自社サービスのロゴがリブランディングされたので、原点に立ち返って本物の動物たちに会ってきた。
こんにちは。小木曽です。
タイトルの通りなですが、実はちょっとしたロケにいってまいりました。
というのも最近、私が所属する会社の動物をモデルとしたサービスロゴが一新されまして、そもそも動物好きな私としては「ここらで一度本物に会っとかないとな」って思ったわけです。
ロゴ自体は、リブランディングして未来っぽい良い感じの雰囲気なったんですけど、そういう時こそ忘れてはならない原点があると思うんですよね。
なので今回の記事では、改めて私たちが提案してるのがどんな動物なのかを写真と共に紹介するために、実際に全ての動物に会ってきた過程をレポート形式でお送りします。
ちなみにですが、サービスのPRとはほぼ関係ない動物写真の記事なので、写真だけでも、見ていってもらえると大変嬉しいです。もはやテキストは読まなくてもいいかもしれません。
一応、世間体のために紹介しておきますが、動物たちがたくさん出てくる弊社のプロダクトはこちらです▼
自社サービスながらなかなか仲間が多いですね。こりゃ骨が折れそうだ。それでは早速、みていきましょう。
Day1 〜井の頭自然文化園〜
こういうのはスピード感が大事。
思いついたその日のうちに、まずは吉祥寺の動物園へいってきた。
秋の井の頭公園は紅葉がとても綺麗で、ついつい心が持っていかれそうになる。
しかし、そんな紅葉に思いを馳せている場合ではない。私は動物たちに会いにきたのだ。
サーカスでさーがす、動物たちを。
軽く腹ごしらえをしたら、こちらの動物園へ。事前調査はあまりしないできたので、どのくらいの動物をコンプリートできるかは未知数。ワクワクドキドキだった。
ちなみにこういうロケでは動物園の前とかで浮かれてる写真を撮るのが鉄板なのだが、素人の私は完全に失念していた。凡ミスである。
動物園に入り、ペンギン等のかわいい動物たちを横目に歩いていると、さっそく1匹目の動物を発見できた。
ヤギだ。
電子カタログのキャラクターであるヤギを見つけた。
割と序盤で見つけられた。幸先の良いスタートである。
でも何やらこのヤギ、少し違和感があった。
太りすぎである。
お腹たぷたぷのヤギが、のっそのっそ歩いていた。
果たしてどれだけ紙を食ったらこんなお腹の出方になるんだろうか。
黒ヤギさんもきっとうんざりであろう。
渋い顔で口からキャベツをはみ出す黒ヤギさん。
そりゃあんなに太るまで手紙食べられたらこんな表情にもなる。
さて、のっけからこんなツッコミどころ満載で先行きが不安ではあるが、次へ急ごう。
そう思っていると、すぐに次の動物にであうことができた。
ブタだ。
製品データベースのキャラクターである。
本当はピンクのブタちゃんがよかったのだが、この色のブタしかいなかった。
で、ブタといえば丸々太っていて、そこがまた可愛かったりするのに、
ヤギの太り方がすごすぎて、特徴が霞んで見えるのが残念である。
黒ヤギさんだけではなく、黒ブタさんにまで影響が及ぶ始末。まあいい。
さっそく2匹も見つけられて、案外楽勝でクリアできるのでは思っていたのだが、そこからしばらくは求めている動物には出会えなかった。仕方なく、今回は特に目的としていない動物たちをのんびり観察していた。
「やはりそう簡単にはいかないか」
この企画の難しさを実感しながら歩いていると、終盤でこの動物に出会うことができた。
サルである。
CMSのキャラクター。BlueMonkeyだ。
猿山ではたくさんのサルが生活をしていた。
私は表情豊かなサルを、じっくりと観察してみた。
なんだか、サルの世界にも色々とありそうだな。
そんなことを思った。
だいぶ動物園の端の方まできていたので、流石に今日はこんなものか〜と思っていたその時、女神の声が耳に入ってきた。
「ほら〜あっちにリスいるよ〜」
リス…!!
