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自分を、子どもを、枠の中に収めてはいないか?

昨日、コーチングの講座を受けた。

とてもとてもよかった。


特に印象的だったのが、

「ノミのジャンプの話」。

ジャンプ力のあるノミを箱の中に入れて蓋をすると、
蓋の高さまでしか跳べなくなってしまう。

再び蓋を開けても、本当は跳べるはずなのに、
蓋までの高さしか跳べないまま。


私もこれまで何度も聞いたことがあったのだけど、

私がやりたいのはまさにその部分だ、と改めて強く思った。


本当はジャンプ力があるのに、
蓋にぶつかった痛みを覚えてしまい、

もう痛い目をみたくないからと、
自らの意志で跳ばなくなってしまう。

本当は跳べるのに。


自分のこと
我が子のこと
学校のこと
社会のこと


いろいろと思い巡らせながら聞いていた。



コーチングは、
本来持つ可能性や能力を引き出す手法。


本当はできるのに、本当はあるのに、
「できない」「ない」と思ってしまう。

もしくは、

できるかもしれないのだけど、
痛い目をみたくないから、踏み出せない。


それを繰り返して生きてしまうと、
能力も可能性もしぼんでしまう。

そして「ない」や「痛い」をどんどん強化してしまう。


本当はあるのに、なかったことになってしまうなんて・・・


自分で自分の天井を決めて、
その枠の中だけで自分を縮こませていた以前の私。

大きく跳ぶのが、本当に本当に怖かった。


でも、

自分の可能性や能力を広げられた喜びを知ってしまうと、

「痛いかもしれない」という怖さはちっぽけなものだとわかった。


わかったけど、「怖い」はまだまだあります。

一つ破ったら、また壁が現れるので、
その都度自分に向き合っていくのだけれど、


可能性も能力も「ここまで」という限界はない。


だから、「ない」ことにして、動かないことが
本当に一番もったいないと思うのです!!




そして、何よりも、

子ども時代に蓋をされてしまうことを止めたい。


心理学者のシャド・ヘルムステッター氏によると、
人は生まれてから20才になるまでに、
普通の家庭で育った人で、

合計で14万8千回

もの否定的な言葉を浴びている。


コーチング講座の中でも問われました。


私たちの言動で、
子どもたちにこの天井をつくってはいないだろうか?


そんなつもりはないけれど、
良かれと思っているんだけど、

天井をつくってしまっているなと思うことは多々あります。


だから私は、教育・子育ての分野でも声を上げていきたい。


親も先生も子どもに関わる大人たちは、
みんな子どものためにと一生懸命です。

だったら何をしてもいいのか?というのはまた違う。


「気づく」ことからしか変わらない。


自分に天井をつくらない大人は
子どもにもつくらないんです。


そう、だから、まずは大人自身から。

自分をもっともっと解放して、
自分の力や可能性を広げていく大人に。

トライ&エラーができる大人に。

ちょっと痛い目をみたとしても立ち上がれる大人に。

子どもたちに自分の生き様を見せられる大人に。


そんな大人の本気やパワーを引き出せるコーチングを
これからもしていきたい。




私が経験から得てきた
自分の枠を越えていくためのヒントを書いています。

よかったら読んでみてください。

https://my912p.com/p/r/mSxXZUZR


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