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セルフインタビュー企画第1弾 BtoB企業のブランディングとSNSについて思うこと


先日アドウェイズさんの公式アカウントより以下のツイートが流れてきました。


これ、私もやりたかったやつです。完全に先を越されました。しかも面白い。さすがアドウェイズさん。完全に二番煎じになってしまいましたが、私もなかなかインタビュー依頼が来ないので自分自身へのセルフインタビューに挑戦してみました。


よろしければ私の初インタビューをご査収ください!


インタビューテーマ:
BtoB企業のブランディングとSNSについて思うこと

インタビュワー:小木曽(イ)
インタビュイー:小木曽
撮影:小木曽

BtoB企業の社員が個人でTwitterをやる理由

小木曽(イ):本日はお忙しい中ありがとうございます。よろしくお願いします。

小木曽:はい!こちらこそ!


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小木曽(イ):最近、Twitterを頑張ってるみたいですね。何かきっかけでもあったんですか?

小木曽:もともとTwitter自体は頑張って運用してたんです。でも少しずつしかフォロワーも増えないし、なんとか頑張って増やせないかなと思って少し工夫をはじめました。

最近はフォロワーが増えるペースも上がってきて、昔は1ヶ月に100〜150人くらいしか増えていなかったのに対して、直近1ヶ月では400人くらいフォロワーが増えています。

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小木曽
(イ):なるほど。その工夫というのは誰かに教わったりとか、学ぶ機会があったのですか?

小木曽:直近だと、5歳サロンというオンラインサロンでもTwitter添削講座を受けていて、改行の使い方とか、漢字とひらがなのバランスとか、そういうところも意識して運用してみたんです。そしたら以前よりはフォロワーも増えやすくなりましたね。

あとは、少し丁寧に運用したり、軽めのツイートも増やすようにしていますね。もともと運用ノウハウに関してはインプットしていたので、変な意地を張らずに、基本に忠実に運用をはじめたんです。

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小木曽(イ):そうだったんですね。ただ、企業に勤めながら実名でTwitterをやるのってリスクがありますよね。最近では相撲協会が全面的にSNSを禁止したみたいです。そもそもBtoB企業でSNSをやる意味ってあるんですか?

小木曽:もちろんリスクもあります。そこはマネジメントの問題というか、また別問題だと思っていて、、SNSをやっていようがなかろうが、管理が甘かったら何かしら問題が起こると思うんです。だから一括りに「全面禁止」にするのは少し違うなと。

またBtoBでSNSをやる意味ですが、大いにあります。

特に無形商材はプロダクトがわかりにくいので、人から入った方がブランディング的にも有利だと思っています。

私たちも物を買う時、できれば信頼している人から買いたいじゃないですか?特に自分が詳しくない商品に関しては、人に聞くのが一番ですよね。その思考フローと同じです。


小木曽(イ):確かにそうですね。。激落ちしました...!!

BtoB企業におけるブランディングの大切さ

小木曽:ちなみに先ほど、ブランディングという言葉を出しましたが、これからはBtoBの業界こそブランド力が重要になっていくと思います。

BtoBで言えばSaaS系のプロダクトもどんどん現れてきているものの、どれを選べばいいか正直わからないじゃないですか?情報の爆発といわれて久しいですが、今も現在進行形で情報は増えていますよね。

だからこそ、まずはブランドの認知とイメージ形成をしてもらう必要があるんです。もちろん本当のブランディングは体験してなんぼだと思うのですが、イメージ戦略レベルでのブランディングであれば、個人ベースでもやっていけると思うんです。その際に、SNSが大きな武器となる。

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小木曽(イ):なるほど。とても勉強になります。ちなみに今、本業の方で取り組まれている活動はどのようなものですか?

小木曽:個人ではTwitterやnoteをやっていますが、会社ではカスタマーサクセスという組織づくりをしています。5年前くらいに一度作ったんですが、またアップデートが必要だと思いまして、戻ってきました。

だから今はもっぱらカスタマーサクセスの人、といった感じです。その中での学びをTwitterなどで発信しています。

結局Twitterで発信するにしても、実が伴っていないと意味がないじゃ無いですか?むしろSNSでは良いこと言ってるけど実際は全然ダメ、ではマイナスブランディングにもなりかねません。

だからちゃんと本業の方こそちゃんとやって、その上で手段としてTwitterを活用しています。正直サラリーマンであれば、これが一番の正攻法ではないでしょうか。


小木曽(イ):Twitter だけやってるおじさんでは無いんですね。

小木曽:違いますよ(笑)あくまで仕事においては手段としてTwitterもやっています。まあ、基本的にはプライベートもごっちゃにして楽しんでやってますけど、ちゃんと中身の部分も頑張ってます。

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カスタマーサクセスの取り組みについて

小木曽(イ):突っ込んだ質問ですが、ぶっちゃけCSの組織づくりは順調ですか?