リスはスマホ専用サイトのキャラクターである。ぜひとも会いたい。
振り向いた先には「リスの森」なる施設が。
「今日はついているな。」
私は森の中でリスを探した。
そしてついに、お目当だったものを発見することができた。
かわゆす。
なんだこれ、リスじゃないか。
いやリスなんだけど、まんますぎて、めっちゃかわいいな。
このちっちゃい手で、果物とか食べているのだ。
絶対自分がかわいいのわかってやってるよね、あなたたち。でもかわいいから許される。
かわいいは正義なのだ。
その後、閉園時間も近づいていたので井の頭公園の動物園を後にした。
改めて、初日に出会えた動物たちはこんな感じである。
初日にしては結構いいペースで会えたのだが、まだまだ半分。
そしてお気づきかもしれないが、ここからの動物の難易度が高い。
特にあなただ、パンダくん。
実はパンダがいる動物園は日本に3つしかない。
兵庫県の神戸市立王子動物園、和歌山県にあるアドベンチャーワールド、そして、上野動物園である。
なんだ、上野なら近いのではと思ったら大間違い。
実は最近、上野動物園は整理券を入手しないと園内に入れない。事前予約制なのだ。
その整理券が、休日の分はほとんど予約ができない。
実際の予約画面はこんな具合である。
青が空きのある日なのだが、土日はもちろん、平日も15時以降のチケットしか基本空いていないのだ。
そうなると近いようで最も遠いのがパンダになる。かなりハードルがたかい。
しかし始めてしまった以上ここでやめるわけにはいかない。
迷いに迷った私はある決断をした。
「有給を使おう」
厳密には午後休をとった。よっぽどのことがない限り午後休なんて取らないのだが、おそらく妻へのプロポーズ振りに午後休をとった。それだけ重要なタスクだったからだ。
まあ半分仕事みたいなものだし、まあいいかと。これもクラウドサーカスのためだ。私は頑張ってるんだ。そもそも有給だってたくさん余っているんだ。
そう自分に言い聞かせながら、さっそく予約をした。
15時15分のチケットが取れた。
よし、パンダに会うぞ。気合は十分。
そして当日、仕事を華麗に切り上げ、上野動物園に向かった。
Day2 〜上野動物園〜
入園が15時15分だったので、かなりスケジュールはタイトだった。
一番の目的はパンダだが、せっかく行くなら今日中にコンプリートしたいと思ったので、かなり気持ちは焦っていた。
少し早めについたので、入り口にしばらく並ぶ。上野公園も紅葉が綺麗で、待っている間もずっと眺めていられた。
そしてようやく入場、お目当のパンダを探しにいった。バーゲンセールのオープン後のような心境である。走らないけど心の中は駆け足だ。
途中、「入口付近のパンダは100分待ちでもう写真を撮れません」という、とてつもなく不吉なアナウンスを聞いた気がしたが、そいつは特別なパンダだったらしく、普通のパンダには無事会えそうな気配だった。
やれやれ、びびらせやがって。
改めて、一直線にパンダを探しに行ったのだが、思わぬ収穫があった。
レッサーパンダがおるやんけ…!!
パンダと同様にハードルが高いと思っていたレッサーパンダに、道中で出会えてしまった。正直こいつはまた別の動物園に行かないと会えないと思っていたので、かなりテンションが上がった。
そして、見てほしいのがこの顔。
とてもかわいいだろう。
天から何かお召しでしょうか?
そんなことを問いたくなる顔である。
満足するまで撮影し、今度こそパンダのコーナーへ。
そして、ついに、、、、
パンダァァァァァァァァァ!!!
10分以上並んでようやくご尊顔を拝めた。
よかった。時間も割とギリギリだった。
これはよくある罠なのだが、動物園の閉園は17時でも、人気の動物たちは16時半とかでシフトアップしてしまうのだ。
ものすごい達成感と安堵の気持ちを胸に、残りのリストを見直した。
アヒルとイヌ、逆に動物園にはいない説。
盲点だった。
動物園って、すごく立派な鳥とか、珍しいやつとかがたくさんいるんだけど、アヒルとかイヌっていう庶民的な動物はなかなかいないのだ。
完全に油断していた。
でも諦めたら試合終了である。私は上野動物園内を探した。ググっても情報はなかなか出てこない。
もう無理かな。諦めようかな。
なんどもそう思ったのだが、ここで諦めたらわざわざ午後休とってまで上野動物園にきた意味がない。
そう自分に言い聞かせながら、探した。
違う。
ちがう。
ちがう!
