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「おまえはおまえのやりたいように、自由にただ信じる道を突き進んでゆけ。」

「おまえはおまえのやりたいように、自由にただ信じる道を突き進んでゆけ。」

『次郎さん。私はもう27で、周りは10代からやってるのに完全に出遅れて音楽を始めたんですね。本当にいけるんかなとずっと思ってて。』

「何を言っているんだ一馬!まだ27だろう。もうそんなんどうにでもできる年齢やで。俺なんかもう40過ぎてるぞ。全然こっからやで。やりたいことをガンガンやっていきな。」

初めての出会いが11年前の2012年。
本格的に表に立ち、音楽活動をやっていこうと動き出した時でし

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頭が真っ白で指が震えながらも乗り越えた、ピアノでのライブ演奏

頭が真っ白で指が震えながらも乗り越えた、ピアノでのライブ演奏

「わかりました!中島みゆきの『時代』ですね。せっかくなのでピアノでやります!伴奏は私一人で。これ弾けるようになったら絶対カッコいいよな。あと8ヶ月ぐらいか。練習します!!」

そっからピアノとの戦いが始まった。

ピアノはあまり得意ではない。
そもそも楽譜が読めないし、ギターが染み付いている私はまず頭でコードに変換して音を探して鳴らすので、どうしてもワンテンポ ツーテンポ遅れる。
だけど流しを始め

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今年の新曲はfunk music!!!

今年の新曲はfunk music!!!

いよいよ明日は年に一度、ゴスペルライブに出演致します!!!

バックバンドのギター、だけでは無く!!
今回のゴスペルグループ「Q-VOX」のお二人のお熱いご要望により、第一部を演奏します!!!

条件はたったひとつ。
流しではなくオリジナル曲を歌うこと。

私は元々シンガーソングライターで、CDも4枚ほど作りました。

流しを始めライブハウスから離れ、今やほとんどステージで歌わなくなりました。

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『一馬のオリジナルを歌ってほしい』

『一馬のオリジナルを歌ってほしい』

「車の中に一馬さんのCDを置いてて、いつも聴いているんです。奥さんが好きで、『ジョントンソン』を歌ってもらえませんか!?」

今日はピクニックに呼んでもらった。
とりあえずギターを持っていった。
主催者の方とは音楽で出会ったし、タイミング合えばぜひ盛り上げてほしいと。

20人ぐらい集まり、まずは一緒に飲んでいた。
初めましての方もいたけど、気がつけばいつの間にか溶け込み、あっという間に仲良くなっ

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手の内を晒して退路を断つ

手の内を晒して退路を断つ

昨日のライブは本当に最高だった!!

3年ぶりのステージ。
当然緊張しないわけがない。
しかも私の場合、ただ歌が良いとか演奏のクオリティーが高いだけでは足りない。
「楽しい」と「おもしろい」がいる。

勝手な思い込みかもしれない。
だけどどの過去を振り返っても「一馬はきっと今回も何かしでかしてくれる!」をいつも感じる。
ただでは終われない。
まさにCDでは再現できないライブの世界。

今回は5曲。

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明日は最高の一日にするぞ!!

明日は最高の一日にするぞ!!

いよいよ明日、ライブステージに立つ。

この1週間はいつもの練習だけでなく、ライブ向けの練習も重ねた。
きっと明日は緊張するだろう。
それも含めて非常に楽しみにしている。

本当は昨年末に開催予定だった。
だけど私がコロナにかかってしまい、延期となってしまった。
だからこそ今回、何よりも気を引き締めたのが体調管理である。
前回は仕方ないかもしれないが、気をつけるに越した事はない。
もう同じ過ちは繰

