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これからの教育を考える。

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元教員で、フリースクールと学校のハイブリッド登校をする小学生を持つ母が、教育を考え続けています。現在活動中の「教育で繋がる会」「ぐんま教育キャラバン」のイベント告知や開催報告も載…
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#学校教育

休日の体験から、「教育ってこういうことか」と思った話。

土曜日 地元で活動を続けている 私の母のコーラス隊のイベントを 子どもたちと楽しんできました♪ 60〜90代の方々と一緒に 歌って、動いて、笑って、 時に子どものアイデアを採用してくれたり 可愛がってもらい、とっても喜ばれて お互いに満ち満ちた時間になりました。 その日の夕方は 地元高校主催のサッカー体験⚽️ スポンサーの銀だこ目当てではあったけど笑 中学生や高校生と触れ合ったり 周りの上手い子たちに刺激されてがんばってみたり コーチの熱い指示で走りまくったり これ

先生の働き方について、chatGPTに聞いてみた

私: 学校の先生が「仕事が回らない」原因はなんだと思いますか?先生個人の問題と、システムや社会の問題との両面から5つずつ教えてください。 私: 上記の状況を踏まえ、先生たちの仕事が円滑に進み、充実した教員人生にしていくための解決策は何ですか?長期的な策と、5年後には達成できる策を、先生個人の問題とシステムや社会の問題の両面からそれぞれ5つずつ挙げてください。 私: 上記の解決策の中で、優先順位の高いもの上位2つを、個人の問題、システム・社会の問題のそれぞれで教えてください

宿題って必要??〜完結編〜

宿題って必要か、否か、 私の考えを書いています。 前回の記事はこちら。 教員時代は当たり前に宿題を出していました。 毎日のチェックが大変すぎる、とは思っていたけど みんなやってるからやるのが当たり前で常識で 「そういうもん」としか思ってなかった元教員です。 それから、子どもが小学校に上がり、 何事にも意欲・理解力・実践力のある娘が 学校には行きたがらないし、宿題やりたがらないってことで 「学び」とは?と考えるようになって 宿題は意味がない そう思うようになったことを

宿題って必要??

宿題の有無について 教育を考える人たちの中ではよく話題にあがります。 まだほとんどの学校で当たり前に宿題はあるけれど 少しずつ なくすorあり方を改める 方向に 動いているように感じます。 嫌々やっても実にならない 「学び」ってもっと他にある 家庭の負担 チェックする先生の負担 私もいろんな理由があって、 なくしていいんじゃないか、と思っていた。 でもまた少し考えが変わってきたのが最近。 私は教員だったので、宿題を出していた側です。 その当時は、宿題を出すことは当

我が子たち、そして私の修了式

卒業、修了おめでとうございます🌸 昨日は子どもたちの修了式でした。 いつもと変わらずバタバタして 帰ってきて 友達ん家いくだの連れてくるだの バタバタして ご飯食べてお風呂入って バタバタして眠って 起きてみて あ、今日から春休み あ、1年終わったんだ とやっと体感した朝です。笑 改めて、1年よくがんばったー と思ったら泣けてきた どうしても気が張っちゃうタイプで 無事に終わるように みんなが幸せでいられるように、と 神経張り巡らしてたことにも 改めて気づく

行きしぶりの葛藤。学校への希望。

めっちゃ葛藤してます。 息子が、遊びたいから今日は遅れて行く、と。 私の考えの上では、子どもの主体性が大事だし 今遊んでる中に(姉とごっこ遊び)彼にとっての大切な学びが詰まってるなぁと感じるので 気の済むまでやって欲しいと思うけど、 本人に聞いたら、学校は行く、でももっと遊んでから、と。 今はそう言ってるけど、 学校に遅れて行くと本人も気まずくて 入りにくいんですよね。 私自身も、気まずい。 アウェイ感あるもん。 これでいいんだ、って堂々とできない、 まだまだ脱ぎ

教育を「より良く」〜息子の宿題から思うこと〜

小1の息子、音読の宿題。 「どうぶつの赤ちゃん」 発達段階的に、まだスラスラ文章を読めない。 ストレスを感じながらやってる。 成長には多少の負荷が必要だと思うけど かなり負荷がかかると いやになっちゃうよなー 段階に合うものに変えてもらおうか 短くするか 何か手立てをとりたいなー 全員同じ、やはり無理があるよなー と傍らで見て聞いて考えていました。 今度は中身にフォーカスして、 ライオンやらしまうまは 赤ちゃんがこれからを生きていけるように 自然の法則にのっとり

大人の「良かれと思って」は子どもを幸せにするのか?