ちがーーーーう!!!!
鳥類コーナーなのに全然いないじゃないかアヒル!!!
日は傾いている。もうダメか、、
そう思いかけていた矢先に、とある看板が目に入った。
なんか、こういうとこにアヒルがいそう。
勘が働いた。アヒルがいそうな匂いがプンプンする。
私は端から順に見ていった。
ここにもやはり、珍しい鳥がたくさんいた。
でも違うのだ。私が会いたいのはそんなド派手でゴージャスな鳥ではなく、ただのアヒルだ。
頼む、いてくれ。
そう思っていた私の目の前に、ついに、ついに、、、
いたーーーーー!!!!
いるではないかアヒル!!やった!!念願のアヒルだ。
おそらくあの時間のあの動物園内で、最もアヒルを欲していたのは私だと思う。そのぐらい必死で探した。わざわざ午後休とってるんだ。
最後まで諦めなくてよかった。
ただ、そんな高揚感を覚えたのも少しの間である。
イヌがいぬ!!!!
そう、イヌに会わないとゴールテープを切れない。
イヌなんてどこにでもいるけど、肝心な時にいないのだ。
流石にもう閉園も近かったので、私は泣く泣く上野動物園を後にした。
最後の1匹を残して。
〜イヌに会いたい〜
私はどこでイヌに会おうかを考えていた。
イヌなんて、正直なところ近所を探せばそれほど難易度は高くない。
それにしても、まさか軽い気持ちで始めて午後休とったり3日間もかかったりすると思わなかった。
でもようやくあと1匹。イヌにさえ会えたらもうおしまいだ。ここまで長かったけど、楽しかった。やっぱり原点を知るというか、オリジナルに触れるって大事である。
だから、ここまできたら全部に会いたい。
もうどの動物が何のプロダクトかとかどうでもいい。
最後までやりきりたい。
そんな想いで内心余裕をこいていた私は、とんでもないことに気づいてしまった。
…アヒルなんていたっけ?
そう、弊社のAppGooseというサービス、つまりGooseに会おうと思っていのだが、特に調べもせずなんとなくGooseをアヒルだと思っていた。
嫌な予感がしたので調べてみた。
思考は現実化する。
予感的中。やってしまった…
いや、アヒルとガチョウって似てるではないか。実際「ガチョウ」で絵文字を出すとこれがでてくる。
ほぼアヒルではないか。
でも、やっぱり調べたところ親戚であってGooseではない。確かに言われてみれば、アヒルはDuckだ。あのアヒル探しの下りが全て水の泡になった。滑稽にも程がある。
ひとまず、都内でガチョウが会える場所を探した。出来るだけ近くで出会いたかった。しかし探せど探せど、出会える場所は2つのみ。意外とガチョウっていないのである。
まず1つは上野動物園。本当に悔やまれる。アヒルを見つけて喜んでいたすぐ後ろにいたかもしれないのに。
先述のとおり上野動物園には午後休を使わないと入園できないのだが、流石に2回も動物園で午後休を取るのは気がひけるので諦めた。
となるともう一箇所しかない。
埼玉県の東武動物公園だ。
Day3 〜東武動物公園〜
まさか最後の最後で一番遠い動物園に来ることになるとは思わなかった。
そして、1週間に3箇所も動物園を回ったのも初めてである。動物園は割と好きだが、流石に週3で行くと飽きることがわかったので、私がにわか動物好きなのも判明した。
ということでやってきました、東武動物公園。
最後なんでテンション上げていきましょうかね。
初めてきたので新鮮!そしてのどか!
さて、さっそくガチョウを探そうか。ガチョウを。まずは目的の動物を取らないと落ち着かないのだ。もう流石にミスれない。うかうかしていて今日はもう宿舎に帰っちゃいましたとか、そんなボケはお断りである。
とにかく、ガチョウがいそうな場所を探してみた。
絶対ここにいるやんけ。
それにしても東武動物公園は広いな…遊園地と併設なので、そもそも動物園までが遠い。絶叫マシンや乗り物ももたくさんあって、普通に遊びにきたらすごく楽しそうじゃないか。まあ、今日は1人でガチョウに会いにきたんだけどな。ありガチョン。
そんな皮肉を心の中で呟きながら、無心でガチョウを目指した。
そんな私の目に入ってきた、、、夢にまでみた、、、、
うおおおおおオーーーーーーー!!!!
