写真家や作品を知ると、クリエイティブという意味合いではピントがどうこうじゃない面もあるんだなぁって勉強になりますし、デビッド・ベイリーの写真を見るとモノクロ・ポートレートってカッコイイなぁって憧れますし。

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まだ自分にとって、バチっと「この人だ!」っていう憧れの写真家は知れていませんが、きっと私なりの写真撮影や写真加工に影響を与えてくれる素晴らしい写真家がたくさんいるはずなんです。誰にハマるか、楽しみです。

音楽で言えばボブ・ディランのような。

写真における憧れを求めて、これからも。



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