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これからも変わらず変わりゆく

これからも変わらず変わりゆく

最近はTHEE MICHELLE GUN ELEPHANTをよく聴いている。

いつだったか程よく酔った夜、無性にライブが観たくなって、布団に潜り映像を。
眠くなるどころか逆に目が冴えてしまった。

10代の頃から好きだった。
ロックンロールの血が騒ぐ。
忘れていたこの感覚。
忘れたくないこの感覚。

流しと融合できないか。
最近はそんな事ばかり考える。
流しはまだ5年。
ロックンロールを追い求め

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久々に、流しではなくライブをやる

久々に、流しではなくライブをやる

実は来週末にライブがある。流しではなくライブ。
もうそれだけで胸が熱くなる。

ライブをやらないと決めたのは2018年。
流しに転向した時。

なぜライブをやらないと決めたのか。
夢が叶わないと思ったからだ。
「音楽だけで生きていく」という夢が。

ライブの世界は弱肉強食。
溢れんばかりのライバルが血を引き裂くように挑みあっている。

20代だった私も絶対に負けないと戦い続けた。
しかし30代にな

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負けを認める覚悟と未来

負けを認める覚悟と未来

今朝、恐ろしいアーティストを見つけた。
Ado。
勿論前から知ってはいた。
「うっせえわ」も流しのレパートリーにある。

この前の竣工御披露目会でも他の場所でも、よく話題に上がる曲が「新時代」。
ONE PIECEが好きな私は、存在は知っていた。
宿題として頂いてはいないけど、1曲持っといてもいいかなと本腰入れて聴いてみた。

想像を超える曲のクオリティーの高さと情熱的な唄声に衝撃が走った。
音楽

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ギター1本でもバンドには負けない

ギター1本でもバンドには負けない

先日、久しぶりにバンドと共演した。
当時の熱い気持ちが蘇った。
それは、ギター1本でバンドに勝つという事だ。

サウンドの大きさでは勝てるわけがない。
向こうはドラムもベースもある。
ましてやこの間はキーボードまで。

ではどこで勝負をするか。
ハートで挑む。
バンドの音は、聴こえてくるように歌い鳴らす。

実際は鳴っていない。
だけど一馬の演奏を聴くと、バンドの音が聴こえてくる気がする。
感覚を

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30日間苦しみ続け、ついに生まれた新曲

30日間苦しみ続け、ついに生まれた新曲

難産だった。本当に難産だった。
あきらめたらどんなに楽だろうと、何度も何度も頭をよぎった。

だけどあきらめたくなかった。
未来の自分を想像した。
あきらめて何事も無かったように生きていく自分と、カッコ悪くてももがき苦しみ、足掻き続ける自分。

一択しか無い。やっぱり一択しか無い。

何度も捨てた。
創っては捨て嘆いては書き、それすらも捨て再び問い続けた。

そして生まれた。
たかが1ヶ月。されど

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自己紹介をさせてください2022!!

自己紹介をさせてください2022!!

流しをやっております、稲田一馬です!
出身は熊本で、19歳の頃に大学で大阪へ移りました。
現在はそのまま大阪在住です。

地元のロックバンドに憧れ、中学一年の時にギターを始めました。
しかしそのバンドにはスコアが無く、購入したCDを何度も聴いてはコピーしライブで答え合わせをし、目と耳だけで曲を覚えていきました。
今思えばこれこそが、沢山歌を覚えるコツを掴めたのかもしれません。

流しを始めたのは2

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自分の好きな曲だけを作れる喜び

自分の好きな曲だけを作れる喜び

今日もずっと曲作りと仏像作品展の一人稽古をやっていました。

本腰入れての曲作りなんて本当に久しぶりで、しかも今日は寒かったからかライブ時代を思い出しました。

まだ流しをやる前、ライブ活動でただただ上を目指した若かりし頃。
とにもかくにもオリジナル曲、そしてステージング。

どうにかこうにか差別化を測るため、模索し試行錯誤しもがき苦しんだあの頃の記憶と感覚がよみがえりました。

幸せを感じました

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40代になる前に残したい、ような気もしてきた事

40代になる前に残したい、ような気もしてきた事

私にとっての30代は人生の転換期。

家族を持ち、子どもが生まれ、流しに出会い、独立をし、20年近く悩まされた持病からの解放と、思い返すだけでも意外と色々あったなと思いました。

また30代って、やっぱり若気と大人のグラデーションって感じがします。
血気盛んすぎず、紳士的すぎず。
聴く音楽も変わってきて、テンポで言えば今は100ぐらいが心地いいです。

あ、因みにロックンロールハヤシライスは216

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