昨日は校則をなくした西郷先生の講演会へ。 今日は「子どものウェルビーイング」のオンラインフォーラムに参加。 どちらも今の自分のど真ん中にくるお話で、 メモが止まらなかった。 時間がなくてまとめられず残念だけど、 簡単にいうと、 子どもが幸せであるかどうか が何より、何より優先されてほしいということ。 勉強ができる、できない 話が聞ける、聞けない 忘れ物がある、ない ルールを守れる、守れない 教員も親も どうしてもわかりやすいそれらのことで 子どもに声をかけてしま

教育漬けな1週間①

先週木曜から、金、土、日、火、木と 教育にまつわるイベントだらけで 勝手に教育週間でした! スタート木曜は、 スクールカウンセラーさんとの面談日。 私の活動も知ってくださってるので、 子どもの話もしつつ教育の話をいつも。 そしたら一緒にいた娘が、突然、 「特別支援級にいきたい!」 と言い出した。 (前から言ってたけど私忘れてた) 私はめっちゃ賛成派。 通ってる子たちとも先生たちとも仲良くて 娘の感覚としてそこが合いそうって思ってるんだったら、 きっといいはず。

「教育への想いシェア会」開催しました!

9月26日に、「教育への想いシェア会」を開催しました。 ご参加のみなさま、ありがとうございました😊 今回は、 デンマークの教育を見学に行き、 そこでの肌で感じたことのシェアから始まりました。 当たり前にお互いの「違い」を知っている文化だそう。 学校の中や身近に「対話」があって 自分のこと、相手のことを知る、理解するという環境にいる。 私たちも、家庭、学校で「会話」や「話」はするけど 「対話」は少ないのではないか。 「違いを知るための対話」というのが鍵な気がする。

40の私が振り返る、35歳からのライフシフト。

移住とか退職とか起業とか育児ノイローゼとか 自分の身に起きたことで語ることが多かったのですが、 ライフステージごとに年齢で区切って振り返ってみたら 35歳でガラッと変わったことがわかりました。 これを眺めて、なんと言うか、 35歳を境に 「普通」でいようとすることを諦め 「自分らしく」生きること、 「自分の幸せ」を追求することを決めたんだ それをハッキリ認識しました。 だけど、 「自分らしさがわからない」「取り繕ってしまう」って 39歳で心の講座を受けたりし

「みんなと同じことをする」の意義とは

ここのところnoteでは、 これまでを振り返ってストーリーを書いていた。 それで、ふと、思い出した。 病気休暇に入る直前のこと。 ちょうど運動会シーズンで、 運動会のダンスの練習をしていたときのこと。 体育館に150人の3年生。 旗を使ったフラッグダンスだった。 旗の角度、高さ、並ぶ列、目線、動きの正確さ、キレ、 いろんなものが要求されていた。 150人の中には、 運動が得意な子もいれば苦手な子もいる。 走るのは得意だけど、踊るのは苦手な子もいる。 集団行動が苦

先生が叶えたい教育とは?

教育、今すごく変わってきています。 コーヒーショップもスーパーも 自分の好みで選べますが、 感覚や価値観に合うかどうかで、 学校も行く、行かないを選べるようになってきました。 いち保護者としては、それで救われた。 子どもに合うところで成長していってほしい。 安心したら、その次、 より良くなるといいなって願いが出てきました 私は元教員。 教員目線で学校を見てしまうのだけど、 そうすると、 本当にそれでいいのか? 今のままでいいのか? どうしても拭いきれないものが

教育も人生も、気づいて、認めて、改善するしかない

先日、教育への想いシェア会を開催しました。 2年前、当時1年生だった娘が 学校に行き渋り始め、 いち母親としても、元教師としても、 教育はこのままでいいのか? という気持ちを抱かずにはいられず、 他の皆さんはどう思っているのか、 まず聞いてみたかったということで 教育への想いを聞く対話会を始めたのです。 途中お休みもしつつ、今年で3年目になりました。 子どもたちが何かを変える必要はなく、 大人が意識を変えることが必要だよね。 いつもそこに行き着きます。 しかし大