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2022年2月 ハリー・ポッターと呪いの子観劇 @ Palace Theatre, London

1.「ハリー・ポッターと呪い子」見ちゃったよ

2022年2月18日(金)にロンドンのウェスト・エンドのPalace Theatreで「ハリー・ポッターと呪い子」を見てきちゃった、えへ。 ('ω')ノ 

ええ……、2022年6月から東京で公演決定しているのは知ってますよ。でも、初めてはオリジナルの英語で見たいじゃないですか。

二次元オタクなので舞台とか行かないのですが、今回は出血サービスです。ロンドンまで来てやったよ。

チケットを取ってから気が付いたのですが、ロンドン公演は「オリジナル」。PART1とPART2に分かれていて、それぞれ2時間半ぐらい。

PART1は14時から始まり、ディナー休憩があってからPART2は19時から始まります。1日かけて観劇ですよ。なんて贅沢なんでしょう。

私の席は1階Stallsの後ろの席。それでも160ポンド(3万円)。高い!

ここだけ1席空いてました

他の米国、カナダ、オーストラリア、ドイツ、日本の公演は3時間で1公演に再編成されているそうです。そちらの構成も気になります。

2.Palace Theatre最高!

やっぱロンドンは劇場が最高じゃないですか。
Palace Theatreは1891年に建てられて私が敬愛するフレッド・アステア、マルクス兄弟もここの舞台に立ちました。2016年からは「ハリポタ」の箱で1400席。その日もSOLD OUTでした。

正面
斜め横
寮のポスター
ポスター
いえーーーい!
やっぱり風が強くて泣きそう
地下への階段
おトレイ通路
バーからの観客席に向かう階段
バーがかっこいい

3.ハリー・ポッターと呪いの子の感想【ネタばれある】

思ったことをランダムに断片的に箇条書きで書いていきます。ネタバレしてるかも。ただ、すでに脚本は出版済です。ハリポタから19年後が気になる方はこちらをどうぞ。

「ハリー・ポッターと呪いの子」@Palace Theatreの感想
※ネタバレ、批評的な感想もあるので苦手な方は飛ばしてください。

  • 「ハリー・ポッターと呪いの子」は装置に優れた舞台。舞台上で「魔法」をどうやって表現するか、凄く予算をかけて作られた舞台。

  • セットが素晴らしい。

  • Palace Theatreは本当に音響が良くて驚いた。特に低音のウーハー音が素晴らしく、タイムリープの場面で何度も未知の世界に連れていかれそうになった。

  • ディメンターの表現、魔法対決、水中のシーンが、とにかく良かった。

  • アルバスとスコーピオスのコンビ愛、ハリーとアルバスの喧嘩、両親が殺されるのを見るハリーに感情が高ぶった。

  • ドラコ・マルフォイ、ダンブルドア/ダーズリーおじさんの役者がポッシュで優雅だった。

  • ガチオタの私は楽しかったけど対象年齢の10歳~の子供が見るには6時間の舞台は長すぎる。3時間にしたのも納得。(子供の両親でも集中力が途切れて、途中ちらちら携帯を見てる人がいた)

  • スネイプ先生について。映画の印象に寄っていた。しかし舞台でスネイプのボソボソとした声を表現するには限界があり。囁くような声の演技自体、映画向き。

  • デルフィーニの演技、はじめはいわゆる「カジュアルな若者」って感じで途中から「ヴィラン」になるけど、迫力にかける。

  • 申し訳ございませんが、私の中でハーマイオニーは「白人」のイメージが出来上がっており、それを崩すことができなかった。かなり感情豊かな「黒人」がハーマイオニーと言われても別キャラ、新しいキャラとして認識してしまい、今までのハーマイオニーと認識できませんでした。(※これはあくまでも個人の感想です)

  • ロンの役者はとぼけてて面白い。

  • スコーピオスはピーウィー・ハーマンみたい。

  • 組み分け帽子は人が演じる。

  • ドローレス・アンブリッチはどこまでいってもアンブリッチ。

  • 観劇に来ているのは全て「白人中産階級」の家族がメイン。有色人種はアジア人の私だけ? って感じ。考えてみたら3万円の座席×家族分を購入できる家庭は限られるわ。

  • 私の両隣も白人家族。小金持ちで人を見下しそうな家族は右側、気さくに話しかけてくる郊外の家族が左側。

  • 舞台でいくらポリコレしても、現状はこうですよねって複雑な気持ちになる。

4.劇場内の様子

開幕前の劇場の様子を撮りました。

PART1開幕前
PART1開幕前
観客席は4階まであります
一応マスクをつけないと入場できません
私の座席は1階Stallsの後ろの席。それでも十分楽しめました
PART2の開幕前
PART2の開幕前
座席はとっても狭いです

5.劇場物販

あの人たち卑怯なんです……。PART1とPART2で物販の内容変更してくるんですよ。
素晴らしい戦略!( ;∀;)

PART1の物販。スリザリンシャツを広げる売り子
何を買おうかな~♪
皆さま、物色してます
PART2でアパレル変えてきやがった(´_ゝ`)

結局購入したものはトートバックとマグカップ。プログラム、舞台制作の本、PART2限定で購入できるビジュアルガイドなど、本を中心に買いました。

満足!

6.PART1とPART2の合間に

PART1とPART2の間、食欲がまったくなかったので歩いて5分ぐらいの「FOYLES」って大きな本屋でお茶を飲み、時間をつぶしました。

結構、路上でたばこ吸ってる人多い
お茶飲んでスコーン食べました
ハリポタコーナー充実
お隣はメリー・ポピンズ

7.帰宅時に乗った黒タクシー

時差ボケで超眠かったのでPART2はスネイプ先生の出番が終わった後、眠気との闘いでした。

終わったらタクシーで帰ろうと思い、Uberを確認。20分ぐらいのライドで12ポンドぐらいだったかな? 

このぐらいの距離

せっかくなので高くても、一度ぐらいロンドン名物の黒タクシーに乗ってみようと思い、劇場横から乗車。結果、劇場の周りが渋滞してて、時間でメーターが上がり18ポンドぐらいになったかな? 

車内もそんな綺麗じゃなかったし、ラグジュアリーな気分にもならなかったので、次回はUberでいいかなって思いました。

それも良い経験。

途中で見たビックなベン。窓が汚い
ウェストミンスター寺院。窓汚い


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