小木曽:CSの組織づくりに関しては年明けから動き出しているので、まだまだこれからです。でも今まで以上に急ピッチで進めています。


まあ、もともと自分で作った基盤があり今のままでもサービスとしては成立しているので、やりながら作ってる感じです。5年前に作った組織にしては、なかなか長い期間うまくいっていたなとは思います。


小木曽
(イ):なるほどー。現状で特に大変な事とかってありますか?

小木曽:たくさんありますね。うちの事業はWeb制作やMAなどのデジタルマーケティング支援なんですけど、複数商材が絡むとなかなか設計が難しいんです。

特にWeb制作事業って、ツールというよりはインフラになる上に、顧客によって目的も違えば編集画面のUIも違う。顧客リテラシーもピンキリ。

そして営業とCS以外にも制作陣が絡んでくるので、頭を合わせるべき関与者がツール系のサービスよりも圧倒的に多くなってしまいます。

しかもツールの使い方だけじゃなくてちゃんとWEBマーケの知識もつけてもらわないといけないので、操作と知識の双方の教育が必要なんです。その辺りが少し複雑で、仕組み作りで苦戦しています。

とはいえ目の前のお客様には幸せになって欲しいので、頑張って考えてます。ちゃんと顧客の成果が出るように、現場の意見も取り入れながら試行錯誤しているところです。

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小木曽(イ):確かにかなり大変そうですね。。

小木曽:はい。でもやっぱそうなると、頭合わせにはブランディングっていう手段が一番なのかなと。アウターブランディングが一番のインナーブランディングなので、どんどん発信も強化していきたいんです。その上でCSとして受け皿を作る。顧客にも弊社のスタンスが伝わっていれば、双方不幸にならないですし。

そうそう、この前とある会社の方に、「小木曽さんのnote面白いのに、小木曽さんの会社の人ってみんな存在をしらないですよね」

って言われてしまったんです。これではダメだなと。だからもっと発信もしながら社内にもじわじわと波及させて行きます。


小木曽(イ):じわじわと笑

小木曽:はい。この辺りは社内政治も必要なところだと思っていて。

結局社内でいくら意識の高いことを言っても、Twitterで世の中に発信しても、キーマンを動かせなければ何も変えられないんです。どれだけ頑張っても、変化を起こせなければ何も変わらない。だからちゃんと根回しもして、考えて行動するのが自分の責任だと思っています。

例えばカスタマーサクセス1つとっても社員全員の頭合わせが必要なので、まずは自分が言っていることに意識を向けてもらう。そこから少しずつ行動を変えてもらう。その行動の積み重ねが、自社のブランディングにも繋がっていくのでは無いかと考えています。これはCSに限らずですね!

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小木曽(イ):ブランディングのくだりに綺麗に繋がりました。さすがです!

小木曽:ありがとうございます(照)


小木曽
(イ):ちなみに今抱えている課題とかって何かありますか?

小木曽:個人の課題で言えば殻を破れていないことですかね。どうしても真面目な性格なので、普通のことしかできないんです。自分の方向性が見えてないってのもあるんですが、、なかなか。

でも、最近は無理に殻を破る必要も無いのかな?と考えています。適度に殻を被ったまま前に進んでいく。時々顔を出すだけでも、自分にはあっているのかなって。無理に殻を破ると、心がやられてしまいそうで。だからこれからも、そこまで自分の軸をブラさずにやっていこうと思います。

会社の課題は、私がいうことでは無いと思うので今回のインタビューではノーコメントでお願いします。


小木曽
(イ):ありがとうございます。最後に一言何かありますか?

小木曽:そうですね・・・偉そうにブランディングやらSNSやら、CSやら話してきたのですが、やっぱり組織のことを考えるって難しいなと思っています。しかも私が経営者っていうわけでは無いので、直接は何もできない部分が多いんです。

でも少なくとも向かうべき方向に頭は揃っているので、まずは上層部ともコミュニケーション取りながら、目の前を愚直に頑張っていきます。今年は勝負の年だと思っているので、楽しみにしていてください!

そして、このインタビューを読んでくれた方々も、もしかしたらCSの組織づくりやブランディングで悩んでいるかもしれません。ですがこのインタビューを通して、自分は一人では無いということを知ってほしいですね。その上で、まずは自分が信じたことをやりきりましょう。



小木曽(イ):いい感じに締まりましたね!私も応援しています!あなたは一人じゃない!



追伸:インタビュー、お待ちしております。なければ、セルフインタビュー第二弾に続きます。

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追伸:結局第二弾がリリースされました。



次号、セルフ密着取材も合わせてお楽しみください。


セルフパネルディスカッションもやってみました。


小木曽

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