ギター1本でもバンドには負けない

先日、久しぶりにバンドと共演した。
当時の熱い気持ちが蘇った。
それは、ギター1本でバンドに勝つという事だ。

サウンドの大きさでは勝てるわけがない。
向こうはドラムもベースもある。
ましてやこの間はキーボードまで。

ではどこで勝負をするか。
ハートで挑む。
バンドの音は、聴こえてくるように歌い鳴らす。

実際は鳴っていない。
だけど一馬の演奏を聴くと、バンドの音が聴こえてくる気がする。
感覚を鳴らす。
外ではなく内。

流しでも心がけている。
簡易的なバスドラを使おうかも考えたけど、無いほうがいい。
シンプルなほうがいい。
シンプルだからこそ伝わる事もある。
もっと本質を追求して、芯を震わせたい。

バンドは好きだ。
憧れすらある。
だけど私はバンドには負けない。
一時的に結託する事はあっても、これからも基本は一人で活動していくつもり。
当然練習もやっていくし、それだけでなくもっとバンドをイメージして、音として空気として再現できるよう、私は私を磨いていく。