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学校に行く、一番の動機になるもの。

金曜日。
今日は小3娘はフリースクール。
小1息子は学校。

娘はルンルンで準備。
一緒に朝ごはん食べながら聞いてみた。

私:やっぱりフリースクールだと、行きたい!の気持ちなんだね。

娘:うん!そうだよーー!!

まあでも、昨日の学校の話も聞いてると、
宿題もちゃんと提出できて、相談室も上手く利用しつつ、
理科の種まきを遅れたけどやって、思っていたテストも実施され、
なんだかんだ思うようにいったらしい。

そして弟だ。
姉がルンルンでフリースクールに行くのを見て、
どうする?どうなる?

とーっても眠そうで、朝はダラダラと過ごしたけど、
時間になってランドセル背負って出発。

そしたら校門付近で、友だちを発見!

「〇〇くんだ!」
相手の子も「~ちゃんだ!」と答えてくれた。

何やってんだよーと笑いながら
私を振り返ることなく走って校門をくぐっていった。


ランドセルしょって、友だちと走って門をくぐる息子の姿が、
眩しすぎて、泣けてきた。


誰もが描く小学生の朝の光景。
友だちと笑って話しながら、先生に挨拶して、学校に入っていく・・・

それが当たり前だってどこかで思ってるのかもしれない。
それが目の前にない現実に、私は心痛めているんだなぁ。


息子は「友だち」が動機になって、前向きに登校した。

それで思い出した。
私が初めて高学年を担任した時に、同じ学年だったベテランの男性の先生。

全校の前でも、その先生が一言発すると、
いや発さなくても、前に立つと、のときもあったな、
全員がピンとなる。

脅威を与えているとかではない。
その人の話は聞こう。しゃんとしよう。
そういう動機を与えてくれる人だった。

クラスの子は、
その教科が好きとか嫌いとか関係なく、
その先生に教わりたい!その先生と一緒にいたい!
その先生に言葉をかけてほしい!
そんな存在の人だった。

かと思えば、おっちょこちょいで、いろんなこと抜けてる。
そこも隠さず出す。おちゃめなところもみんな知っていた。

子どもはもちろん、先生も保護者も、みんな大好きだし尊敬していた。
ほんとすげー人だったと思う。

だから、「静かにしなさい」なんて言わなくていい。
「チャイムを守りなさい」も「ちゃんと並びなさい」も。

今思うと、
学校のルールを教えるというよりも、
大人になった時に必要なことを教えていたような気がする。

それを聞いて、子ども自身が今自分に何が必要か考え、
自主的に動く子たちになっていた。


何が言いたいかというと、
一番大事なのって「人」なのかな、と思ったのです。

何をするか、どんなふうにするか、
よりも
誰といるか、誰に教わるか、
その人が何を言ったか、その人が何を目指しているのか、

それが人を動かす一番の動機になるんじゃないか。


でも、今の教育「誰が教えても同じになるように」なってません?
それで先生たちが苦しめられていません?
それによって子どもたちが苦しめられていません?

学力も大事だけど、
人間力を育てることの方がもっと大事。

人間力を育てるには、
教える側が人間力をもっともっと発揮していかないといけない。

そして人間力をもっともっと磨いていかないといけない。

でもそれって、自分という人間が、何を伝える役割があるのかを知らないといけないということでもある。

一刻も早く先生たちを要らぬ仕事から解放して
そういうことを先生たちが表現できる学校になってほしい!


我が子が小学生のうちに、何か変化を起こせたら・・・!
(あと4年弱しかないけど!)

ということで、「教育で繋がる会」はじめます。

本当に子どもたちのためになる教育って?
それをみなさんと話したいです。

日時:6/11(日)午前10~12時
場所:オンラインZoom
申込:https://bit.ly/42BPG5B


ご参加お待ちしています!^^


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