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「生きづらさ」の正体

元々なんとなく生きづらかった。

演じちゃうっていうか
内側の自分と外側の自分が違う感じがするっていうか。


とは言え、
友達もいたし結婚もしたし
仕事もそれなりに順調だった。

でも、
仕事での役割が増えて
責任が増えて

大きめのプロジェクトを仕切るとか
講師を務めるとか
そうなってきたときに
つらくなってきて

漠然と「辞めたいなー」って思うようになり

それでも責任果たさなきゃいけないから
がんばり
がんばることが重なって

「辞めたい」の本気度は上がってきた。


産休育休に入って
一旦クールダウンしたけれど

復帰が近づき
また悩み始めるも

結局復帰してみて考えよう・・・

と思っていた

じっくり考えるより先に
倒れてしまった。


復帰と育児との両立と
さらに私の場合は異動も重なったから
慣れないことだらけになった。

文字通り

いっぱいいっぱい

ってやつ。


とは言え、

それまでも、よく
いっぱいいっぱい は経験していた。

けど、ごまかしていた。
ごまかせる程度だった。

余裕はまだあった。


けど、
子どもができると、違う。

余裕がほんと、ない。


タスクと時間に追われるだけの日々。
家と職場の往復だけの日々。
学校の仕事と家の仕事だけの日々。



一番は
我が子につらく当たってしまうことが
私には効いた。

あとは
仕事で成果が出せないというか
中途半端にしかできない悔しさも。


自己嫌悪、自己否定のループ。


身も心もボロボロになった。



元々の
「生きづらさ」
が爆発したとも言えるかもしれない。


これまでなんとか自分を保ってきたけど
もう、いい自分でなんかいられない。
ちゃんとなんてしてられない。
取り乱しちゃう毎日。


生きづらさの正体は


自分をいい状態で存在させていたい


だったのかもしれない。


いい自分でいたいのに
仕事に育児に余裕がなくなり
とんでもない自分になってしまった。



けど

「いい状態で存在させていたい」

が悪いわけではない気がする。


だって、今だって

いい状態で存在させていたい

と思ってるなーと思ったから。



あの頃の爆発しちゃった私は

ありのままの自分には価値がないから
何か価値を付加していなきゃ

というのがあった。



つまり

ありのままの自分を否定している

状態だった。



今は、

ありのままの自分は
もちろんダメダメなところはあるけど
いいところもあるって知ってる。

価値があるってわかってる。

人を幸せにする力があるって
わかってる。

それが客観的に掴めるようになった。



いい自分でいたい。
誰だって。



けど、それは

自分はダメだから とか
自分には何もないから とか

の気持ちの裏返しだと
つらくなる。



そうすると
私の生きづらさの根本原因は

ありのままの自分を否定している気持ち

だったんだな。



#ワーママあるある
かな?

とにかく余裕がなくなって
生きづらさが爆発して
自分に向き合うしかなくなる。


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