ガチョウガーーーーーー!!!!!
いや、多すぎだろ!!極端か!!!
完全に入れ食い状態。壁際なんかもほら、
なに綺麗に並んでんのよ。
それにしても、これだけいるとなんの有り難みも感じなかった。もう少しバランスを考えてほしい。こんなにいるなら、もうちょい都内のどこかに分配しても良いのではないか。
しかもみんな「ガーガー」鳴いててすごくやかましい。
さて、改めてアヒルとガチョウって何がどう違うんだよと思った私は、改めて顔面をよく観察してみた。
デコだな。
デコの主張が段違いだわ。理解した。もはやデコなのか口なのか頭なのかもわからないけど、確かにアヒルとは違ったので、次は間違えないと思う。
紆余曲折あったが、無事ガチョウをクリアした。物理的な距離はあったが、あっけなく会うことができた。
あとはイヌである。動物園にイヌはいないイメージだが、遊園地もくっついている東武動物公園なら、ファミリー向けにイヌと触れ合える広場とかありそうだ。
そんなことを考えながら歩いていたら、ある看板が目に入った。
どうやら私は、それなりに徳を積んできたらしい。
よし、ゴールテープを切るぞ。読み通りふれあいコーナー的なやつだから、たくさんなでなでしてあげよう。
少し駆け足で向かった。もう勝利は確定していたので、早く終わらせたかった。まさか3日もかかると思わなかったし、書いてて思ったけど、テーマがニッチすぎて誰も読まないんじゃないかとも思った。そう考えると虚しかった。でもせっかく始めたから最後までやりきろうと思った。
そんな複雑な心境の中、筆を走らせ続けた記事の、最後のゴールが、もう目前だったのだ。
イヌイヌイヌイヌイヌイヌイヌイヌイヌイヌイヌイヌイヌイヌイヌイヌイヌイヌイヌイヌイヌイヌイヌイヌイヌイヌイヌイヌイヌイヌイヌイヌイヌイヌイヌイヌイヌイヌイヌイヌイヌイヌイヌイヌイヌイヌイヌイヌイヌイヌイヌイヌイヌイヌイヌイヌイヌイヌイヌイヌイヌイヌイヌイヌイヌイヌイヌイヌイヌ
・・・
・・・・
!?!?!?!?!
・・・・・
イヌだあああーーーー!!!
フィニッシュ!お疲れ様でした!いろんな犬がいたよ!
ワンワンワンワン!!!!
ちなみに先日、会社の後輩にこの記事の話をしたら、
「ビーグル(正式な犬種)じゃないとダメですよ」
と言われてしまったのだが
だまれ小僧!!
だいたい、今放送中のCMに出てるイヌ人間の着ぐるみも、ビーグルには見えないしそもそもイヌ人間の時点でビーグルじゃないんだから、そのくらいは良いのである。
BowNowは、イヌだ。それ以外の何者でもない。この企画の中では私がルールだ。
ということで無事、自社プロダクトの全ての動物に会うことができた。
なかなか感慨深い。まあ本気出せば2つの動物園、もしかしたら上野動物園だけでもコンプリートできたかもしれないが、結果的に3つの動物園を渡り歩く事になった。これはこれでいい経験。
今回、結構時間をかけて記事を書いてみて思ったのだけど、いろいろと手間暇かけて記事を書いているライターさんとか、本当に大変だろうなと思った。実際に行って体験してみたとか、○○にチャレンジしてみたとか。
でも私の場合は普通に楽しかったので、よかった。きっとそういうモチベーションというか、天職の人がこの世にはいるんだろうなと。私もまた機会があったら、こういう謎に手間のかかる記事に挑戦したい。
最後に東武動物公園で記念撮影をしたので、その写真でこの記事を締めたいと思う。
最後までお読みいただきありがとうございました。
〜おまけ〜
動物園で撮った写真はこちらにも掲載しています!
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→小木曽